【耐震性ランキング】ハウスメーカー12社の地震の強さ徹底比較

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2024年2月6日 ながけん( 永野 健一 ) 

 

 

こんにちは。ユーム 永野です。

さっそくですが、本当に地震に強いハウスメーカーはどの会社でしょうか?

 

こちらでは、重要な4項目ごとに、ハウスメーカーの耐震性ランキングがわかります。

 

最初に結論です。

2021年度の耐震性ランキング1位はコチラです。

 

耐震性の重要4項目耐震性ランキング1位
過去の地震波実験三井ホーム・ヘーベルハウス
余力実験三井ホーム・ヘーベルハウス
揺れの抑制実験スウェーデンハウス・大和ハウス・積水ハウス・ミサワホーム・三井ホーム・パナソニックホームズ
震災時対応組織力積水ハウス・大和ハウス・住友林業・ヘーベルハウス・パナソニックホームズ

意外と思われた方もいらっしゃるのでは?

 

今回は、他の表面的な耐震性ランキングでは言われていない本当に地震に強いハウスメーカーの基準がわかります。

 

専門家の研究結果を参照として、ユーム独自のランキングとなっています。

 

 

 

リソース的に、調査回数が限られていますので、修正すべき内容はご連絡いただけると幸いです。

 

※耐震性を評価する上での参照文献は コチラ

 

目次の下の注意点も読んでいただきたいです。

 

ですが、スグに耐震性ランキングを見たい方は下の目次からどうぞ

 

 

※この記事は、U-hm(ユーム)永野がお届けします。

 

 


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※業界初の注文住宅の本格的なオンライン・セカンドオピニオンサービスを提供する会社 u-hm株式会社 CEO

 

 

1.主要ハウスメーカー12社の耐震性ランキング 【4項目一覧 】

 

主要ハウスメーカー12社の耐震性ランキングが一覧表でわかります。

 

地震の強さに重要な4項目ごとに順位をまとめています。

 

 

先に結論です。

 

現時点で耐震性ランキング BEST5 はこちらです。

 

 

 

・3項目で1位:ヘーベルハウス・三井ホーム

 

・2項目で1位:積水ハウス・ダイワハウス・パナソニックホームズ

 

 

 

こちらが、12社の耐震性ランキング一覧表です。

 

おすすめの見方は、まずは 「ざっと」 見ることです。

 

次の章で、その根拠がわかります。

 

 

主要ハウスメーカー12社の耐震性比較表 4項目一覧表

u-hm調べ2021.05

※順不同

詳細は下のメーカー名をクリック

 

実際の地震波実験

余力実験

 

れの抑制実験

震災時対応組織

へーベルハウス

1位
A+
1位
A
1位
A+
三井ホーム1位
A+
1位
A
1位
B+
6位
A
ダイワハウス5位
B
5位
B
1位
B+
1位
A+
積水ハウス5位
B
5位
B
1位
B+
1位
A+
パナソニック ホームズ3位
A
3位
B+
1位
B+
1位
A+
住友林業5位
B
7位
C+
 ー1位
A+
一条工務店3位
A
3位
B+
 ー7位
B+
セキスイハイム5位
B
7位
C+
 ー7位
B+
ミサワホーム5位
B
7位
C+
1位
B+
8位
B
トヨタホーム5位
B
11位
C
 7位
B
8位
B
ヤマダホームズ5位
B
11位
C
 ー8位
B
スウェーデンハウス5位
B
7位
C+
1位
B+
12位
C

 

みなさんが思っていた地震に強いハウスメーカーのイメージと違うかもしれません。

 

家を建てたいと思っているみなさんに、各社が営業トークで耐震性を伝えるのではなく、もっとエビデンスある情報をOPENにして欲しいとの願いから、あくまでも各社が調査時点で公表している耐震実験などを元にしています。

 

公表していない内容があるハウスメーカーもあると伺っていますので、詳細は各社に直接ご確認ください。

 

 

こちらで各項目ごとのランキングとその理由がわかります。

 

2.【実際の地震波実験】による耐震性ランキングと根拠

3.【余力実験】による耐震性ランキングと根拠

4.【揺れの抑制実験】による制震性ランキングと根拠

5.【震災時対応力】ランキングと根拠

 

こちらの記事もみなさんよく読まれています。

 

ユームがおすすめのハウスメーカー5社とは?  コチラ

 

 

(各ハウスメーカーのみなさまへ)

異論・反論等も歓迎しております。その際は技術・設計・営業の責任者の方又は広報担当者の方から、当WEBメディアTOPページのお問合せよりご連絡くださいますようにお願い致します。

 

 

 

耐震ランキングの注意点

 

これは、各社公表の数値・データに基づき、ユームが独自にまとめたランキングです。

 

多くの地震動の研究を参照としています。

 

部分実験ではなく、一番重要且つわかりやすい実物大の耐震実験にフォーカスして評価ランキングを付けています。

 

ただし、部分実験も重要ですので、最新の内容は各社に直接確認されることをおすすめします。

 

 

※重要な補足

 

最近、ハウスメーカーや工務店の営業トークで、「ウチは熊本地震の地震でも倒壊はありませんでした!」というPRが横行しているようです。

 

その場合は、熊本、益城町でもどの場所にその会社の自社物件が何件建っていたかを確認された方が良いです。

 

熊本の益城町でも、その町内のなかでも被害の度合がエリアによって分かれているからです。

 

「熊本の益城町の地震波で実大実験しているからウチなら大丈夫です。」と断言している営業も散見されます。

 

が、こちらも注意が必要です。

 

その実大実験には、基礎がついていない場合が多いからです。

 

基礎と基礎と土台や柱との緊結がどれだけ強固なのかがとても重要なので、その部分も良く比較されることをおすすめします。

 

各ランキングの表のなかの、主要なハウスメーカー名をクリックすると、基礎などの構造強度のこともわかります。

 

 

また、実験の建物は、実際にみなさんが建てる建物と違う場合があります。

 

構造や耐震性の余力が実際に建てる家とは違うことがあるので注意してください。

 

こちらも、表の中のメーカー名をクリックすると、どういう建物で実験したのかがわかります。

 

 

もうひとつ、みなさんに注意していただきたいことがあります。

 

最近ネットなどで、ハウスメーカーの耐震性ランキングが露出されています。

 

ですが、長く注文住宅に携わってきた専門家から見るとその根拠が良くわからないものも目立ちます。

 

ただ各社のHPへリンクさせたり、資料請求や建築会社を紹介するサイトに促進してアフィリエイト利益を上げているだけのものも多いです。

 

内容もあまり参考にしないほうが良いと言わざるを得ないものもあります。

 

特に、各ハウスメーカーが実大の耐震実験をしている加速度のガル(gal)の数値だけや速度のカイン(kine)だけを基準にランキングを決めているものには、ご注意ください。

 

地震動の加速度や速度が高ければ被害が大きいとは言えないということが、今までの震災が示しているからです。

 

このことをわかりやすく解説している記事はこちらです。

 

・2分で分かる!本当に地震に強いハウスメーカー・工務店の選び方は コチラ

 

 

ユームでは、このページの末に紹介している地震動の研究者の方々による論文などを参照としています。

 

U-hm住宅展示場 ハウスメーカーと住宅ローン徹底比較

 

 

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こちらもみなさん参考にされています。

 

【最善のモデルハウス見学法】 住宅展示場見学の5つの残念と解決法

 

【備え充実の土地探し法】 土地探し3つの落とし穴と解決法

 

【格別の設計・見積依頼法】 プラン設計3つの不満と解決法

 

【おすすめハウスメーカー】  ユームが厳選した5社とその理由

 

 

 

2.【実際の地震波実験】による耐震性ランキングと根拠

過去の地震波で実大実験を行っているか、そしてその内容でランキングしています。

 

第1位は、三井ホーム、ヘーベルハウスです。

 

震度7と言っても、建物全壊率が高い地震波とそうではない地震波があります。

 

ユームではより建物全壊率が高い地震波で実験をしているかどうか? その信ぴょう性を元にランキングしています。

 

ちなみに、耐震等級の最高等級3の基準はそのことを反映していません。

 

あくまでも計算値であり、いままで計算では大丈夫だとして設計した建物が、実大実験では約20秒で倒壊した事例もあります。

 

ですので、やはり構造の計算だけでなく、建物全壊率が高い地震波による実大実験が重要です。

 

こちらが、そのランキングです。

 

表はざっと見るだけで大丈夫です。

 

そのスグ下で順位の根拠がわかります。

 

U-hm調べ2021.05

※詳細は下のメーカー名をクリック

 

実際の地震波実験による耐震性ランキング

 

ランク

評価ポイント ※()内は実験年 ※全壊・大破率は観測地の半径200mの概数(原則)

三井ホーム

1位

A+

<実験体>

木造2階建て、3階建て(2016年)

実大実験による実証

 

<建物全壊率が高い地震波で実験済み>

兵庫県南部地震(鷹取波)建物全壊・大破率34.9%

新潟県中越地震(川口波)建物全壊・大破率18.0%

熊本地震前震・本震(宮園波?)建物全壊・大破率30.8%

ヘーベルハウス

1位

A+

<実験体>

重量鉄骨3階建て+制震サイレス(2015年)

※2階建ての公表は無し

・メーカーで唯一、基礎付きの実大実験を実施

実大実験による実証

 

<建物全壊率が高い地震波で実験済み>

兵庫県南部地震(鷹取波)建物全壊・大破率34.9%

兵庫県南部地震(葺合波)建物全壊・大破率15.3%

新潟県中越地震(川口波)建物全壊・大破率18.0%

一条工務店

3位

A

<実験体>

木造2階建て(2002年)

2×6工法2階建て、3階建て(2015年)

実大実験による実証

 

<建物全壊率が高い地震波で実験済み>

下記いずれも内容の詳細公表無し

兵庫県南部地震(鷹取波)建物全壊・大破率34.9%

兵庫県南部地震(葺合波)建物全壊・大破率15.3%

新潟県中越地震(川口波)建物全壊・大破率18.0%

熊本地震(地震波は不明)

 

※KiK-net 益城波は建物全壊・大破率4.2%のため、宮園波(建物全壊・大破率30.8%)且つ詳細の公表あれば評価ランクA+

パナソニックホームズ

3位

A

<実験体>

制震軸組鉄骨「HS構法」2階建て(2011年)

実大実験による実証

※「F構法」も大林組の耐震装置にて下記地震波含む大・中・小地震をあわせて72回の実験を実施

 

<実験済みの地震波>

兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

新潟県中越地震(小千谷波)建物全壊・大破率5.35%

新潟県中越地震(川口波)建物全壊・大破率18.0%

積水ハウス

5位

B

<実験体>

鉄骨2階建て+制震シーカス(2007年)

木造2階建て(2004年)

実大実験による実証

 

<実験済みの地震波>

兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

ダイワハウス

5位

B

 

<実験体>

鉄骨2階建てxevo(ジーヴォ)(2006年)

鉄骨2階建てxevo(ジーヴォ)+制震DAEQTD(2006年)

鉄骨2階建てxevoΣ(ジーヴォシグマ)(2013年)

実大実験による実証

 

※木造Gran Woodは公表無し

 

<実験済みの地震波>

兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

新潟県中越地震(小千谷波)建物全壊・大破率5.35%

住友林業

5位

B

 

<実験体>

3階建てビッグフレーム構法(2016年)

2階建てマルチバランス構法(不明)

実大実験による実証

 

<実験済みの地震波>

兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

セキスイハイム

5位

B

 

<実験体>

鉄骨2階建て(2003年、2011年)

鉄骨3階建て(2005年)

木造2階建て(2005年)

実大実験による実証

 

<実験済みの地震波>

兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

ミサワホーム

5位

B

 

<実験体>

木造2階建て木質パネル接着工法(1997年)

部分実験による実証

※外壁、窓、建具、家具無し

木造3階建て木質パネル接着工法(1997年)

実大実験による実証

※窓無し

木造2階建て木質パネル工法+制震MGEO(2004年)

実大実験による実証

 

※鉄骨系の実験はフレームのみ

 

<実験済みの地震波>

兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

トヨタホーム

5位

B

 

<実験体>

鉄骨2階建て(2003年)

鉄骨2階建て+制震パワースケルトンT4(2004年)

実大実験による実証

 

<実験済みの地震波>

兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

ヤマダホームズ

5位

B

 

<実験体>

木造2階建てS×L構法エスバイエルΣ(2001年)

実大実験による実証

※他の主力工法の実験記録は無し

 

<実験済みの地震波>

兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

スウェーデンハウス

5位

B

 

<実験体>

木造2階建て(2003年)

実大実験による実証

※一部窓無し

 

<実験済みの地震波>

兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

※地震波や全壊・大破率などの参照資料は記事最後に列記しています

 

なんで積水ハウスや大和ハウスがランキングが5位(B)なの? と思われたでしょうか?

 

どうしてこのようなランキングになっているのか? その根拠はこちらでわかります。

 

■同率1位(A+)の評価

 

同率1位(A+)のハウスメーカーは三井ホームヘーベルハウスです。

 

評価基準はこちらです。

 

2011年東北地方太平洋沖地震以降、数年以内に実大実験を実施

 

建物全壊率が高い複数の地震波にて耐震性を実証している

 

<建物全壊率が高い地震波>

ヘーベルハウス・三井ホームにて実施
兵庫県南部地震(鷹取波)建物全壊・大破率34.9%
新潟県中越地震(川口波)建物全壊・大破率18.0%

三井ホームにて実施
熊本地震前震・本震(宮園波)建物全壊・大破率30.8%

ヘーベルハウスにて実施
兵庫県南部地震(葺合波)建物全壊・大破率15.3%

 

上記地震波による実験の詳細な内容を開示している

 

ただし、注意点があります。

 

三井ホームの2階建ての実験は、オプション構造であるということです。

 

しかし三井ホームで建築される方のほとんどは標準構造です。

 

他のメーカーにも言えますが、CMやカタログの説明では、オプション構造の実績を説明しているケースがありますので注意してください。

 

とはいえ三井ホームの場合、3階建ての実大実験は標準構造で行っています。

しかも上記のような建物被害率が高い地震波でも大きな損傷がなかったので、標準仕様でも安心だと言えます。

 

ヘーベルハウスについても注意点があります。

 

それは実大実験は3階建ての重量鉄骨造であるということです。

 

2階建てで建築される方の多くは軽量鉄骨造ですが、その実験はしていません。

 

ヘーベルハウスの平屋や2階建てをご希望の方は、コチラ(ヘーベルハウス耐震性評価ランク)から、基礎や構造も詳しくわかるのでチェックしてみてください。

 

一方で特筆すべき点もあります。

 

それはヘーベルハウスはハウスメーカーで唯一基礎付きの実大実験を実施していることです。

 

これにより、基礎及び基礎と構造躯体の接合部の強度も実大実験で実証できています。

 

これはポイントが高いです。

 

基礎は重要ですよね。

 

上記表の他のハウスメーカー名をクリックすると、基礎の強度を含めた耐震評価ランクの詳細がわかります。

 

基礎は主なメーカーのみですが、参考にしてください。

 

もう一点だけ、あまり他では言われていない重要なポイントだけ覚えておいてください。

 

それは、建物固有の周期についてです。

RC造も鉄骨も木造住宅ももともとはとても短い周期帯0.2〜0.5秒ほどで共振する(大きく揺れる)とされています。

 

一方で、実際の地震において、建物の被害が大きかった地震波は周期1〜2秒以内であることがわかっています。

 

これは何故でしょうか?

 

それは、大きな地震が起きると、建物が共振(大きく揺れる)周期が延びるからということが研究でわかってきています。

 

ネットでは、その説明もなく、耐震性が強いというランキングがほとんどですので、ご注意ください。

 

 

■同率3位(A)の評価

 

同率3位(A)のハウスメーカーは一条工務店パナソニックホームズです。

 

評価基準はこちらです。

 

直近10年以内に実大実験を実施

 

建物全壊率が高い地震波を1つ以上にて耐震性を実証している

 

<建物全壊率が高い地震波>

パナソニックホームズ・一条工務店にて実施
新潟県中越地震(川口波)建物全壊・大破率18.0%

一条工務店にて実施
兵庫県南部地震(鷹取波)建物全壊・大破率34.9%
兵庫県南部地震(葺合波)建物全壊・大破率15.3%
熊本地震本震※地震波の詳細な公表無し

 

1位のA+と比べると、耐震性の実証性・透明性が弱いため同率3位(A)としています。

 

3位(A)とした具体的な理由は以下のとおりです。

 

パナソニックホームズは、建物全壊率が高い地震波で実大実験を実証しています。

 

ただし該当するのは新潟県中越地震(川口波)のみです。

 

3階建て以上のNS構法(重量鉄骨造)では、この実験をしていません。

 

一条工務店は、すべての構法で実大実験を実施している点はポイントが高いです。

ただし同地震波の観測地点における最大数値かどうかの明示がないのは残念です。

 

建物全壊率が高い複数の地震波で実証しているのは外内ダブル断熱構法のみです。

 

夢の家I-HEAD構法の明示はありません。

 

一方で一条工務店は熊本地震の実験もしたとありますが、地震波の詳細な公表はありません。

 

熊本地震の宮園波(建物全壊・大破率30.8%)のような、その観測地における建物被害に最大に影響する地震波での実験かどうかが重要となります。

 

両社とも詳細の公表は無いのが残念です。

 

同じ観測地域の実験でも、どの数値の地震波を切り取り、実験したかにより耐震の実証性は変わってきます。

 

それらの点が1位のA+評価とは違う点です。

 

三井ホームは、建物全壊率が高い複数の地震波にて、すべての構法で実大実験を行っています。

 

その地震波の数値を明示しています。

 

ヘーベルハウスは、基礎付きで同じく建物全壊率が高い地震波で実験を行っております。

 

もちろん、(公表されている以外の)実験内容によっては、パナソニックホームズはB評価となり、一条工務店はA+かB評価となり得ます。

 

ぜひ、より詳細な実験内容を会社として公表していただきたいです。

 

■同率5位(B)の評価

 

同率5位(B)のハウスメーカーは、積水ハウスダイワハウス住友林業セキスイハイムミサワホームトヨタホームヤマダホームズスウェーデンハウスです。

 

評価基準はこちらです。

 

過去に実大実験を実施

 

建物全壊率が高くはない地震波にて耐震性を実証している

 

<建物全壊率が高くはない地震波>

上記ハウスメーカー全てにて実施
兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

ダイワハウスにて実施
新潟県中越地震(小千谷波)建物全壊・大破率5.35%

住友林業にて実施
東北地方太平洋沖地震(築館波)建物全壊・大破率0%

 

これらのハウスメーカーの多くは、兵庫県南部地震の神戸波を元に実大実験を行っています。

 

相対的には、建物全壊率が高いとは言えない地震波による実験となります。

 

そのため、同率5位(B)としています。

 

住友林業は東北地方太平洋沖地震(築館波)、ダイワハウスは新潟県中越地震(小千谷波)といった異なる地震波で実験しています。

 

しかしいずれも建物全壊率が高い地震波でとは言えないため、3位(A)以上のハウスメーカーと比較すると見劣りしてしまいます。

 

次は耐震性の余力に関する順位です。

 

本当に地震に強いハウスメーカの見分け方はコチラの記事を参考にしてください。

 

積水ハウスとダイワハウスの7つの違いを徹底比較した記事はコチラからどうぞ。

 

※過去の地震波・建物被害について参照した資料はコチラ

 

 

3.【余力実験】による耐震性ランキング と根拠

大きな揺れが連続で襲ってくる想定の実大実験ができているか? 建物の余力がわかるランキングです。

 

第1位は、三井ホームとヘーベルハウスです。

 

順位を決める基準はこちらです。

 

・建物被害率が高い地震波で実験しているか?

 

・短期間における連続加震にて耐震性の余力が確認できているか?

 

・会社としてその詳細を公表できているか?

 

その内容にてランキングしています。

 

熊本地震の時はこれだけ大きな地震が2度も連続で襲ってくると予想されていませんでした。

 

今後も今まで以上の震災が起きないと断言できる人はいないのではないでしょうか?

 

想定外の震災への備え、耐震性の余力もとても重要です。

 

それでは、12社の余力ランキングを見てみましょう。

 

おすすめの見方は、下の表はざっと見るだけにすることです。

 

表の下でランキングの根拠を確認した方がわかりやすかと思います。

 

 

U-hm調べ2021.05

※詳細は下のメーカー名をクリック

 

余力実験による耐震性ランキング

 

ランク

評価ポイント ※()内は実験年 ※全壊・大破率は観測地の半径200mの概数(原則)

三井ホーム

1位

A

<2階建て>

実大実験による実証

・震度7相当29回の連続加振

・最大速度:183kine

・最大加速度:4,176gal

 

<3階建て(オプション構造)

実大実験による実証

・震度7相当60回の連続加振

・最大速度:231kine

・最大加速度:5,115gal

 

下記地震波も検証

・兵庫県南部地震(JR鷹取波):157.2kine

(建物全壊・大破率34.9%)

・新潟県中越地震(川口波):144.7kine

(建物全壊・大破率18.0%)

・熊本地震(宮園波?):183.5kine

(建物全壊・大破率30.8%

ヘーベルハウス

1位

A

 

<3階建て>

基礎及び基礎と構造躯体の接合部分の強度も実証できている

実大実験による実証

・4日間で震度7相当23回の連続加振

・兵庫県南部地震(JR鷹取波):157.2kine

(建物全壊・大破率34.9%)

・同上地震(大阪ガス葺合波):130.8kine

(建物全壊・大破率15.3%)

・新潟県中越地震(川口波):144.7kine

(建物全壊・大破率18.0%)

一条工務店

3位

B+

<2階建てI-HEAD構法>

実大実験による実証

約1か月で神戸波を10回以上加振

・最大加速度:約1,227gal(神戸波?)

 

兵庫県南部地震の建物全壊・大破率3.2%

 

<2階建て2×6工法(内外ダブル断熱構法)>

実大実験による実証

・兵庫県南部地震(JR神戸波):公表無し

(建物全壊・大破率3.2%)

・新潟県中越地震(川口波):公表無し

(建物全壊・大破率18.0%)

 

<3階建て2×6工法(内外ダブル断熱構法)>

実大実験による実証

・兵庫県南部地震(JR鷹取波):公表無し

 

※他多数の地震波による実大実験を実施しているが、工法や実験回数、各地震波の詳細な数値の公表は無し

熊本地震を含めた詳細の明示があれば、ランクはA

パナソニックホームズ

3位

B+

 

<2階建て>

実大実験による実証

・震度5以上57回の連続加振(内震度7相当10回)

・最大速度:161kine

・最大加速度:1,224gal

阪神・淡路大震災神戸波の4.3倍、東日本大震災築館波の1.8倍

 

下記地震波も検証

・新潟県中越地震(川口波):144.7kine

(建物全壊・大破率18.0%)

・新潟県中越地震(小千谷波):100kine弱

(建物全壊・大破率5.35%)

・兵庫県南部地震(神戸波):90kine

(建物全壊・大破率3.2%)

積水ハウス

5位

B

<鉄骨2階建て+制震シーカス>

実大実験による実証

75回の連続加振(50kine以上)

・連続実験の最後に最大速度:160kine(神戸波増幅)

 

<木造2階建て>

実大実験による実証

・最大加速度:818gal(神戸波)

・最大速度:90kine(神戸波)

 

下記地震波も検証

・兵庫県南部地震(神戸波):90kine

(建物全壊・大破率3.2%)

ダイワハウス

5位

B

 

<鉄骨2階建てxevoΣ(ジーヴォシグマ)>

実大実験による実証

4回の連続加振

・最大速度:175kine(神戸波増幅?) 

※鷹取波増幅と公表あれば評価ランクA

 

<鉄骨2階建てxevo(ジーヴォ)>

実大実験による実証

・震度6強以上18回の連続加振

・新潟県中越地震(小千谷波):100kine弱

(建物全壊・大破率5.35%)

・兵庫県南部地震(神戸波):90kine

(建物全壊・大破率3.2%)

 

<鉄骨2階建てxevo(ジーヴォ)+制震DAEQTD>

実大実験による実証

・震度6強以上18回の連続加振

・新潟県中越地震(小千谷波)

(建物全壊・大破率5.35%)

・兵庫県南部地震(神戸波):90kine

(建物全壊・大破率3.2%)

 

<木造Gran Wood>

・公表無し

住友林業

7位

C+

<3階建てビッグフレーム構法>

実大実験による実証

・最大加速度:3,406gal(地震波の詳細な公表無し)

・震度7相当22回連続加振

 

<2階建てマルチバランス構法>

実大実験による実証

・最大加速度:1,620gal(神戸波増幅?)

・震度7相当7回連続加振

 

兵庫県南部地震の建物全壊・大破率3.2%

セキスイハイム

7位

C+

<鉄骨3階建て>

実大実験による実証

・最大加速度:1,862gal(東海大地震予測波)

 

<鉄骨2階建て>

実大実験による実証

100回の連続加振(震度公表無し)

・最大加速度:2,112gal(神戸波の約2倍)

 

<木造2階建て>

実大実験による実証

・最大加速度:2,202gal(神戸波の約2倍)

 

下記地震波も検証

・兵庫県南部地震(神戸波):90kine

(建物全壊・大破率3.2%)

ミサワホーム

7位

C+

<木造3階建て木質パネル接着工法>

実大実験による実証

・最大加速度:1,000gal(神戸波微増)

・最大速度:94.4kine(神戸波微増)

 

<木造2階建て木質パネル接着工法+制震MGEO>

実大実験による実証

13回連続加振

・最大加速度:2,000gal(神戸波増幅)

・最大速度:94.4kine(神戸波増幅)

 

兵庫県南部地震の建物全壊・大破率3.2%

 

<鉄骨ラーメン構造+制震MGEO-H>

部分実験による実証

・3次元振動による実大実験は無し

・ユニットのみ最大加速度1,200gal(水平方向のみ)

スウェーデンハウス

7位

C+

<木造2階建て>

実大実験による実証

・震度6以上19回連続加振

・最大加速度:1,636gal(神戸波増幅?)

 

下記地震波も検証

・兵庫県南部地震(神戸波):90kine

(建物全壊・大破率3.2%)

トヨタホーム

11位

C

<鉄骨2階建て>

実大実験による実証

・震度6以上17回連続加振

・最大加速度:1054gal(神戸波微増?)

 

兵庫県南部地震の建物全壊・大破率3.2%

ヤマダホームズ

11位

C

 

<2階建てS×L構法エスバイエルΣ>

実大実験による実証

・連続加振4回

・最大加速度:1054ガル(神戸波?)

・最大速度:100kine

 

<2階建てHYT構法>

部分実験(構造体のみ)による実証

・神戸波?3回の加振

 

兵庫県南部地震の建物全壊・大破率3.2%

 

<S×Lwood構法、GA構法>

・公表無し

※参照資料は記事最後に列記しています

 

今回もなんで積水ハウスや大和ハウスが5位(B)なの?と思われたかもしれません。

 

各ランキングの根拠はこちらです。

 

■同率1位(A)の評価

 

同率1位(A)のハウスメーカーは三井ホームヘーベルハウスです。

 

評価基準はこちらです。

 

 

建物全壊率が高い複数の地震波を短期間に連続加振している

 

<加振回数>

三井ホームにて実施
2階建て、震度7相当(オプション構造)60回、3階建て(標準構造)29回

ヘーベルハウスにて実施
3階建て、震度7相当23回

 

<建物全壊率が高い地震波>

ヘーベルハウス・三井ホームにて実施
兵庫県南部地震(鷹取波)建物全壊・大破率34.9%
新潟県中越地震(川口波)建物全壊・大破率18.0%

三井ホームにて実施
熊本地震前震・本震(宮園波)建物全壊・大破率30.8%

ヘーベルハウスにて実施
兵庫県南部地震(葺合波)建物全壊・大破率15.3%

 

両社とも建物全壊率が高い地震波を含めた震度7相当の地震波を連続加振しているため、同率1位(A)としています。

 

1位でもA+ではない大きな理由があります。

 

今後熊本地震以上の大きな地震波や連続加振が来ないとは言えません。

 

その意味で耐震性の余力が十分だと断言できるほどの実大実験ではないからです。

 

また、透明性に関してももう少し期待したいです。

 

両社とも過去の震災における建物全壊率が高い複数の地震波による実証をしています。

 

ただ、地震波ごとの連続加振回数などの詳細な明示はありません。

 

現時点で最高評価の2社ですが、今後は想定外とならないような、過去の地震波以上による連続加振実験とその透明性を期待したいものです。

 

■同率3位(B)の評価

 

同率3位(B+)のハウスメーカーはパナソニックホームズ一条工務店です。

 

評価基準はこちらです。

 

 

建物全壊率が高い1つ以上の地震波を含み、連続加震もしているが詳細の公表がない

 

<加振回数>

パナソニックホームズにて実施
2階建て、震度7相当10回

一条工務店にて実施
詳細な公表無し ※夢の家I-HEAD構法のみ2階建て10回以上

 

<建物全壊率が高い地震波>

パナソニックホームズ・一条工務店にて実施
新潟県中越地震(川口波)建物全壊・大破率18.0%

一条工務店にて実施
兵庫県南部地震(鷹取波)建物全壊・大破率34.9%
兵庫県南部地震(葺合波)建物全壊・大破率15.3%
熊本地震本震 ※地震波の詳細な公表無し

 

建物の余力を測る上では、建物全壊率が高い地震波であるかどうか、またそれらの地震波でどの程度連続加振したかが重要です。

 

現段階で、1位(A)の2社と比較すると、余力を測る耐震性の実証と透明性が弱いため同率3位(B+)としています。

 

パナソニックホームズは、建物全壊率が高かった地震波での実験は新潟県中越地震(川口波)のみで、同地震波の加振回数の明示はありません。

 

一方で特筆すべき点もあります。

 

それは合計140回の加振の内、135回目に限界加振である東海地震を想定した161kineの地震波を検証しています。

 

そしてこの限界加振後、もう一度兵庫県南部地震の神戸波で検証しています。

 

繰り返し余震が起きることを想定し、100回以上に及ぶ加振後さらに厳しい条件下で耐震実験を実証している点はさすがの一言です。

 

今後は、熊本地震のような建物倒壊率が高い地震波やそれ以上の地震波でも実証されれば当然のA評価以上です。

 

一条工務店は、建物全壊率が高い複数の地震波を実証しているものの、同地震波を含めて詳細な加振回数の明示がありません。

 

それゆえに、B+の3位としています。

 

特に重要な耐震性に関しては、営業マン個々の説明ではなく、会社としてホームページやカタログで明示することで透明性が図れるかと思います。

勝負するところは、提案力や対応面で十分可能かと思います。

ぜひ、両社にもより具体的な実験結果の公表をお願いしたいです。

 

■同率5位(B)の評価

同率5位(B)のハウスメーカーは積水ハウスダイワハウスです。

 

評価基準はこちらです。

 

 

連続加振はしているが、建物全壊率が高い地震波ではなく、実験内容の詳細な公表がない
ただし、地震波の速度:kine(カイン)は高い数値を明示

 

<加振回数>

積水ハウスにて実施
2階建て、50kine以上を75回(内160kine1回)

大和ハウスにて実施
2階建て(xevo)、震度6強以上18回
2階建て(xevoΣ)、175kineを4回

 

<建物全壊率が高くはない地震波>

積水ハウス・ダイワハウスにて実施
兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

ダイワハウスにて実施
新潟県中越地震(小千谷波)建物全壊・大破率5.35%

 

積水ハウス、ダイワハウスともに、3位(B+)以上の建物全壊率が高い地震波での実証がないため同率5位(B)としています。

 

ですが詳細な地震波の公表はないものの、とても速いkine(カイン・速度)の地震波で実験をしています。

 

gal(ガル・加速度)よりもkine(カイン・速度)が建物被害と相関性があると言われているので、その点はポイントが高いです。

 

ただし実際に建物被害が大きかった地震波は、単にkine(カイン・速度)が速いだけでなく、周期約1~2秒内に強震のピークがあったものです。

 

残念ながら両社はこの周期については明示がありません。

 

確かに、両社は早い段階で実大実験を行っており、既に耐震性の実証はできたという見解かもしれません。

 

実際に上長の方がそのように発言もされているのも聞いております。

 

とはいえ、熊本地震以上の地震波が連続で襲ってこないと断言できないはずです。

 

ぜひ業界のトップランナーである両社には、より過酷な条件における実大実験を行ってもらい、その詳細を公表していただきたいです。

 

そして、ユーム永野をぜひその実験に立ち会わせて欲しいです。

 

一点重要な補足をしておきます。

それは積水ハウスが重量鉄骨造鉄骨造において、過去の大きな震災時に建物全壊・半壊だけでなく、一部損壊も無かったということです。

これは耐震性や余力を示す大きな情報です。

なぜなら、どのハウスメーカーよりも積水ハウスは全国に実際の家が建っており、以前より3階建以上の建物がとても多いのにもかかわらず、一部損壊も無いというのはとても安心できるということだからです。

 

積水ハウスとダイワハウスの7つの違いを徹底比較した記事はコチラからどうぞ。

 

■同率7位(C+)の評価

 

同率7位(C+)のハウスメーカーは住友林業セキスイハイムミサワホームスウェーデンハウスです。

 

評価基準はこちらです。

 

 

連続加振はしているが、建物全壊率が高い地震波ではなく、実験内容の詳細な公表がない
※地震波の速度:kine(カイン)の公表は無いが加速度:gal(ガル)は高い数値を明示

 

<加振回数>

住友林業にて実施
3階建て震度7相当22回(最大加速度3,406gal)

セキスイハイムにて実施
詳細な震度の公表はないが、2階建て100回(最大加速度2,112gal)

ミサワホームにて実施
2階建て(制震有)震度7相当13回(最大加速度2,000gal)

スウェーデンハウスにて実施
2階建て震度6強以上19回(最大加速度1,636gal)

 

<建物全壊率が高くはない地震波>

上記ハウスメーカー全てにて実施
兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

住友林業にて実施
東北地方太平洋沖地震(築館波)建物全壊・大破率0%

 

建物全壊率が高い地震波や速度:kine(カイン・速度)の公表がない点が、5位(B)以上と比較して見劣りしてしまうため同率7位(C+としています。

 

ただし住友林業の3階建てビッグフレーム構法は、震度7相当の揺れを3階建てで22回連続加振しています。

その点は評価B以上と言っても良いでしょう。

 

今後、建物倒壊率の高い地震波や速度:kine(カイン・速度)を明示した場合、評価B以上に順位が上がるハウスメーカーもあります。

 

今後に期待したいです。

 

特に住友林業はで15階以上の木造耐火建築も国の認定を受け、事実上可能となっています。

 

4階以上のさらなる過酷な実大実大実験も期待したいです。

 

その際は、ユーム永野をその実験にぜひとも立ち会いさせてください。

 

■同率11位(C)の評価

 

同率11位(C)のハウスメーカーはトヨタホームヤマダホームズです。

 

評価基準はこちらです。

 

 

連続加振はしているが、建物全壊率が高い地震波ではなく、実験内容の詳細な公表がない
※地震波の速度:kine(カイン)の公表が無く、加速度:gal(ガル)は高くない

 

<加振回数>

トヨタホームにて実施
2階建て震度6以上17回(最大加速度1,054gal)

ヤマダホームズにて実施
詳細な震度の公表はないが2階建て4回(最大加速度1,198gal)

 

<建物全壊率が高くはない地震波>

上記ハウスメーカー全てにて実施
兵庫県南部地震(神戸波)建物全壊・大破率3.2%

 

加速度:gal(ガル)の数値7位(C+)と劣るため、同率11位(C)としています。

 

また残念ながら震度7相当の加振回数についても詳細な公表はありません。

 

次は震災時に負傷の最大の原因となる揺れの抑制ができるかのランキングです。

 

※過去の地震波・建物被害について参照した資料はコチラ

 

 

4.【揺れの抑制実験】による制震性ランキングと根拠 

実大実験 or 部分実験において建物の変形を抑えることができているかのランキングです。

 

同率1位(B+

 

スウェーデンハウス・ダイワハウス・積水ハウス・ミサワホーム・三井ホーム・パナソニックホームズ

 

です。

 

ですが、各社とも同ランキングの実証性は弱い言わざるを得ません。

 

ですので、1位ですが評価ランクはAランクではありません。

 

表のあとにその理由がわかります。

 

阪神淡路大震災後の調査でも示されているように、震災時に負傷する原因の75%は建物の揺れによる家具の転倒やガラスの飛散などです。

 

そのためいかに揺れを減らすのかが重要です。

 

こちらも表はざっと見て、次の解説を確認してください。

 

順位の基準は以下のとおりです。

 

・実験(加震)中の最大の揺れ幅をどれだけ抑えれているか?

・加震後にどれだけ最初より変位しているのか?

・その実験は建物全壊率が高い地震波か?

・試験体はリアルな建物として参考になるか?

それを会社としてその詳細を公表できているか?

 

その内容にてランキングしています。

 

U-hm調べ2021.05

※詳細は下のメーカー名をクリック

揺れの抑制実験による制震性ランキング

 

ランク

評価ポイント

スウェーデンハウス

1位

B+

<木造2階建て>

実大実験による実証

加速度1,636galに対して小屋裏部分の揺れ加速度は1.29倍

・神戸波818galに対して壁の傾き(層間変形量)が4.6㎜

ただし、加震中の最大の揺れ幅及び加震後にどれだけ最初より変位しているのかなどの詳細の公表は無し 

ダイワハウス

1位

B+

<鉄骨2階建て「xevo(ジーヴォ)」>

実大実験による実証

・神戸波の200%の地震波も含む計85回、制震システム有、無で検証

・制震システム無しの神戸波818galに対して2階床の応答変位は12.6㎜

・制震システム「DEAQTD」(オプション)設置の場合、神戸波818galに対して2階床の応答変異は6.9㎜

 

<鉄骨2階建て「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」>

実大実験による実証

・地震動エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST」(標準仕様)の変位量は微増(震度7相当4回連続加振)

詳細の公表無し

 

<木造「Gran Wood」>

・公表無し

積水ハウス

1位

B+

<鉄骨系>

実大実験による実証

・制震システムを搭載し大きな損傷無し。揺れの抑制に関する詳細公表無し

 

<その他>

・部分実験(1階骨組みのみ)による振動実験も実施。神戸波に匹敵する約90kine、約50秒を3回実施

・1階床と2階床の変形の差は、シーカス無し約65㎜に対して、シーカス有り約24㎜

・揺れが収まった後の建物変位がゼロと明示

 

<木造2階建>

実大実験による実証

・神戸波818galに対して2階の床面の揺れは1階の1.6倍

ミサワホーム

1位

B+

<木造2階建て木質パネル接着工法>

部分実験による実証

※外壁、窓、建具、家具無しのため実大実験とは言い難い

・制震システム無で神戸波818galに対して2階の床面の揺れは1階の約1.2倍

・変形量は11.8㎜

 

<木造3階建て木質パネル工法>

実大実験による実証

・制震システム無で神戸波818galに対して2階の床面の揺れは1階の約1.32倍

 

<木造2階建て木質パネル接着工法+制震MGEO>

実大実験による実証

・神戸波818galに対して2階の床面の揺れは1階の約1.16倍

・変形量は8.2㎜

 

<鉄骨系>

・公表無し

三井ホーム

1位

B+

<2階建て(制震システム無)>

実大実験による実証

・神戸波818galに対して2階の床面の揺れは1階の約1.2倍

 

<2階建て(制震システム有)>

実大実験による実証

・制震システム「VAX」(オプション仕様)は揺れ幅を約80%軽減(詳細公表無し)

パナソニックホームズ

1位

B+

<鉄骨2階建て>

実大実験による実証

・制震システム「アタックダンパー」搭載

・当時の日本最大加振装置の限界値となる想定地震波にて2階の床面の揺れは1階の1.2倍

・「アタックフレーム」単体での実験は震度7相当200回以上相当を繰り返しても耐力性能の低下はほとんど無し

 

<その他>

部分実験(1階部分のみ)で水平実験も実施

・大地震を想定した地震波(詳細不明)を水平方向に加振。最大150%の加振で層間変形量18mm

実験後は元に戻ると明記

 ※ただしアタックダンパー無しのため実邸と異なる

トヨタホーム

7位

B

<鉄骨2階建て>

実大実験による実証

・震度6以上(神戸波等)の実験で変形幅の平均値は17㎜

詳細の公表無し

 

<鉄骨2階建て+制震「パワースケルトンT4」>

実大実験による実証

・震度6(神戸波等)以上の実験

・上記と比較して変形量を20~70%に低減

詳細の公表無し

ヘーベルハウス

<重量鉄骨3階建て>

実大実験による実証

・公表無し

 

<軽量鉄骨2階建て>

実大・部分実験無し

・制震無(従来)よりも揺れ幅を約50%に低減

詳細の公表無し

住友林業

<ビッグフレーム構法>

実大実験による実証

・構造体への水平加振実験による耐力壁単体の変形量が少ないという解析値のみ

詳細の公表無し

 

<マルチバランス構法>

実大実験による実証

・地震エネルギーパネル(GSパネル)の変形量が一般的木造筋交いと比較して最大で約70%低減(解析値)

詳細の公表無し

セキスイハイム

<鉄骨2、3階建て>

実大実験による実証

・詳細の公表無し

 

<木造2階建て>

実大実験による実証

・グランツーユーの実験により、2階の応答倍率は約1.2倍

詳細の公表無し

一条工務店

<木造2階建て>

実大実験による実証

・詳細の公表無し

ヤマダホームズ

<木造2階建てS×L構法エスバイエルΣ」

実大実験による実証

加速度1054galに対して2階床面の変位は27.6㎜

 

<HYT構法>

・部分実験(構造体のみ)による実証

・詳細の公表無し

 

<S×Lwood構法、GA構法>

・詳細の公表無し

こちらのランキングでは順位が1位でもA以上のハウスメーカーがなく、何故だろうと思われた方もいるのではないでしょうか?

 

どうしてこのようなランキングになっているのか? その根拠はこちらでわかります。

 

■同率1位(B+)の評価

同率1位(B+)のハウスメーカーはスウェーデンハウスダイワハウス積水ハウスミサワホーム三井ホームパナソニックホームズです。

 

評価基準はこちらです。

 

 

揺れの抑制を測る実大又は部分実験を実証し、建物変形量を明示している

 

<実大実験>
上記ハウスメーカー全てにて実施

<部分実験>
積水ハウス、ミサワホーム、パナソニックホームズにて実施

 

A評価以上でなくB評価としている一番の理由は、建物全壊率が高い地震波による揺れの抑制実証がないからです。

 

この点は12社すべてのハウスメーカーが実証できていないため、順位は1位でも最大評価はB+としています。

 

その中でも、スウェーデンハウスは兵庫県南部地震神戸波おいて層間変形量が5mm以下で抑えられているのでポイントが高いです。

 

また揺れの抑制を測る上で指標となる変形量で、加振後と加振中の両方を明示しているのは積水ハウスのみです。

 

積水ハウスは、連続加振後とその前とで変形量が変わらないと明示しています。

その点で、同率一位の中でも、よりポイントが高いです。

 

ぜひ次のステップとして、建物全壊率の高い地震波による過酷な実大実験においても揺れの抑制ができているか実証していただきたいですね。

 

積水ハウスとダイワハウスの7つの違いを徹底比較した記事はコチラからどうぞ。

 

■7位(B)の評価

7位(B)のハウスメーカーはトヨタホームです。

 

評価基準はこちらです。

 

 

揺れの抑制を測る実験を実施しているが詳細な公表は無し

 

建物変形量の詳細な公表無し
※ただし変形量の平均値を明示

 

こちらは揺れの抑制を検証しており、建物変形量の平均値は明示しています。

 

最大値が不明であり、その他の詳細な公表もないため7位(B)としています。

 

■ーの評価

ー(評価無し)のハウスメーカーは、ヘーベルハウス住友林業セキスイハイム一条工務店ヤマダホームズです。

 

残念ながら、会社として透明性ある公表がありませんでしたので、評価なしとなっています。

 

前述のとおり、阪神淡路大震災では、震災時に負傷する原因の75%は建物の揺れによる家具の転倒やガラスの飛散であったという調査結果があります。

 

建物の揺れは人災だけではありません。

建物倒壊しなくても、揺れにより損傷がひどくなり、そこに住み続けることに大きな不安を抱えてしまう可能性もあります。

 

地震保険で損傷箇所が全額賄え萎えると断言できない以上、建物が倒壊しないだけでなく、いかに揺れをおさえ、損傷を少なくするのかも重要です。

 

今後はこれらのハウスメーカーも揺れの抑制について、より信憑性のある実大実験による実証と、透明性のある公表を期待したいです。

 

次は、軽視する人が多いのですが、ユーム永野も被災地でとても重要だと感じた震災時の対応組織力のランキングです。

 

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5.【震災時対応組織力】ランキング と根拠

大きな震災の際のアフターサポート体制についてのランキングです。

 

第1位は、積水ハウスと大和ハウス、住友林業、ヘーベルハウス、パナソニックホームズです。

 

ユームではほぼ全国の方の、家づくりの相談を受けています。

 

ハウスメーカーを選ぶ際に、震災時のアフターフォローが期待できるかどうか? をあまり重要視していない方が多いと感じています。

 

「停電で真っ暗。夜中にも何度も大きな余震が襲ってきて、奥様もお嬢様もそのたびに恐怖で泣き叫んでしまう。

 

1ヶ月間ほとんど眠れていない。

 

妻と子供はノイローゼとなった」

 

「建物が倒壊してないけど、(見えないところで)損傷しているかもしれない。誰も点検に来てくれない。

 

次々と地震(余震)が来るので、いつ壊れるか不安でしかたがない」

 

これは妻とボランティアに行った熊本地震で、被災者の方から直接伺った話です。

 

一方で、

 

「すぐに建築会社が点検に来てくれて、この家は大丈夫です!とお墨付きをもらったことで、安心できた。」

 

という方もいらっしゃいます。

 

やはり、震災直後に、少しでもアフターフォローを期待できるような建築会社を選ぶ方がより安心だと思います。

 

大きな震災エリアでは、ハウスメーカーも被災者となります。

 

震災時にアフターフォローが可能となるのは、全国的にその会社の拠点がリスク分散できているか? できれば直営部隊の拠点は幅広く多いかも重要となります。

 

その観点でランキングしています。

 

U-hm調べ2021.05

※詳細は下のメーカー名をクリック

震災時対応力ランキング
 

ランク

評価ポイント

積水ハウス

1位

A+

・直営支店は札幌から鹿児島まで組織されている

・震災時のリスク分散や被災地外からの支援も国内TOPレベル

・地域間の連携のスピード・内容とも素晴らしい

ダイワハウス

1位

A+

・大阪と東京双方を本社とし、直営支店は北海道から沖縄まで展開

・震災時のリスク分散や被災地外からの支援も国内TOPレベル

住友林業

1位

A+

・直営支店は北海道は札幌から、四国、鹿児島まで展開

・震災時のリスク分散や被災地外からの支援も国内TOPレベル

・地域間の連携も早い

パナソニックホームズ

1位

A+

・直営支店は宮城(東北・北海道支社)から四国・鹿児島・沖縄まであり、震災時の各拠点との連携も見込める

・販売会社の展開もしている

ヘーベルハウス

1位

A+

・直営支店は首都圏中心。東北・北海道と四国には無く、九州は福岡のみ

・広範囲に渡る連動型地震等を想定した場合、震災地以外からの組織的支援力はA+の他社よりやや弱い

・地震発災後約10分~2時間以内に全国のへーベルハウス約30万棟個別に建物損傷予測ができるシステムを構築。より効果的にアフターフォローができる可能性が高い

三井ホーム

6位

A

・東北から九州まで直営支店を展開

・北海道、九州の一部、四国は100%子会社の販売会社

・震災時のリスク分散が比較的できており、被災地外からの支援も見込める

セキスイハイム

7位

B+

・積水化学工業の住宅カンパニーとして、販売・施工・メンテを北海道から九州まで連結子会社と関連会社で各拠点を分社化している

・直営支店が全国に広がっているメーカーと比べると不安が残る

・木造の拠点は東京及び近県は他社と比べてかなり少ない

一条工務店

7位

B+

・ミサワホームやトヨタホームよりも直営支店が多く全国展開している

・地域にまたがる連携が上手くいっていないケースが散見されている

ミサワホーム

8位

B

・直営支店が近畿エリアに少ない

・販売会社は100%の持株会社でないため、他の大手ハウスメーカーと比べて、震災時のリスク分散と被災地エリア外からの支援体制に不安を感じる

トヨタホーム

8位

B

・販売会社制を取っている

・企業力及び実績が地元の愛知県に約30%集中している

・直営支店を全国展開しているハウスメーカーと比べると震災時のリスク分散と被災地エリア外からの支援体制に不安がある

ヤマダホームズ

8位

B

・関東・近畿の主要部分は直営支店であるが、全国的にみると販売会社も多い

・近畿は販売会社と直営が混在

・九州は福岡のみ、四国は香川と愛媛のみ(直営)

・広範囲の震災事のリスク分散と被災地エリア外からの支援対応面で不安が残る

スウェーデンハウス

12位

C

・北海道から九州まで直営支店があるが、関東と愛知県に集中していている

・四国や京都に拠点が無く、大阪はモデルハウスの出店は1箇所のみ

・他社と比べて、震災時のリスク分散が出来ているとは言えず、被災地以外からの支援体制に不安が残る

どうしてこのようなランキングになっているのか? その根拠はこちらでわかります。

 

※下記の地域間連携の感想はユーム及びユーザー体験によるものであり、客観的なものではありません。

実体験は参考になるかと思いユーム独自のランキング評価の一つとしています。

 

■同率1位(A+)の評価

 

同率1位(A+)のハウスメーカーは積水ハウスダイワハウス住友林業パナソニックホームズです。

 

評価基準はこちらです。

 

全国展開で直営支店があり、支店規模も大きい

 

地域間の連携スピードが確立されている

 

これらのハウスメーカーは、直営支店のみで全国展開しています。

 

その規模の大きさだけでなく地域間の連携スピードが確立されているため、1位(A+としています。

 

中でも特筆すべきは、積水ハウスです。

 

全国各地約100箇所に「カスタマーズセンター」を設置して、最大級の拠点数です。

さまざまな相談・メンテナンスにも迅速に対応できる万全のアフターサポート体制を整えています。

 

カスタマーズセンターでは、全従業員の約1割にあたる約1450人の専任スタッフが対応します。

 

何か相談したい時、台風や震災時など、被災エリアの住宅メーカーも被災者となります。

そんな時に全国に100箇所ほど、1450人もの専任のアフタースタッフが揃っているというのは本当に心強いと思います。

 

積水ハウスとダイワハウスの7つの違いを徹底比較した記事はコチラからどうぞ。

 

■6位(A)の評価

 

6位(A)のハウスメーカーは三井ホームです。

評価基準はこちらです。

 

直営支店とグループ会社もしくは販売会社で全国展開している

 

震災時のリスク分散が比較的にできている

 

三井ホームは全国展開しています。

 

ただし、ダイワハウス及び積水ハウスは本社直営部隊を全国組織化しており、その数も多いです。

 

両社の方が震災時の他エリアからの迅速な対応やリスク分散において上位評価(最高ランク)になると言わざる負えません。

 

よって6位(A)としています。

 

■同率7位(B+)の評価

 

同率6位(B+)のハウスメーカーはセキスイハイム一条工務店です。

 

評価基準はこちらです。

 

地域密着のグループ会社で全国展開している
※該当はセキスイハイムのみ

 

直営支店が全国展開しているものの、地域間の連携に不安がある
※該当は一条工務店のみ(ただしこちらは、あくまでも当方の相談されているユーザーさんからの情報などを元にしており、ポテンシャル的にはA+と思っていただいても良いかと思います。)

 

両社を7位(B+)としているのは以下のとおりです。

 

セキスイハイムは、積水化学工業の住宅カンパニー(1部門)です。

 

販売・施工・メンテを北海道から九州まで連結子会社と関連会社が入り組み、各拠点分社化しています。

 

この点がA評価以上の直営店で全国展開しているハウスメーカーと比較すると、震災時の他エリアからの迅速な対応やリスク分散において、有事の面で不安が残ります。

 

一方で住宅展示場規模が全国No.1の一条工務店も同評価としています。

 

これは直営支店が数多く全国展開しているものの、地域にまたがる連携が上手くいっていないケースが散見されているためです。

 

(こちらはあくまでも、ユームの見解です。特に住んでいる場所と違うエリアで建築の相談者の方々からのフィードバックに基づいてこのような評価にせざるを得ない状況です。ポテンシャル的にはA+と思っていただいて大丈夫かと思います。)

 

■同率8位(B)の評価

 

同率8位(B)のハウスメーカーはミサワホームトヨタホームヤマダホームズです。

 

評価基準はこちらです。

 

直営支店が一部エリアに集中、もしくは一部エリアに少ない

 

上記の拠点体制のため、広範囲でのリスク分散や被災地エリア外からの支援体制に不安がある

 

販売会社制を取っている
※該当はトヨタホームのみ

 

同率8位(B)の一番の理由は、各社共通して一部エリアに拠点が集中しているためです。

 

今後、首都直下地震や南海トラフ巨大地震、北海道千島沖の巨大地震など、複数の大きな地震が高い確率で起きるとされています。

 

そういった大きな地震がほぼ同時期に発生した場合の、被災地エリア外からの支援体制を考えた場合、6位(B+)以上のハウスメーカーと比較すると不安が残ります。

 

 

 

■12位(C)の評価

 

12位(C)のハウスメーカーはスウェーデンハウスです。

 

評価基準はこちらです。

 

8位(B)以上に直営支店が一部エリアに集中している

 

一部エリアによっては拠点がない

 

主要12社の中で、最も全国の直営店にバラツキがあるため12位(C)としています。

 

以上が4項目の評価ランキングです。

 

各社の耐震性をよりくわしく知りたい方は、ご興味ある上記ハウスメーカー名をクリックしてもらえればわかります。

 

ここでは掲載していない、過去の震災時の被害状況を含めた3項目の評価ランクもわかります。

 

耐震性は、断熱性と比べて、比較がわかりにくいですよね。

 

ただ、1番と言ってもよいほど重要なテーマですので、ユーム独自の基準にてまとめました.

 

ハウスメーカー選びの一つの参考としていただければ幸いです。

 

こちらの記事も人気です。

 

ユームがおすすめのハウスメーカー5社とは?  コチラ

 

・2分で分かる!本当に地震に強いハウスメーカー・工務店の選び方は コチラ

 

耐震性の基準には、以下を参照させていただきました。

世界中の人々へ参考となるべく、著者及び関係者の方々のご尽力に、尊敬と敬意をここに表します。

 

堺有紀(2009) 地震動の性質と建物被害の関係 日本建築工学会誌.No.9(2009) 

伯野元彦 (2003) 世界最高2,005ガルでも無被害 地震ジャーナル36号

・川瀬博 (1998) 断層近傍強震動の地下構造による増幅プロセスと構造物破壊能 第10回日本地震工学シンポジウムパネルディスカッション資料集

・武村雅之(1998) 過去の地震被害から見た震源近傍での強震動 第10回日本地震工学シンポジウムパネルディスカッション資料集

・青井・他(2006) 新潟県中越地震の地震動 月刊地球/号外 No.53(2006)

筑波大学構造動力学研究室HP 1995年兵庫県南部地震の神戸海洋気象台の強震記録について

筑波大学構造動力学研究室HP 新潟県中越地震 地震動による建物被害と震度との対応

2004年度木材強度・木質構造研究会 春期シンポジウム 「新潟県中越地震における木造建築物の被害」

西村綾乃(2016) 2016 年熊本地震における益城町の建物被害分布に及ぼす地盤震動特性の影響に関する研究

 

U-hm住宅展示場 ハウスメーカーと住宅ローン徹底比較

 

 

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追伸

 

どのハウスメーカーの営業マンも以下のような地震に対する強度をアピールしています。

 

 

「熊本地震を含めて当社の家は倒壊していません。」

 

「震度7で何十回も実験を行っていて全く問題無い事が証明されています。」

 

「東日本大震災の揺れで実験しても全く問題が無かった。」

 

「当社の制震構造は従来の家よりも約70%も揺れを軽減できます。」

 

 

営業トークもマニュアル化されいます。

 

様々な資料や動画、実際の被災地の写真などを織り交ぜて、若手の営業マンでも説得力があります。

 

 

「色々な会社に話を聞けば聞くほど、どの会社も地震に強く感じられ、どこが良いのかわからなくなってきた」

 

 

と、住宅展示場を回る方々から、20年以上聞いてきました。

 

 

ユームでは、各ハウスメーカーの営業マンによる口頭や個人の資料(渡してもらえない資料)を省いています。

 

各社が公表している内容と、地震動や震災研究者の方々が発表している地震動と建物被害の関係性に基づき、みなさまにわかりやすいように評価ランク付けしています。

 

※耐震性を測る上で、参考にさせて頂いた研究論文や文献は敬意をもって記しています。

 

ユームの大きな目標は、

 

「一人でも多くの人、家族に真に地震に強い家を建てて欲しい。」

 

「その為には何が重要なのか? それを知って欲しい。」

 

ということです。

 

 

なぜ実大実験が重要なのか?

 

余力実験が重要なのか?

 

 

それは、今まで予想していなかったような甚大な被害をもたらす地震が、いつでもどこでも起こりうると考えておくべきだからです。

 

 

2016年4月の熊本地震では、平均発生間隔4,000年と7,300年に一度という、発生確率の非常に低い二つの地震がたった中1日で連続して襲ってきました。

 

 

私もそうでしたが、ほとんどの方も震度7が2回も来るとは思っていなかったと思います。

 

いつ、今まで以上の震災が襲ってくるかわかりません。

 

大きな震災後の経済力、国際競争力があるかどうかも私たちの生活と直結するので、日本全体の耐震性の強化が必要です。

 

もちろん、勤務先・仕事場・幼稚園や学校などの耐震補強も必要です。

 

交通・移動ルートの耐震性も必要です。

 

ただそれらは、時間がかかります。

 

まずは、1人でも多くの方が、経済的に可能な方から、本当に地震に強い家を建てていきましょう。

 

大きな震災時には、避難所は足りなくなります。

 

わたくしとあなたの地震に強い家、火災に強い家が、ご近所さんも、普段見知らない人も、嫌いな人も、救うことができるように。

 

日本全国の耐震性をみんなで高めていきましょう。

 

ユーム 永野

 

 

・耐震性評価ランクから各ハウスメーカーの耐震性の詳細を見たい方はコチラ

 

 

次の記事をまだチェックされていない方は、これだけは知っておいた方が良いことをわかりやすくまとめていますので、ご覧ください。

 

・もうこれで百戦錬磨の営業マンにも惑わされない! 本当に地震に強いハウスメーカー・工務店の選び方コチラ

 

・震災時にもフォローを見込めそうな生き残れるハウスメーカーコチラ

 

ユームが自分達の家族にすすめられるという基準で選んだハウスメーカーはこちらをどうぞ。

 

ユームがおすすめのハウスメーカー5社とは?  コチラ

 

国内の主要なハウスメーカーの7項目の評価ランクを知りたい方はご案内下の一覧からお選びください。

 

 

 

なぜ

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【幸せつづく家づくり】
の支援をできているのか?

 

ユームとは? 

代表 永野 (ながけん)について

【幸せつづく家づくりコンサル|ながけん】

◎現役バリバリの設計士・営業以上のアドバイスでなければ意味がないと思う方の相談役


空間デザイン心理士/耐震実測マイスター/木構造マイスター準一級/整理収納アドバイザー一級/住宅収納スペシャリスト/風水片付けコンサルタント/ こんまり®︎流片づけコンサルタント養成講座修了生/住宅建築コーディネーター


 

大切なことだけど、少し長いので、サービス申し込み直後でも大丈夫です。

私「ながけん」こと永野健一の特技は、設計図を見ると、ご家族のみなさんが将来不満を感じてしまう箇所がスグにわかってしまうことです。

 

実績もあり人気のある設計士のプランでも、平均で20か所は将来の不満ポイントが見つかります。

 

そして、もっとこうしたら良いのではというアイデアがどんどん浮かんできます。

 

もっと良い家事動線や収納計画、もっとワクワクする暮らし方、もっと良い空間提案がどんどん浮かんでくる その能力が私の特技です。(それだけかも)

 

これは、20年以上「幸せがつづく家づくり」を探求してきたからこそできるワザだと思います。


ではどのようにして、その能力が身についたのか、泣きあり、笑いあり、時には流血ありな半生の中で、ここでは、 私 ながけんの仕事歴をぎゅっぎゅっと短くまとめてみました。

 

 

◯中学生の時にはじめて自分の将来のマイホームの間取りを描く

 

小さいころ、海外の映画やミュージックビデオなどから刺激を受けてきました。

 

最初に描いた間取りは、ダンスホールにDJブースと大きな吹き抜け、スキップフロアがある2階建て4層構造の間取りでした。

 

◯現上場企業で新人営業コンテスト優勝

◯外資系企業で営業コンテスト優秀

 

ごくごく稀に、成績はトップ、、さらに顧客満足度も高い営業マンがいます。

 

ただし、当時の私は、そうではありませんでした。

契約するための営業トークや、プレゼン資料づくりに長けていて、お客様にとって本当にベストな提案ができていなかったと反省しています。

 

2つの会社でトップの成績を納めた私だからこそ、成約率が高く実績が多い営業担当や設計士のトークや提案が、それがそのお客さまにとって本当に良い提案なのか、他社と比べて見栄えも良く、契約がとりやすいための提案なのか、スグに見分けがついてしまいます。

 

特に一人の顧客からリピート受注を見込めない注文住宅業界では、契約をとることに特化してノウハウを積み上げてきた営業・設計担当が多いと残念ながら実感しています。

 

 

◯レストランや病院厨房の動線設計及びHACCP(危害要因分析必須管理点)に基づく環境改善提案を5年

 

1分1秒を争う動線設計や、より快適・健全な環境づくりで学んだことは今の仕事にも間違いなく活きています。

 

この時に料理人でもなく、何の資格も持たない上司が、誰よりも地道な努力を積み重ね、動線や厨房システムの改善の分野で先生と言われる存在になっていく過程を身近で学んだことは、とても貴重な経験となりました。

普段私の仕事は業務用厨房のレイアウト設計で、限られたスペースとそのお店のメニューにおいて、いかに効率が良い動線にするのかに特化した提案ばかりでした。

 

図面を見るとどうしても客席側のレイアウトやデザインが気になるものの、そこは仕事外の空間です。

 

そして、設計提案した厨房機器の納品先に出向くことが多く、そこは戦場のような厨房です。

 

もともと中学の時に始めて豪邸の間取りを描いた時から、空間デザインにはとても興味を持っておりました。

 

お手伝いしたOPEN前の厨房から見る客席側は、なんとキラキラしたことか!

 

必然とデザイン含めたトータルの提案をしたくなりました。

それが実現できる注文住宅業界を自分の最後の職場として選びました。

 

◯大手ハウスメーカーで注文住宅のプロジェクトリーダーを約15年半

顧客本位を強く念頭において仕事をしていました。

 

それでも、ミスをして施主を怒らせてしまったこともあります。

 

その割合は全体の2、3%です。

つまり、家づくり100軒中2,3軒もあったというのが事実です。

 

みなさんは今後の家づくりにおいて実態を知っておいたほうが良いと思いますので、もう少しお伝えします。

 

独立してから、いろいろなハウスメーカーさんの仕事ぶりを知るようになりましたが、この業界はまだまだクレーム率が多く、2、3%どころではないと実感しています。

 

そしてそのクレームは営業、設計、インテリアコーディネーター、外構業者、工事担当それぞれに生じ、それを拠点レベルでなんとか抑えているので、本社には伝わっていないことがかなり多いです。

 

特に、独立して第三者の立場で家づくりのお手伝いをしていると、ハウスメーカー側からは問題(クレーム)解決したと報告は受けたものの、お施主さんの不満は消えていない、契約したし早く新居に住みたいから、しかたなく家づくりを進めているというケースが少なくないことを知りました。

 

話をハウスメーカー時代に戻します。

特に設計士さんに関してです。

当然ですが、悪意のある設計士さんがいなかったのは事実です。

みんな良い方ばかりでした。

一方で、とても優秀で実績ある設計士でさえ、常にベストパフォーマンスができていないこともずっと実感してきました。

 

この背景として、設計士の業務が増え、より忙しくなっていると言う点があります。

チェックが必要なことが昔よりかなり増え、申請の関連書類も増えています。

しかも社会的に時短、会社からは経費削減のための効率化が求められ、設計打合せの期間も圧縮されていることがほとんどです。

 

その中で仕事を次々にこなさないといけません。

ベストパフォーマンスを出しにくくなっているのが現状です。 

 

ハウスメーカー時代、設計士と私のプラン双方を提示した結果、自案採用率は控えめに言っても約7割でした。

 

そんなこともあり、最初は設計士とぶつかることも多かったです。#嫌な奴

 

当時は「満足の継続システム」と勝手に自分で言ってましたが、ようするに暮らすご家族みんなのことを考え抜いていて、本当に幸せがつづくようなプランが採用されるべきで、誰が描いたかは重要ではないと思っていました。

 

そんな私も、段々と施主と設計士がより良い関係を構築していけるように配慮した上で、予算内でより良い間取り案を私が捻出できれば、それを設計士の案としてさりげなく採用する術を体得できました。

(私は転勤は少なく、それでも4つのエリアを担当したなかで、一人毎回素晴らしい提案をする設計士さんと出会えたこともとても勉強になりました。)

 

誤解がないようにお伝えしますが、私が設計に関して行ってきたのは設計士の仕事の一部、楽しくおいしいところのみです。

  

私が得意で主に行ってきたのは、間取り設計、構造強度の検討、造作室内空間や外観デザイン、造作家具デザイン、照明・スイッチ・コンセント設計のチェックと改善提案。外構の基本デザインであり、実は設計士の業務の一部に過ぎません。

 

それはとても楽しいプランニング部分ですが、設計士の仕事はもっと多岐に渡り大変です。

 

担当の設計士や関連セクションの社員がとても根気が必要な図面の精査や各書類の作成のもと、建築確認申請や工事への引き継ぎなど、とても重要な仕事をしてくれていたからこそ、施主にとってより良い間取りや見積内容に私が集中できたということは付記させていただきます。

 

逆にこのことからも言えるのですが、独立してハウスメーカーではない、建築事務所の設計士さんのプランや話をしている内容を知る機会も増えたのですが、正直、ハウスメーカーの設計士さんよりも、関連商品の知識はとても豊富なのですが、実際に1年間で家を建てている数が少ない方が多いなと感じています。

 

私に相談をいただく方はドクター率が非常に高いのですが、最近の家づくり件数が少ないということは、外科的、内科的、精神科的施術数が最近少ないということです。

 

やはり、過去の実績よりも、今の施術実績が大事なのかと思います。

故に、AIなど最新技術を7年前からチェックしてますが、どうも私のノウハウをAI化するのにまだまだかかりそうなので、現場に立つ回数と質の両方が大切なのだと感じています。

 

今の仕事に通じることで、もう1点だけ言えるのは、必ずと言ってよいほど、引き渡し後のお客様を訪問し、ヒアリングしてきたことです。

 

先にお伝えしておきますと、施主アンケートなどは各社がしています。

ですが、そこには表面的なことしか記載されていないことが多いです。

引っ越してからは、お施主さんも忙しかったり、アフターフォローで良い付き合いをハウスメーカーと続けたいと言う思いから、あまり不満点を書かないでおく、というケースが多いようです。(なので各ハウスメーカーのアンケート調査の満足度はすごく良い・・)

 

それ故に、日経ホームビルダーの調査では、約52.6%%の施主が、不満を設計士さんや営業さんに伝えていないという結果になっています。


ちなみに、同調査では、

不満を伝えなかった方のうちの約65%は、その不満の内容が許容範囲を超えている

とも、回答しています。

 

当時の私はこの調査内容を知りませんでした。

ただ単に、満足点だけでなく、不満点を積極的に学び今後の提案に活かしたいと考えていました。

 

このようにお話すると、「私も良くお施主さんに住み心地とか使い勝手聞いています。」という方がいます。

 

どんな話を聞けました? とその方に聞くと表面的な内容であることがほとんどです。

 

だ聞くだけでは、本音や本当に重要なことは聞けません。

特に設計した側、家づくりした側に本音を言いにくいことがあるので、本音を聞き出すにはノウハウが必要です。

 

ここではそれは省きますが、やはりみなさんが暮らされてから深くヒアリングしていくと、

やはりより良い家とは何かの答えはお施主さんご家族にあるということを実感しました。

ご夫婦それぞれのご意見もそうですが、お子さまのお話も本当に参考になります。

 

ベテランで凄い実績をもつ、ある一級建築士の方は、「昔は俺もよく施主宅に遊びに行っていたのだけどね。最近はその余裕もないよ。」と話していました。

 

自分の作成したプランを、どう感じているのかを聞き、それはなぜなのか?どうしたらもっと良い家づくりができるのかを突き詰める。

それは私にとって至福の時間であり、この積み重ねが今のセカンドオピニオンにとても活きているのは間違いありません。

 

 

◯2度の施主立場経験

マイホームは間取り、外観、外構も含め自分で設計しています。

 

ハウスメーカー時代から、自他ともに認めるほど、とにかくマイホームでの暮らしを愉しんできたと言えます。

 

 

設計士は昔に比べてより効率化を求められるものの、作業項目や提出書類が非常に増えており、過酷な労働となっている方が本当に多いです。

 

私は上司に文句を言われない程度の数字は上げ、昔から「一人働き方改革」をしてきた(自由に休んでいただけとも言えます)ので、とにかく家を愉しむ時間が同僚の数倍はあったかと思います。

 

今も優秀とされている各社の設計士の提案になく、私の提案により良いアイディアがあったと多くのユーザーさんに言っていただいているのは、マイホームをどれだけ日々味わって暮らしているかの違いもあると感じています。

 

◯家事をしていると妻に認められて5年

独立した頃は、今までほとんど家事をしなかった夫が、ちょっとだけ手伝いをするようになったレベルでした。

 

お陰様で、仕事も安定してきた最近は、家族との時間も取れるようになったこともあり、家事も片付けや清掃も実践、研究中です。

最近のお気に入りは、キッチンのシンクから洗剤やスポンジなどを全部無くし、いつもピカピカ綺麗な状態をキープしていること。(キッチンの洗い物などは私の担当)

 

 

◯コンセプト型賃貸を15年以上満室運営中

こちらももちろん、

私自身でコンセプトや間取り、外観、外構、インテリア設計した賃貸です。

設計の狙いはデザイン感度が高く、きれいに使ってくれそうで、人柄も良い人に借りてもらうことです。

 

実際に、周囲の相場より家賃は高いですが、今までとても良い方々に借りていただいています。

マナーやお人柄が良い方が賃貸に暮らしていただき、その方との関係を良好に保つ秘訣も、実はデザインの力にあります。

ここでは詳細を省きますが、賃貸経営に興味ある方は個別にご相談くださいませ。

 

赤ちゃん、小さなお子様がいるご家族とも懇意にさせていただいており、お子様の成長とともに、間取りや動線についてのフィードバックを何度もリアルタイムに直接得られたのも勉強になっています。

 

◯要介護3になった父親と自宅で一緒にリハビリ

起業後、父が転倒で頭を打ち、意識が無い状態での入院が続きました。

 

ドクターからは、このまま寝たきりで、意識もきちんと戻らず、ボケが進行していくと思っていたほうがよいと言われました。

 

紹介された、要完全介護者向けの施設を家族と見学しました。 

見学した感想は、父親の人生の最後の時間を、まだこの場所で送らせたくないというものでした。(我々家族のみの見解です。)

 

父親は、病床でずっと覚醒せず、たまに弱々しく口を開くと、非現実的なことなのか、昔にあったことなのかを繰り返し寝言で言う状態が続きました。

 

既に起業していて、完全リモートワーク可能だったので、ずっと付き添いができたのは私にとって幸いでした。

 

これは誰にも通じることだと思うのでお伝えします。

 

意識のない父にずっと何度もポジティブな声がけをしたのが良かったのだと思います。

 

「大丈夫だよ。お医者さんも良くなるって言ってたよ」

 

「顔色がよくなっているよ」

 

「手の握る力が強くなってきたよ」

 

結果、お医者さんが驚くほど、父は覚醒し、時間はかかりましたが、とてもゆっくりですが数cmずつ脚を運べるようになりました。

 

その後は、リハビリ担当の方々も本当によくしてくださり、私や母親、妹と交互に病院内でマッサージや、歩く練習を重ね、ようやく退院できました。

 

退院後も、自宅でリハビリを一緒に行いました。

 

当初は、1階で寝れるようにレイアウトを変えようとしましたが、今まで通り2階のままで、と言う本人の希望があり、階段の上り下りを一緒に練習した結果、自力でできるようになりました。

 

この経験から私は、設計上大切な2つのことを学びました。

 

それは将来まで見越した住宅の設計がとても重要だということです 

ただし、いわゆる表面的なバリアフリー設計では不十分で、もっと細かい部分まで配慮が必要だと痛感しました。

 

また、老後すぐに1階で生活を完結できるのが全ての人にとってのベストとは限らないこともわかりました。

 

極力階段など身体を動かす努力も重要なのだということ。完全に1階で暮らさないといけなくなるまでの、中間段階も考慮して設計すべきということをあらためて実感しました。

 

もちろん、これらはその方の心身の状況やどのような家族の支えがあるかによって変わってきます。 

このような自宅介護やリハビリを含めた実体験は、プランのセカンドオピニオンにも活きています。

 

(父は他界しましたが、最後に私に大きな教えをくれたのだと思います。)

 

以上の経験から

ハウスメーカー、営業担当や設計士の実情や心理を踏まえながらも(とはいえ忖度ゼロです)、いろいろなユーザー(施主)さんの問題解決をすることができるようになりました。

 

とはいえ、やはり一番学びが多いのは、独立してからです。

全国のユーザーさんのさまざまな相談に真摯に向きあうことで、日々勉強しており、ハウスメーカー時代よりも、視野広く、深く、アドバイスできるようになりました。

 

さまざまなハウスメーカーで優秀とされる営業担当とユーザーさんのやり取り、優秀で実績が多い設計士の間取りや見積などを拝見し、自分がセカンドオピニオンを提供する意義を確信できるようになりました。

 

特に得意なのは、失敗・後悔の無いプランチェックと「幸せつづく家」となる提案です。

 

 

特に注文住宅に関して、予算の中で最善の動線・間取り提案はもちろん、「幸せつづく家」のための工夫をすることは、どの設計士にも負けないと確信しています。

 

整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト、風水片付けコンサルタント、こんまり®︎流片づけコンサルタント養成講座修了生として、そして1分1秒を争う業務用厨房の設計経験からも、収納や片付け、家事動線の詳細な提案も得意です。

 

木構造マイスター準一級の立場や、様々な耐震性にかかわるエビデンス、被災地からのフィードバックなどにより、より耐震性の余力を確保した上で、最善な提案を心がけております。

 

もちろん、土地探しや売買契約、家づくりの進め方からハウスメーカー選び、各社の対応面や、契約前の注意点など、さまざまな局面でのセカンドオピニオンを真摯に行っております。

 

最後にセカンドオピニオンの実例を2つだけご紹介。

 

・ご長男さんを震災で亡くされたご家族の新築のお手伝い

結論:地元の一級建築士、大手ハウスメーカー2社のプランではなく、ながけんのプランを採用。

「〇〇(長男)のこと、家族やペットの体調や病気のことを、ここまで考えてくれるとは思わなかったです。」「こういう家が建てたかった」と、とても感動していただきました。

新しいマイホームに入居後もとてもご満足されている様子の動画などお便りをいただいており、私もとても励みになっております。

 

・室内に25mプールやジム、大きな中庭のある方のお手伝い

結論:数社の大手ハウスメーカー検討。当初気に入っていたプランのままだと、周囲との視線や生活動線含めて暮らしてから不満が出るのではというセカンドオピニオンを100点以上進言。防犯面も考慮し、玄関や駐車場を含むがらりと変えたながけんのプランを提示。とても気に入っていただけました。

ハウスメーカーや建築事務所の比較などでご相談をいただきましたが、私が指摘したプールのことなども直ぐに調べたり、動きが柔軟で、かつ早かったS社に絞り、他社は断りとなりました。

 

私の案をS社の構造制約に合わせて、大筋修正していただき、契約となりました。(契約直前の図面では、LDKや収納家事動線の関係は改善の余地がありました。が、今回は契約後に修正で良いというお施主さんの同意の上の契約となりました。)

 

途中、設計士さんの地域の建築規制の誤解もあり、それを私から指摘する場面もありましたが、それも素直に謝罪していただき、それ以降は順調かつ柔軟に打合せが進みました。

 

契約直後に、一旦、リビングのソファーに座った時の感じ方などが私の案と違った案となっていて、お施主さんもそこが分からない感じでしたので、そこを3Dパースなどで私の改善案と比較しながらフィードバック。より良い間取りに改善できました。

間取りがほぼ決まった状態で、整理収納、家事動線、スイッチや照明、空調システムの改善点、外構など含めた詳細なセカンドオピニオンを提供。

 

ハウスメーカーの設計士さんやインテリアコーディネーターさんとの打合せ内容を、より詳細な生活者目線で考慮することで、選んでいたキッチンや収納、空調吹き出しや配管計画などもよりご家族にとって良いものとできました。

 

今、住宅としては大規模な工事も順調に進んでおり、きっと「幸せつづく家」となることを、お施主さんとともに確信しております。

 

ながけんの セカンドオピニオンにご興味ある方は、プラン相談やプラン一括依頼などのサービスをお試しください。

 

顔 永野

 

大手ハウスメーカー時代、私 ながけん こと永野 健一は、定年退職後に『リーマン万歳!』という本を出版しようと本気で計画していました。

 

そんなONもOFFもリーマン生活を満喫していた私が、会社をやめたのは大きな衝動にかられたからです。

 

全ては熊本地震後の撤去作業のボランティア活動に妻と一緒に参加したことから始まりました。

 

その時の衝撃的経験が、ユームのビジョンとなっています。

(詳しくはこちらの 起業のきっかけ をご覧ください。)

 

ユーム(u-hm)のビジョン

一人でも多くの方に

本当に地震に強い家で暮らしていただく

 

まずは、私とみなさんの本当に地震や火災に強い頑強な住宅で、大震災時には隣人や通りすがりの人も助けられるようにしていきましょう。

 

大きなビジョンを掲げ、熱い思いで起業したものの、当初は経営的にとても厳しかったです。

「サラリーマンの妻万歳」と言っていた妻にも非常に心配をかけてしまいました。

 

そんななか、心の支えは、本物のサービスは必ず生き残る! という信念とハウスメーカー時代の施主の方々からのお言葉や手紙でした。

 

「そういうサービスあったら良かった。永野さんらしい」

 

「あなたなら成功する」

 

という多くの声や手紙をいただきました。

 

会社は辞めたのに、お施主さん方が取材に快く応じてくれたこともとてつもなく大きな励みとなりました。

 

・・・・・

 

ユームの現状を少し共有させていただきます。

 

全力で乗り越えるべき障害

ネットや住宅展示場では、耐震性を示す表面的又は間違った情報が氾濫している

 

自己利益のために、真剣に自然災害対策に向き合っていない建築士・営業がまだまだ多い

 

ネットでの間違った情報だけではありません。

毎日のように、家づくりをする方からのプランのご相談に対応していますが、未だに、間違った情報を伝えていたり、本当に耐震性を重視していない一級建築士や営業の方が少なくないのが現状です。

 

とても残念で、悲しくなります。

 

一方で、これをなんとか改善していかなければと思っている同志の方々とも出会えています。

 

いろいろな立場の人が自己の利益を守ることで、誤った情報が氾濫していますが、エビデンスを大切にしながら少しでもこの障害を取り除いていきます。

 

ビジョン実現のための実行動

耐震性の重要さを伝えるコンテンツだけでも、年間35万回ほど読視聴されている

 

間取りのご相談において、構造強度の観点からもセカンドオピニオンを提供している

 

現在1年間に新築される注文住宅は30万戸に届きません。

それを考えると、ユームのコンテンツがある程度、読まれるようになったと言えます。

 

またプランのご相談時に、木構造マイスター準一級の立場、様々なエビデンスや被災者の方々からのフィードバックを含め、耐震性や耐火性などの観点からもプラン改善のアドバイスをしています。

 

ただ、私が個別にアドバイスをできるのは、時間的にもほんのわずかなご家族です。

 

今後は、私が直接相談を受ける方以外にも、もっとビジュアル的にわかりやすく、より自然災害に強い家づくりの具体的な方法などを伝えていきたいと考えています。

 

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もう一点、重要なことをお伝えさせていただきます。

 

2023年のイエストマッチの調査では

78.4%の人が「マイホーム作りで後悔した点がある」

という結果になっています。

日経ホームビルダーの調査では、

約52.6%の施主が、不満を設計士さんや営業さんに伝えていない
(伝えにくかったり、既に住んでいて改善できないから)

とのことです。

なお、同調査では、

不満を伝えなかった方のうちの約65%は、その不満の内容が許容範囲を超えている

と回答しています。

一方で、優秀と言われ、人気のある設計士や営業担当ほど建築実績が多いのは言うまでもありません。

つまり、お施主さんの申告な不満の内容の多くを、優秀と言われる設計士・営業担当者は知らないということになります。

それ故に、同じような不満を内包する家づくりが繰り返されているとも言えます。

 

これを解決するのが私の、そしてユームのミッションです。

 

ミッション

失敗・後悔なく

「幸せがつづく家づくり」

を支援していく

 

これは他に秀でた才能がない、唯一の私の特技であり、やりがいであり、天命だと感じています。

 

ユーザーが好きな建築会社や実績と人気ある設計士から提案をされたプランを見ていると、

このまま家を建てると、きっと後悔するな!と気づいてしまいます。

 

ある整理収納のインフルエンサーの方からは、「心配性な家づくりコンサル」ですねと言われました。

 

たしかに、将来の不満ポイントにすぐに気づいてしまい、

もっと良いプランをどんどん思いつくのが私の特技です。

 

なぜそうなったのかは長くなるので、こちらでは割愛させていただきますが、

これはもう、様々なハウスメーカーなどの実績と人気がとても豊富な設計士さんの提案よりも、実際に私の改善策をユーザーさんに採用されてきたことからも、革新している能力です。

 

全力で乗り越えるべき障害

大手や優秀な営業担当者、一級建築士なら大丈夫だろうと思っている人が多い

 

大手もローコストも含めて、注文住宅で失敗・後悔している人が絶えない 

 

クレーム業界とも言われている

 

この業界を最後の仕事としている者として、この現状は残念でたまりません。

 

7年間、優秀な営業担当や設計士さんの紹介もしてきました。

 

ですが、優秀な担当者の紹介だけでは、今までと変わらないことが、このサービスを始めて7年経っても実感していることです。

 

そこで次のことを、ほぼ毎日行っています。

 

ミッション実現のための実行動

家づくり相談を継続。第三者のプロだからこそ気付くセカンドオピニオンを提供

 

単なる第三者チェックだと、施主と住宅メーカーがギクシャクする 契約後も引き渡し後も笑顔の関係にするためのセカンドオピニオンとノウハウを構築

 

店舗を待たずネット相談対応にて、持続可能なローコスト経営を展開

 

 

その結果、

「助かった」「数社から提案を受けたら一番良い」「このまま建てたい」「ここまで我々家族のことを考えてくれるとは思わなかった。感動しました」というご感想を日々いただいております。

 

それが私の生きがいとなっています。

 

どんなに優秀な営業担当も設計士でも、ミスはあります。

 

私も大手ハウスメーカ−時代にミスしたことや、自分の不甲斐なさに泣いたこともあります。

 

当時は、他の営業担当や設計士の対応や提案を遠目で見聞きしたり、事務所での(お施主さんが聞いたら憤慨するような)彼らの会話を聞くと、このように思っていました。

 

あんな担当者で契約して可哀そう

あのプランと見積りだと、間違いなく契約後に相当金額があがるな

一見良さそうな小手先のあんなプランで家を建てて本当に大丈夫だろうか

 

 

しかしながら結局、よそのチームだからとか、自分のお施主様の対応で忙しい、自分のチーム員のことで手一杯という言い訳で、ずっと看過してきました。

 

そんな自分も、今から思うと、自己満足な提案であったり、他社では提案しなそうな斬新さでお客様の目を惹く提案にしたことも歪めません。

 

最近は少なくなりましたが、お施主さんご家族それぞれにとって、もっともっと良い提案ができたのにと、反省している夢を何度か見ています。

 

何か問題が生じた時に、当時は他の担当より自分はずっと、施主側に立っていると思って対応していました。

ですが今思うと、完全に施主本位の対応ではなく、会社側の立場での対応となっていた、そのことにストレスを感じながらも、そうせざるを得なかったと妥協したことが、2度ほどはあったと思います。

 

一方で第三者の立場で俯瞰をしてみると、いろいろな注意点やより良いアイデアに気づくことが多いのはご存知のとおりです。

 

ハウスメーカー時代の反省を活かすべく、何倍も自己研鑽を続けています。

 

「本当のユーザー本位とは何なのか?」を追求し、日々業務を改善、厳しく楽しく研鑽しています。

 

失敗・後悔なく

「幸せつづく家づくり」

を支援していきます。

 

こちらの章の最後に、ユーム永野の得意分野のみお伝えさせていただきます。

 

・優秀で実績が豊富な営業担当・設計士以上に、契約前にこのプランや見積もりで契約して問題ないか、契約後にこの内容で最終決定して暮らしてから後悔しないかどうか、もっとより良いアイディアはないのか

というセカンドオピニオンの提供

 

ハウスメーカーなど建築会社や設計事務所に忖度ないセカンドオピニオンをしながら、ユーザーと施工側が笑顔の関係でいられるための伝達方法などの工夫

 

 

特に、

 

ご家族みなさんのそれぞれの特性に応じて、

契約時や新居完成時の 幸福感が暮らしてから落ちずに、幸せがずっと続く家の提案は、どの設計士にも負けないと自負しています。

 

現在も多くのユーザーさんが、永野独自のセカンドオピニオン案を採用され、暮らしてからも感動のお言葉をくださっていることがその証明です。

 

ただし、必ずしも私の案を採用して欲しいということでは一切ありません。

ただ単に、みなさんにとって、契約後も失敗・後悔が無く、暮らしてから、より満足していただきたいだけです。

 

私のリソースを使わなずに、それが実現できるのであれば、それが一番望ましいと思います。(それはそれでちょっと私は寂しく感じるのでしょうが・・)

 

ユームの、永野のビジョンやミッションに共感できる方はお試しください。

 

そして、我こそはお施主さんご家族のことを考え抜き、どの設計士よりもより良いプランを提案してきたという実績と自信のある方は、ご連絡ください。一緒により良い業界にしていきましょう。