どうも。ユーム 永野です。
今回は、ニックネーム はじはじ さんからの質問です。
「住宅展示場は予約したほうがよいのですか? 見学の注意事項は?」
このことについてです。(はじはじ さんには既にメールにて回答済みです。)
それでは早速お伝えします。
※ご質問者の個人情報に係わる事は削除又は変更してお届けします。
はじはじさんへ きっと初めての住宅展示場見学なのですね。 はじめてって、わからないことだらけで、少し不安になったりするもの。 でも、ぜんぜん大丈夫ですよ。 さっそく結論です。 ・一般的には予約無しで大丈夫・時間が無い人や計画を急いでいる人は予約した方がよい予約はしたほうが良いのですが、まずほとんどの方は予約無しです。 まずは気軽に見学したいという方が多いので、予約をしないで見学をする人が圧倒的に多いわけです。 ただし、とても重要な注意事項があるので、そのこともお伝えします。 |予約無しの場合の住宅展示場見学の流れ展示場は一般的に10時~18時までです。 平日の水曜日はモデルハウスによっては閉店のところもありますが、もとろん土日・祭日はやっています。 住宅展示場に着いたら、トイレの場所は確認しておきたいですね。 モデルハウスのトイレは使用できないので、通常はセンターハウスにあります。 お目当てのハウスメーカーがまだ無ければ、外観のデザインを見て好みのモデルハウスを見ても良いですし、 とりあえず有名な会社に入ってみようでも良いと思います。 どのモデルハウスもとても大きいので、最初に入るのは少し勇気が必要かもしれませんが、入れば笑顔の女性スタッフや営業マンがウエルカムな雰囲気で迎えてくれますので、緊張しなくて大丈夫です。 もし、赤ちゃんのベビーカーがあれば、玄関脇も広いので外に畳んで置いておく事ができます。 託児コーナーがある展示場もありますので、利用されたい場合はあらかじめセンターハウスに対応年齢や時間帯などを確認しましょう。 ただし託児は土日しか対応していないケースも多いです。 ワンちゃんが一緒の場合は、モデルハウスによって対応が違うのですが、中はNGというところがまだ多いです。 外の支柱などにつないでおくか、抱っこやキャリーケージならOKというところは多いです。 はじはじ さんのご年齢はわからないのですが、車椅子のままタイヤを拭いて中にはいれるモデルもありますが、対応の是非はまちまちのようです。 中に入ると通常は大人用と子供用のスリッパを用意されています。 もし、人が履いたスリッパはイヤということであれば、マイスリッパを持参してもいいでしょうし、見学用の靴下に履き替えておくのもよいでしょう。 ・アンケートの記入に関して最初に(または後半に)アンケート(受付)の記入をお願いしますと言われます。 個人情報ですので、最初にどこまで記入するかをあらかじめご家族で話し合っておきましょう。 いまだに、アンケートを拒否すると嫌な顔をする営業マンもいるかもしれませんが、基本的には「展示場を一通りまわってからで」などと言えば問題無く見学はできます。 営業担当者によっては、アンケート無しだと自発的にきちんと案内や説明をしてくれないというケースもまだあるようですが、その時でも見学をしながら聞きたい事をこちらから聞けば教えてくれるでしょう。 ・最初にモデルハウス全体の大きさを確認するとわかりやすいモデルハウスのリーフレット(案内)をもらえるケースも多いので、全体の大きさを確認しながら見ると良いです。 見学のコツとしては、リーフレットを見ながら黙々と見学するよりも、ちょっとしたことでも担当者に聞いたほうが良いということです。 答えが早いというだけではなく、お互いにコミュニケーションがスムースになるので、より参考となる情報も教えてもらいやすくなるからです。 住宅展示場に行く前に、今のお住まいやご実家の広さ(㎡数や坪数)を知っておくと、モデルハウスの広さがわかりやすく比較できます。 大雑把に言いますと、延床(のべ)面積というのは、1階の屋根と柱に囲われた面積+各階の床の面積の合計です。 よくこの家は30坪です!というのは、この延床面積のことを指すケースが多いです。 例えば今のお住まいが60㎡であれば延床面積18.15坪となります。 これは㎡数×0.3025=延床面積となります。 逆に、モデルハウスの1階部分だけで30坪であれば、 30÷0.3025=約99.17㎡となります。 1坪は約2畳と覚えておきましょう。 ですので、もし今のお住まいが60㎡/約18坪で、モデルハウスの1階が99㎡/約30坪であれば、モデルハウスのほうが約12坪、24畳分広いということになります。 延床(のべゆか)面積に対して、建坪(たてつぼ)というのは、建築面積のことで、これも大雑把に言うと、1階の床の面積+玄関などの柱で囲まれた床の面積のことです。 ザックリと建坪(たてつぼ)=建築面積=1階部分の面積とだけは覚えておきましょう。 もしお時間があるのであれば、この会社の特徴は何ですか?と聞くとより良いと思います。 例えば、今日は耐震性だけを聞いてまわろうとか、メンテナンス費用を聞いてまわろうとテーマを絞って、各社を回っても良いです。 もちろん、金額も聞きたいところですよね。 |予約無しの住宅展示場見学の注意点予約無しの場合は次の2点は覚悟しておいた方が良いです。 ・せっかくの休日に行ったのに、説明してくれる人がいなくてただ自分達で見学しただけとなる可能性もあります。 ・アンケートで個人情報を書いた場合、たまたまそこにいた営業マンが自分の担当者となります。 以上の注意点だけは知っておきましょう。 もちろん、最初はモデルハウスの空間やインテリアを楽しむだけでも大丈夫です。 80坪(約264㎡)~100坪(約330㎡)ぐらいの大きなモデルハウスも多いですが、楽しむことで将来のモチベーションにつながります。 詳しく聞きたい場合は、着座して約2時間ぐらいかかるのが一般的です。 そうなると、1日2モデルハウス見たら結構疲れます。 因みに、土日は周辺のランチも混むところが多いので、時間をずらすか、食中毒にならないような季節はお弁当やパンなどを用意して車などで食べる方もいらっしゃいます。 3つのモデルハウスできちんと説明を受けるには朝から夕方まではかかると思っていた方が良いです。 ですので、事前にネットで下調べをしている方も多いですね。 |予約をしてから住宅展示場の見学をする場合の注意点時間が無くて計画を急いでいるのであれば、予め住宅展示場内のモデルハウスを調べて、電話にて予約したほうが確実に詳しく話を聞いたり、相談ができます。 その時は、予算や計画内容、時期、ご家族のことを電話で聞かれる可能性はあります。 ・一番大きな注意点は、たまたまそこのモデルハウスや事務所に居て、電話に出た営業マンがあたなの担当となることです。 つまり、確率論的には、最初に電話にでるのは一番若い担当者である場合が多く、そこにいる時間が多くある人=そこまで人気がなく忙しくない担当者である確率は高いと言えます。 |
はじはじ さんへ
とても大まか流れと注意事項は以上です。
基本的にはリラックスしていただき、
せっかくなので楽しみながら、参考となる情報も入手してみてください。
一番の注意点は、最初にモデルハウスでアンケートの記入を促されますが、そこで個人情報を書いた瞬間に、あなたの将来の担当者が決まってしまうことです。
そして、優秀で人気がある担当者は打合せで忙しく、住宅展示場のモデルハウスに待機できる時間がなかなかないということです。
それらを含めて、住宅展示場には5つの残念なことがあります。
もう少し詳しく知りたい方は、こちたの記事もどうぞ。
住宅展示場の5つの残念と最善のモデルハウス見学法は コチラ