トヨタホーム【耐震性評価ランク】ハウスメーカー徹底比較!

能登半島地震の被災地支援に行っており、一旦新規ご相談をストップしておりましたが、2月8日~再開いたします。 
2024年2月6日 ながけん( 永野 健一 ) 

 

 

こんにちは U-hm  (ユーム)  永 野 です。

震災時にも、老後に万が一売却や家を貸したいと思った時にも、このハウスメーカーの家を建てて良かったと思えることが大切だと考え、家づくりの無料サポートをしています。

 

今回は、トヨタホームは本当に地震に強いのか?についてです。

 

具体的に以下の点に関して説明致します。

 

・トヨタホームの耐震性・

・震災時の対応能力

・長期保証を継続できるかどうかの企業力

 

それでは目次からどうぞ。

※2021.7.14に更新しました。

 

U-hmロゴ

■「幸せつづく家づくり」の探求者|ながけん(ユーム 永野 健一)の 簡易プロフィール

 

・1分1秒を争う業務厨房の動線設計及びHACCP(危害要因分析必須管理点)に基づく環境改善提案を5年

・大手ハウスメーカー(HM)時代を含めて、土地探し・家づくり支援を20年以上

・独立後、相談者が提案されたプラン・見積診断は1,000回以上提供

 

※業界初の注文住宅の本格的なオンライン・セカンドオピニオンサービスを提供する会社 u-hm株式会社 CEO

 

 

まずは、下の表の評価ランクだけをざっと見て、次の【解説と所感】の太文字だけもご覧いただければ約2分で重要ポイントがわかります。

 

■トヨタホーム耐震性評価ランクとその詳細

 

トヨタホーム耐震性評価ランク

※各ハウスメーカーが公示している内容による比較評価となっています。

 ※U-hmでは構造の部位のみの実験よりも実大実験を最重視しています。

(2021.07更新,u-hm調べ)

1.過去の建物被害の大きかった地震波にて実大実験をしているか?

評価ランク

<鉄骨系>

「シンセ(鉄骨ラーメン構造)」標準耐震

B:1995年兵庫県南部地震神戸海洋気象台観測波?※以後神戸波(2003年)

「シンセ(鉄骨ラーメン構造)」+制震装置「T4システム」搭載

B:神戸波(2004年?)

2.建物の余力を確認する実験ができているか?

評価ランク

<鉄骨系>

C:1054gal(神戸波?微増。実験年不明)他、予測東海地震の予測波1099gal(詳細不明示)など大地震(震度6以上)17回を含む連続加振。

 

構造体に損傷無し。
内装クロスに一部「しわ」「切れ」、石膏ボードの割れ程度の軽微な損傷。
外壁タイルに損傷無し。
太陽光発電も異常無く、停電時の安心も実証。

3.実験体の参考度合は?

評価ランク

<鉄骨系>

A:2階建て鉄骨ラーメン構造「シンセ」標準耐震(2003年)

A:2階建て「シンセ」+制震装置「T4システム」搭載(2004年)

4.実大実験による揺れの抑制はどうか?

評価ランク

<鉄骨系>

「シンセ(鉄骨ラーメン構造)」標準耐震

B:震度6以上(神戸波等)の実験で(詳細位置不明示)変形幅は平均値は17㎜。

「シンセ」標準耐震+制震装置「T4システム」

B+:震度6(神戸波等)以上の実験。上記耐震と比べて「T4システム」により2階床から天井までの変形量20~70%低減。

5.過去の地震に対する被害状況の明示と結果は?

*地震の揺れによる被害

評価ランク

不明示。

6.震災時に対応が期待できる組織力は?

評価ランク
トヨタホームは販売会社制を取っている事や企業力及び実績が地元の愛知県に約30%も集中しており、大震災時の本社自体のリスク分散や他のエリアからの応援体制において、直営拠点を全国展開しているハウスメーカーと比べると不安が残ると言わざる負えない。

7.生き残れる企業力は?

評価ランクB

トヨタホームは、2020年1月7日をもってプライムライフテクノロジーズ株式会社の子会社となった。

同年度のトヨタホームは、MOKUA-J(2×4工法)を新発売。
分譲住宅を中心に展開。木造住宅の拡大を図った。
また太陽光発電無償提供サービス「ずっともソーラー×トヨタホーム」を展開し、太陽光搭載率の上昇を図った。

2021年3月期決算では、対前年比売上高+1.6%、経常利益+212%だった。
特に経常利益が大きく上がった。

ただし経常利益率は1.51%のため、大手他社と比較して勝ち組とは決して言い難い。

 

この表を見て、あまり内容が分からなかった方は、先にこちらを見ていただければ明確にご理解いただけると思います。

☞「ここだけ知っておけば惑わされない!【本当に地震に強いハウスメーカーを選ぶ秘訣】」

 

⇒ユームがお薦めするハウスメーカーとは? その理由はコチラ

 

 上記表の解説と所感はこのあとスグ。

 

 

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他のハウスメーカーの評価ランクは  コチラ

・住宅展示場見学の5つの残念と最善の見学法は コチラ

・土地探し3つの落とし穴と予算内で良い土地を見つける方法 コチラ

・ユームが厳選した5社とその理由は? コチラ

 

 

 

 ■ハウスメーカー比較の為の解説と所感

太字だけで約1分でポイントがわかります。

 

1.過去の建物被害の大きかった地震波にて実大実験をしているか?

 

震度7でも全壊率の低い地震波と全壊率が高くなる地震波があります。

 

トヨタホームが実大実験を行った実験波の詳細な明示が無いが、神戸波と推測されます。

 

神戸波の最大速度(2成分PGV)105カイン、観測地の半径約200m以内の建物全壊・大破率は約2.5%の地震波です。

 

周期1秒以内の短周期に強震のピークが来た地震です。

 

建物自体の固有周期は短周期(1秒以内)であっても、共振が激しくみられる揺れの周期は約1~2秒以内ということが分かってきており、残念ながらその様な建物被害率の高かった地震波による実験がなされていません

 

へーベルハウスは2015年に全壊率が約34.9%であった同じ兵庫県南部地震におけるJR鷹取駅の地震波や同約18.0%であった新潟県中越地震の川口町の地震波など、周期約1秒過ぎに大きな強振が襲い、建物被害が大きくなってしまった実際の地震波で実験をしています。

 

そのことと比較して、トヨタホームの評価ランクをBとしております。

 

トヨタホームには2016年の熊本地震の益城町宮園の観測波等による建物被害率の高かった実際の地震波にて3次元振動の実大実験をしていただき、他のハウスメーカー及び子会社のミサワホームがしている様に、その詳細を明示されることを願います。

 

※上記観測地のカイン数は2方向水平ベクトルの和にて表示しています。その他に3成分による数値など若干数値の違いが生じますが、評価に変更を及ぼす違いではございません。

 

※重要な補足

最近、ハウスメーカーや工務店の営業トークで、「ウチ熊本地震の地震でも倒壊はありませんでした!というものが横行しているようですが、熊本、益城町でもどの場所にその会社の自社物件が何件建っていたかを確認された方が良いです。

熊本の益城町でも、その町内のなかでも被害の度合がエリアによって分かれているからです。

 

また、「熊本の益城町の地震波で実大実験しているからウチなら大丈夫です。」と断言している営業も散見されますが、注意が必要です。

その実大実験には、基礎がついていない場合が多いからです。

基礎と基礎と土台や柱との緊結がどれだけ強固なのかがとても重要なので、その部分も良く比較されることをおすすめします。

 

また、実験の建物は通常よりも窓が少なかったり、階上や屋根の荷重を一番理想的に階下に伝わるような設計も多いです。

一方で、みなさんが希望する間取りは、実験体よりも窓が多かったり、空間も開放的に広かったりもします。

また、2階や屋根の荷重を受ける1階部分の柱や壁の位置が、実験体とは違うことが多いです。

ですので、実験して大丈夫だから絶対に安心ということではありません。

開口部が大きい時や、開放的な空間の設計時にどのように耐震性の余力をあげる工夫をしているのか? それが信頼できるものなのかを確認することもおすすめします。

 

 

2.建物の余力を確認する実験ができているか?

 

現在は加速度ガルよりも速度カインがより建物被害と相関性があると言われています。

 

U-hmの調べでは約160カイン以上の振動による実大実験を実施した大手ハウスメーカーは次の通りです。

 

積水ハウス2007年(約160カイン)、パナホームは2011年(約161カイン)、ダイワハウスは2013年(約175カイン)、へーベルハウスは2015年(約157カイン)、三井ホームは2016年(約183カイン、約231カイン)です。

(それぞれ実験内容が違うので、詳細はこのページの下部にある各ハウスメーカーの耐震性評価ランクの詳細からご覧ください。)

 

そして、現在様々なハウスメーカーや工務店の一部においても、この速度カイン(kine)や最大速度のPGVの高い数値による実験の訴求が横行してきています。

 

U-hmの地震に関する記事を何回か読んでいただいている皆さまはもうわかっていただいている通り、単にガル数やカイン数の高い振動実験を短周期や長周期帯にするのではなく、周期約1~2秒内に強振させた実験が肝要である事は、【本当に地震に強いハウスメーカーを選ぶ秘訣】にて記述させていただいた通りです。

 

トヨタホームのこの震災時の余力を確認する実大実験においては、やはり短周期(1秒以内)の強震実験であり、建物被害の高い約1~2秒以内にピークを持つ地震波では無いようです。

 

東海地震の予測波も1099galというだけで、具体的にどの場所を想定したどの様な予測地震波だったかの明示がありません。

 

いずれにしても、他ハウスメーカーと比べて、実験したgalの数値を含めて建物の余力を確認できるものであったとは言い難い内容の為、評価はCとしています。

 

2004年の実験から、日本は非常に多くの地震に見舞われ、さらなる大地震に襲われる確率が高い中で、最新の実大実験による耐震性の実証をしていただき、その重要な部分の開示を願っております。

 

 

3.実験体の参考度合は?

※上の画像出典:トヨタホームHP ※画像外はユームの参考情報

 

トヨタホームの実験体は現実的で参考となると言え、A 評価としています。

 

今後は、3階も含めて、上記の様な建物被害率のより高い地震波による実大実験を実施していただき、その効果の詳細を明示していただくことを期待したいです。

 

 

4.実大実験による揺れの抑制はどうか?

 

現在、地震の揺れにて倒れない家という事は前提となってきております。

 

皆さまに再認識していただきたいのは、家が倒れなくても、非常に多くの方が揺れによる人的且つ物的被害に遭われてきた事実があるということです。

 

いかに住宅の揺れを抑えられる構造なのかも是非ご検討下さい。

 

構造の単体やパーツの実験も大切ですが、実際の地震動による力はより複雑に住宅を襲います。

 

やはり実大実験による実証がイメージコマーシャルにお金を投下する以上に大事な事だと思います。

 

既に、積水ハウス、ダイワハウス、パナソニックホームズ、ミサワホーム、トヨタホーム、スウェーデンハウスなどは、自社ホームページやカタログに実大実験の結果を明示しています。

(詳しくは下の各メーカーの詳細頁にて)

 

トヨタホームが開示している内容は詳細が無いのですが、耐震「シンセ」の変形幅は他社と比べて、少ないとは言えません。

 

但し、皆さまにわかっていただきたいのは、この項目は実験方法や発表内容に差異が出やすい項目であるということです。

 

例えば他社が神戸波818ガルの加速度にて実大実験を一回した時の変位を発表しているとして、トヨタホームは繰り返し行った実験の平均値を提示しているので、変形幅の数値が少し多くなっている可能性もあります。

 

因みに子会社のミサワホームでは建物の変形量だけでなく、前者の揺れ具合の指針となる地盤面の加速度に対して、2階の床面の加速度の実大実験も開示しており、実験結果の信憑性も高く、好感が持てます。

 

いずれにしても、建物が一番共振する約1~2秒の周期内での強震実験であると読み取れないこともあり、トヨタホームの評価をBランクとしています。

 

制震装置「T4システム」に関しては詳細の明示があればB+評価とも言えます。

 

 

ここで制震装置「T4システム」について簡単に紹介します。

 

※上の画像出典:トヨタホームHP ※画像外はユームの参考情報

 

制震装置「T4システム」は、一般的な制振装置と同様に地震のエネルギーを熱エネルギーに変えて、地震の揺れを抑制します。

 

このエネルギーの変換方法は他社と違う特徴があります。

 

それは上図のように、地震のエネルギーをもった直線運動を回転運動に変え、シリコーンオイルの抵抗で熱に変換するという仕組みを採用しています。

 

T4システムの要となるシリコーンオイルは。耐用年数100年相当としています。

 

この方法は、自動車の路面からの衝撃を和らげる振動吸収装置「ショックアブソーバー」の発想から開発されました。

 

自動車のトヨタならではの発想ですね。

 

T4システムは、詳細な公表はされていませんが、震度6以上で2階床から天井までの建物変形量を約20〜70%低減することができます。



ただしこの約20%〜70%というのは少し気になる点です。

 

それはこの数値にかなり差があるということです。

 

オプション仕様でこのレベルの低減だとすると、コストパフォーマンスも含めて少し疑問を感じます。

 

やはり今後は、実大実験で建物変形量をきちんと公表いただき、それを具体的な数値で明示いただきたいですね。

 

 

皆さまには、もう一点知っておいていただいた方が良いと思うことがあります。

 

それはハウスメーカーを選ぶ上で、この揺れを抑制できるという事が大切な理由は、自身や家族を守る為ということもありますが、震災後のメンテナンス費用をおさえることにも繋がるということです。

 

そういう点からもハウスメーカーを選んでいただければと思います。

 

今現在のオーナー様やこれからトヨタホームで建築する方々の為にも、地震動というのはとても複雑な揺れをする訳なので、予測波も大切ですが、実際に建物被害率の高かった地震波にて、3階を含む実大実験とその詳細の明示を心待ちにしております。

 

 

5.過去の地震に対する被害状況の明示と結果は?

 

*地震による揺れによる被害

まずこの評価項目における注意点があります。

 

それは各ハウスメーカーによって震災地の施工数が大きく違うということです。

 

特に全壊率の高かった特定のエリアにどれだけの自社物件があったのかで、全・半壊実績が違ってくるため、単純比較ができないということを皆さまにわかっていただきたいです。

 

また、過去において、自由設計の自社基準が現在よりも緩かった会社もあると思いますので、仮に過去に全半壊が生じた会社が今も地震に弱いという訳ではありません。

 

それでも皆さまがやはり気になる項目だと思いますので、あくまでも参考として評価項目を設けました。

 

トヨタホームに関しては、この項目の明示が確認できないので不明(-)としております。

 

 

6.震災時に対応が期待できる組織力は?

 

皆さまには、ハウスメーカーを検討する上でこの項目も重要だという事を認識していただきたいです。

 

実際の被災地の方のお話でわかった事ですが、震災後はとても普通の精神状況ではいられないということです。

 

今までに経験した事の無い様な恐ろしく巨大な力による揺れに突然襲われ、建物が倒れていなくても周囲は惨状と化している中で、大きな余震は夜中も関係なく何度も襲ってくるのです。

 

不意にくる余震の度に、瞬時に不安に襲われ、最悪の事態が頭をよぎり、とても普通の精神状態ではいられないということは、きっと体験者にしかわからない状況なのだと思います。

 

私が赴いた熊本県東区(益城町の隣)のボランティア先のお宅では、そのご主人は本震から1か月程経っていたのに眠れなく、お嬢様は余震がある度に泣き出してしょうがないとの事でした。

 

ご主人は精神的に本当におかしくなるとおっしゃいました。(詳しくは、「何故u-hmサービスを始めたのか?」にて

 

一方で、建てたハウスメーカーが点検に来て、「大丈夫です。異常ありません。」という言葉でどんなに心から安心できるものなのかということも別のご家族の言葉からわかりました。

 

ハウスメーカーの耐震性を語る際に、単に建物が地震に強いだけでは駄目なのだと感じました。

 

被災地では、ハウスメーカーの社員やご家族も被災者となります。

 

その様な時に、被災エリア外から迅速にフォローできるのかどうかも、真に地震に強いハウスメーカーと言えるのではないでしょうか?

 

その点において、トヨタホームは他の勝ち組となっているハウスメーカーと比べて、震災時のリスク分散面や被災地エリア外からの支援体制において、あくまでもU-hmの見解ではありますが不安が残ると言わざる負えません。

 

そのため評価ランクをBとしております。

 

 

この不安要素を払拭する為に、まずトヨタホームがすぐにできることは、形骸化された震災訓練ではなく、広範囲における大きな震災被害を想定して、各地域の拠点や販売会社と連携した本格的な震災時対応訓練の継続的実施だと思います。

 

その模様を営業の言葉ではなく、自社ホームページなどの動画や文章にて明示していただければ、震災時の対応面においても安心感に繋がると思います。

 

 

U-hmが今後、トヨタホームには特に提案したいのは、業界に先駆け、まず本社及び主要拠点の建物自体の高度な耐震性を確保し、その明示をされてはどうかということです。

 

震災時に主要となる各拠点が全半壊している様であれば、震災直後の対応や企業機能の継続も難しくなるからです。

 

そして、仕事場の保全と同時に、通勤時の無防備な震災リスクを減らす為に、社員の通勤時間帯を計画的にズラすことです。

 

またこれはかなり長期的計画となりますが、社員の自宅自体も耐震性の確保ができる為の支援や補助です。

 

具体的には、景気の停滞や繁忙期以外の時期に工場や施工現場の空白化を補う為に、社員に自社建てをキャンペーン価格にて推進したり、補助したりという事です。

 

それでも社員の自宅の耐震性強化には間に合わないと思われるので、耐震性の強いマンションの所得などの支援も無いと実現は程遠いのかと思います。

 

現在、U-hmが各社の決算説明文や中長期計画等を見る限り、自社の会社機能及び人的資産に関しての具体的な震災リスク対策を計上している会社は無いと思います。

 

内閣府は2015年に制作した「事業継続計画(BCP=Business Continutiy Plan)」のガイドラインに基づき、震災時も含めて事業が継続できる為に各企業が独自にBCPを策定することとしておりますが、そのガイドラインには上記の様な本社や事業自体、社員宅自体の耐震性向上までは言及されていません。

 

耐震性と長期保証やメンテナンス性を訴求している会社として、真剣に上記の事に取り組むことにより、既存のオーナー様は勿論、新規見込み客への訴求、社員満足の向上となり、これから就職を考える者や株主、取引先や金融機関などへの安心材料となのではないでしょうか?

 

 

そして、上記のことを提案したい理由は、もう一つあります。

 

今までもどの住宅メーカーや工務店も震災時にその被災地の社員が献身的に出社し、被災地に出向いてきたと思います。時にはそれは美談として扱われたりします。

 

しかし、それは組織集団上の精神的強制(義務感)などであってはなりません。

 

やはり、まずは社員自身とその家族の安全確保が第一であります。

 

だた今までもそうであったように、制度的義務は無くても、人間は集団心理上も含めて、ついつい無理をして震災時に出社したりしてしまいがちです。

 

是非、会社機能及び社員やその家族の震災対策にも、より一層真剣に取り組んでいただき、大きな震災時も生き残り、すぐに機能できるような保全を率先して明示していただきたいものです。

 

真に震災に強いハウスメーカーとして、次のステップに進んでいただきたいという、勝手ながらこの業界をより良くしたいというU-hmからの切なる願いでもあります。

 

これから家づくりを考える皆さまにおかれましては、是非、上記の様な震災時の対応組織力があり、大きな震災時でもその会社自体が生き残り、保証やアフターフォロー機能を継続できる様なハウスメーカーを選んでいただきたいと思います。

 

 

7.生き残れる企業力は?

 

トヨタホームは、2020年1月7日をもってプライム ライフ テクノロジーズ株式会社の完全子会社となっております。

 

プライム ライフ テクノロジーズ株式会社は、パナソニック株式会社、トヨタ自動車株式会社、三井物産株式会社が株主となり、設立された会社です。

 

将来的には、今までの単に1施主と1住宅メーカーによる家づくりだけでなく、街単位でのIoT化、モビリティー化「CASE」(Connected(コネクティッド)、Autonomous(自動化)、Shared(シェアリング)及びElectric(電動化))計画も期待できる会社です。

 

トヨタホームの2021年3月期決算では、売上高786億3千2百万円、経常利益11億8千6百万円でした。

 

対前年比売上高+1.6%、経常利益+212%となります。

 

特に経常利益が大きく上がりました。

 

ただし経常利益率は1.51%のため、大手他社と比較して勝ち組とは決して言い難いです。

 

そのため、現時点では評価ランクBの据え置きとしています。

 

 

少子化や老後の不安等による出費の抑制、住環境の多様化など、今後ますますこの住宅業界は厳しくなってくると言われております。

 

直近の2020年で81万5340戸(前年比▲9.9%)ですが、2025年には62万戸前後まで減少すると日本を代表する複数の研究機関が分析しています。

 

数字の大小は多少あるとはいえ、年間約20万戸もの住宅工事が無くなるということは避けられない状況となっております。

 

その中で、今まさに各ハウスメーカー・工務店も生き残りがかかっている重要な時期となっています。

 

 

2020年度のトヨタホームは、大きな動きとして、木造住宅の新商品「MOKUA-J(2×4工法)」を発売しました。

 

分譲住宅を中心に展開し、木造住宅の拡大を図りました。

 

 

木造住宅は今後、同社全体の供給棟数1割を目標として掲げており、動向が注目されます。

 

 

また太陽光発電無償提供サービス「ずっともソーラー×トヨタホーム」も開始しました。

 

こちらは、東京ガスと10年間の売電収入の譲渡を条件に、3~10kwの太陽光発電を無償で提供してくれるサービスです。

 

 

これらが2021年度にもどう影響するか注目されます。

 

 

 

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代 表 永   野

 

 

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各ハウスメーカーの耐震性の評価・比較に関しては、下記の文献も参考にさせて頂いております。ここに敬意を表し、厚く御礼を申し上げます。

 

○ 参考文献:

堺有紀(2009).地震動の性質と建物被害の関係.日本建築工学会誌.No.9,2009
伯野元彦 (2003). 世界最高2,005ガルでも無被害, 地震ジャーナル,36号,50-51.
川瀬博 (1998). 断層近傍強震動の地下構造による増幅プロセスと構造物破壊能, 第10回日本地震工学シンポジウム, パネルディスカッション資料集, 29-34.
武村雅之(1998). 過去の地震被害から見た震源近傍での強震動, 第10回日本地震工学シンポジウム, パネルディスカッション資料集, 45-50.
青井・他(2006). 新潟県中越地震の地震動, 月刊 地球/号外 No.53, 2006

 

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はじめまして。U-hⅿ ユーム 永 野 とはこんな人物です。

 

現一部上場情報システム関連企業で新人約100人中トップセールス

 

ニュービジネス協議会理事(当時)の方の新規起業をNO2として最初から手伝うも失敗

(トップ逃亡。20代前半で数百万円貸したお金も戻らず、給料も数か月無し。いい勉強料と思いこむしかなかったです。トホホ)

 

外資財閥系情報サービス企業で約300人中トップセールス

(と言っても、この頃はまだまだ仕事の本質が分かっていませんでした。

根性だけはあったと思いますが、めちゃくちゃ半人前の営業担当者でした。

広島に新設の営業所長となり、超ド級のブラック企業を新拠点から改革しようとしました。が、力不足で失敗。所長を降ろされ退職。人生で大きな挫折感を味わいました)

 

一分一秒を争うレストラン・病院の厨房に関して、HACCP(危害要因分析必須管理点)に基づき動線設計・環境改善提案を5年

(メニューごとに少しでも効率的で、使う人がより楽な動線・環境を考える経験は今の仕事にとても生きています。特にO157などのウイルスを削減する提案は重要な仕事だと思います。が、厨房から見る華やかなレストランの客室がなんとも輝いて見えたことか。一生の仕事として、空間やインテリアのトータル的な仕事がしたくなりました。)

 

住宅ローンから注文住宅のトータルサポートを20年以上しております。

 

◯大手ハウスメーカー時代

大手ハウスメーカー時代は、担当の設計士の提案と私の提案と両方提示することが多かったです。

 

事実上、約7割の方は私の間取り案を採用されています。

 

最初の10年ほどは良く設計士とぶつかってました。

後半は設計士案を尊重しつつ、より良い案が捻出できれば、さりげなくそれを採用してもらう術を身に着けました。

設計士との良いコラボの関係を築くのが得意となりました。

 

 

上長からは、図面描くよりもっと新規営業してくれと何度も言われました。

(どのお偉いさまも諦めていただきありがとうございました。

 

契約後も、予算上の要望が実現ができないとなると、その解決が最高の快感でした。

上長からは、契約後は設計士に任せて、新規営業してくれと何度も言われました。

(どのお偉いさまも、あきれて自由にさせていただいてありがとうございました)

 

 

間取り設計は、中学生のときに将来の3階建マイホームを描いたのが最初です。

いわゆる営業的PRよりも、予算内で問題解決の間取り案の捻出は誰にも負けない自信があります。

お試しあれ。

 

とはいえ、注文住宅はプランだけ良くてもダメです。

形なき状態から主に会話をベースとして、数千万円、億単位の家をつくるわけです。

進め方や施主や社内・社外関係者との連携プレイ、最善の資金計画やプランニング、施工などなど、難易度はものすごく高いです。

 

私も失敗・後悔して、お施主さんを怒らせてしまったこともあります。

施主本位で動いていたつもりが、組織の理論の流れに組み込まれてしまったと後悔した時もあります。

 

後半のマネジメントの苦しみと嬉しさを含み、深い反省と改善の繰り返しの16年半でした。

 

ただし、商品である構造や会社のフォロー体制など、その良さを嘘つく必要がなく、施主との関係を築いてこれたのはとても幸せでした。

 

今もなお仕事を通じて、良好な関係を継続させてもらっています。

ときに厳しく物言いもしていますが、感謝です。

 

 

◯起業

熊本地震のボランティアに妻と行ったことが大きな転機となりました。

 

ネットでは、地震に強い家の表面的だったり、過った情報が氾濫しています。

 

本当に地震に強い家とはなにかをもっと広く伝えたい。

ひと家族でも多く、本当に安心できる暮らしをしてもらいたい。

 

と強く思い、妻も周囲もまさかの起業でした。

 

現在、u-hm株式会社を経営しております。

 

ミッションは

 

 

■ミッション

本当に地震に強い家とは何かを広く伝え、

一人でも多く、より災害に強い家で暮らしていただく

 

 

です。

 

 

そのために、WEBメディア「注文住宅アカデミー」WEB住宅展示場u-hmユームを運営しています。

 

特に耐震性関連の記事は年間35万回ほど読まれ、国内で注文住宅を建てる数の約半分ほどの読者数を達成(googleアナリティクスによる)しています。

 

少しは、ミッションを達成できているという実感があります。

(最初は まったく 読まれていませんでした。うれしい。読者にもスタッフにも感謝)

 

とはいえ、この注文住宅の業界はまだまだクレーム業界とも言われています。

 

実際大手やローコスト関係なく、お施主様とハウスメーカーのトラブルは跡を絶ちません。

 

優秀な営業担当も設計士もミスはします。

 

そこで、起業当初からユームのサブミッションは

 

 

■サブミッション

失敗・後悔せずに、普通以上の満足な家づくりを支援する

 

 

です。

 

今も土地購入のご相談やハウスメーカー選び、資金計画、ハウスメーカーのプランなどのご相談や、契約後にプランを最終決定する前のセカンドオピニオンの提供を日々行っております。

ほぼ全国対応です。

 

全国の方から、ただ単に参考となったという感想ではなく、

 

「ユームさんに相談できて助かった」

「こんなにセカンドオピニオンをもらえると思っていなかったので感動しました」

 

という本当に嬉しい多くのお言葉をいただいております。

 

それが生きがいとなり、スタッフと共有できているのが大きな幸せとなっております。

 

今後は、より多くの方のご相談を受けているので、AIによる注文住宅コンシェルジュ/質問・相談自動応答サービスを本気で導入計画中です、

 

◯その他

施主の立場経験を2回

(注文住宅はまだまだ勉強中。本当に奥深い。寝る前や疲れた時は3回目の家づくり案をニヤニヤと練っています)

 

妻に家事をしていると認めてもらって? 3年半

(サーフィンする時間が欲しく、家事の時短化研究中)

 

賃貸を満室運営13年以上

(コンセプト型の賃貸としてデザインすることで、借りている方も本当に良い方です。ありがたや)

 

マイホームを楽しんでいるハワイ島大好き大人サーファーです。

(当分いけないので、庭のヤシさん達みて癒やされている。70歳になってもサーフィン愉しむぞ)

 

 

※家づくりが大好きなハウスメーカー経験者の方、会社よりも顧客の満足重視でやってきたと自負ある方限定で、スタッフ(正社員からホームワークまで)募集中です。まずは募集内容をお問い合せください。

 

 

今は白髪を染める時間ももったいないので、もっと白髪あり。

 

(最近の研究)

・究極に家事が楽になる新しい仕組み

・予算内で新しい最高の間取りの研究

・家育(いえいく:永野の造語)の仕組み

・暮らしにおいて満足継続システムの開発

・家が稼いでくれる新しい仕組み

 

(今四苦八苦していること)

・注文住宅系youtuberへの挑戦(スタッフから「もっと笑って」「言葉かまないで」など、煽られ怒られつつ)

・赤ちゃん猫育て(心配し癒やされの繰り返しつつ)

 

 

U-hm株式会社

会社概要

サービス

Youtube

本社:東京都渋谷区広尾1丁目7番20

DOTビル2F

※リゾートオフィスあり

※国内ほぼ全域対応

 

U-hmロゴ

 

まだハウスメーカーに
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