ダイワハウス【耐震性評価ランク】ハウスメーカー徹底比較!

能登半島地震の被災地支援に行っており、一旦新規ご相談をストップしておりましたが、2月8日~再開いたします。 
2024年2月6日 ながけん( 永野 健一 ) 

 

 

こんにちは U-hm (ユーム) 永 野 です。

ユームは、震災時にもそのハウスメーカー自体が生き残り、アフターサービスを継続できる企業の家を建てて頂きたい。その為の無料サポートを行っています。

 

住宅展示所ではどんなハウスメーカーも地震に強いと言っています。

果たしてダイワハウスは本当に地震に強いのでしょうか?

 

今回は、他のハウスメーカーと比較しやすいように、以下の点にて説明します。

 

・大和(ダイワ)ハウスの耐震性

・震災時の対応能力

・長期保証を継続できるかどうかの企業力

 

それではどうぞ。

 

※2021.6.21に更新しました。

 

U-hmロゴ

目次

1.ダイワハウス【耐震性・震災時対応力・企業体力】評価ランク

2.ハウスメーカーの比較の為の解説と所感

 

大和ハウスと積水ハウスの7つの違いを徹底比較した記事はコチラからどうぞ。

■「幸せつづく家づくり」の探求者|ながけん(ユーム 永野 健一)の 簡易プロフィール

 

・1分1秒を争う業務厨房の動線設計及びHACCP(危害要因分析必須管理点)に基づく環境改善提案を5年

・大手ハウスメーカー(HM)時代を含めて、土地探し・家づくり支援を20年以上

・独立後、相談者が提案されたプラン・見積診断は1,000回以上提供

 

※業界初の注文住宅の本格的なオンライン・セカンドオピニオンサービスを提供する会社 u-hm株式会社 CEO

 

 

まずは、下の表の評価ランクと太文字だけをざっと見て、次の【解説と所感】の太文字だけでもご覧頂ければ約2分で重要ポイントがわかります。

 

■ダイワハウス耐震性評価ランクとその詳細

※各ハウスメーカーが公示している内容による比較評価となっています。

※U-hmでは構造の部位のみの実験よりも実大実験を最重視しています。実大実験の公示が無い場合は省いております。

 

■ダイワハウス耐震性評価ランク

7項目比較

(2021.04更新,U-hm調べ)

1.過去の建物被害の大きかった地震波にて実大実験をしているか?

評価ランクB

<鉄骨系>

「xevo(ジーヴォ)」

B:1995年神戸南部地震神戸海洋気象台観測波※以後神戸波2006年実施

B:2004年新潟中越地震の小千谷波(2006年)

<木造系>

「GranWood」

(ー):実大実験の詳細の公表が無い。

2.建物の余力を確認する実大実験ができているか?

評価ランクB

<鉄骨系>

「xevoΣ」(ジーヴォシグマ)

B:175Kine神戸波?増幅:2013年)×4 ※JR鷹取波の増幅であればA評価

<木造系>

「GranW00d」

(ー):実大実験の詳細の公表が無い。

3.実験体の参考度合は?

評価ランク

<鉄骨系>

A:「xevo」耐震と制震(オプション)各2階。(国立科学技術研究所2006年)

A:地震動エネルギー吸収型耐力壁標準仕様の「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」総2階バルコニー(国立科学技術研究所、2013年)。

 

<木造系>

「GranWood」

(ー):他大手ハウスメーカーと比べると、かなり小さな総2階の実験体で、あまり現実的な参考度合は低いと言わざるを得ない。

4.実大実験による揺れの抑制はどうか?

評価ランクB+

<鉄骨系>

A~B:神戸波や小千谷波。神戸波の200%の地震波も含む計85回にて、xevo標準耐震「DEAQT(ディークト)S」と比べて制震システム「DEAQTD」(オプション)の変形量は約20~50%。神戸波818galで2階床の応答変位は6.9㎜。(耐震は12.6㎜)

B:「xevoΣ」標準搭載の地震動エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」に左記震度7相当を4回連続加振にて変位量は4回目もグラフ表示で微増。但し、具体的な変位量などの詳細な数値の公表は無い。

<木造系>

B:実大実験詳細明示無いが、小型2階実験で耐震等級3相当の木造と比べて最大2分の1の揺れに抑制と明示。

5.過去の地震に対する被害状況の明示と結果は?

*地震の揺れによる被害

評価ランク

明示無し。

6.震災時に対応が期待できる組織力は?

評価ランクA+

大和ハウス工業は大阪と東京双方を本社とし、直営拠点が北海道は倶知安・ニセコ出張所から沖縄までを網羅している。震災時のリスク分散面、被災地エリア外からの支援面において国内TOPレベルと言える。

7.生き残れる企業力は?

評価ランク

2021年3月期の連結決算は、対前年比売上高は▲5.8%、経常利益は▲8.1%。
特に新型コロナウイルスの影響により、新設住宅着工戸数で分譲戸建て・持家・貸家・マンション全てにおいて着工戸数も前年マイナスとなった。

2019年に発覚した国の認定を取得していない基礎を使った賃貸や戸建て住宅約4,000棟あったということや「施工管理技士の技術検定試験における実務経験の不備について」「中華人民共和国の関連会社における不正行為」に関しての影響も少なからず残っていると言える。

しかし経常利益率8.2%とグループ全体では高い水準をキープ。

戸建て事業においては、海外事業の業績アップにより、対前年比売上高は△3.7%増、営業利益は△20.7%であった。

海外事業においては、戸建て住宅事業の売上高5,161億9百万円の内1,908億円と約37%を占め、営業利益218億1千8百万円の内135億円と約62%を占める結果となった。

この表を見て、あまり内容が分からなかった方は、先にこちらを見ていただければ明確にご理解いただけると思います。

 

☞「2分でわかる!【本当に地震に強いハウスメーカーを選ぶ秘訣】ここだけ知っておけば惑わされない!」

 

上記の解説と所感はご案内のあとスグです。

 

 

他のハウスメーカーの評価ランクは  コチラ

・住宅展示場見学の5つの残念と最善の見学法は コチラ

・土地探し3つの落とし穴と予算内で良い土地を見つける方法 コチラ

・ユームが厳選した5社とその理由は? コチラ

 

 

他社の耐震性ランクはコチラ

 

 ■ハウスメーカー比較の為の解説と所感

太字部分だけで約1分でポイントがわかります。

 

1.過去の建物被害の大きかった地震波にて実大実験をしているか?

※上の画像出典:大和ハウスYouTube公式チャンネル ※画像外はユームの参考情報

 

ダイワハウスが2013年に鉄骨造にて実大実験を行った神戸波(1995年)は最大速度(2成分PGV)105カイン、観測地の半径約200m以内の建物全壊・大破率は約2.5%の地震波です。

 

また、小千谷波(2004年)は同名の2つの観測点の内、どちらかの明示が無いのですが、JMA小千谷は約93.6カイン全壊大破率1.2%、K-NET 小千谷は133.4カインでしたが全壊率は0%です。

 

神戸波、両小千谷波ともに周期1秒以内の短周期に強震のピーク(卓越)が来ました。

 

建物自体の固有周期は短周期(1秒以内)であっても、共振が激しくみられる揺れの周期は約1~2秒以内という事が分かってきています。

 

 

へーベルハウスは2015年に全壊率が約34.9%であった同じ神戸南部地震におけるJR鷹取駅の地震波を始め、新潟中越地震の川口町などの周期約1秒過ぎに大きな強振が襲い、建物被害が大きくなってしまった実際の地震波で実験をしています。

 

 

上記の理由からこの項目の評価ランクは現時点ではBとしています。

 

地震波を予測した波形による実験も大切ですが、実際の地震は東西、南北、上下と複雑に揺れます。

 

実際に被害の高かった過去の地震波を再現させた実大実験はやはり重要です。

 

 

是非、集合住宅併せた販売戸数No.1のダイワハウスには、2016年の熊本地震の益城町宮園の観測波による実大実験をしていただきたいと願います。

 

※上記観測波のカイン数は2方向水平ベクトルの和にて表示しています。その他に3成分による数値など若干数値の違いが生じますが、評価に変更を及ぼす違いではございません。

 

※重要な補足

最近、ハウスメーカーや工務店の営業トークで、「ウチ熊本地震の地震でも倒壊はありませんでした!というものが横行しているようですが、熊本、益城町でもどの場所にその会社の自社物件が何件建っていたかを確認された方が良いです。

熊本の益城町でも、その町内のなかでも被害の度合がエリアによって分かれているからです。

 

また、「熊本の益城町の地震波で実大実験しているからウチなら大丈夫です。」と断言している営業も散見されますが、注意が必要です。

その実大実験には、基礎がついていない場合が多いからです。

基礎と基礎と土台や柱との緊結がどれだけ強固なのかがとても重要なので、その部分も良く比較されることをおすすめします。

 

また、実験の建物は通常よりも窓が少なかったり、階上や屋根の荷重を一番理想的に階下に伝わるような設計も多いです。

一方で、みなさんが希望する間取りは、実験体よりも窓が多かったり、空間も開放的に広かったりもします。

また、2階や屋根の荷重を受ける1階部分の柱や壁の位置が、実験体とは違うことが多いです。

ですので、実験して大丈夫だから絶対に安心ということではありません。

開口部が大きい時や、開放的な空間の設計時にどのように耐震性の余力をあげる工夫をしているのか? それが信頼できるものなのかを確認することもおすすめします。

 

 

2.建物の余力を確認する実験ができているか?

 

U-hmの調べでは、約160カイン以上で3次元実大実験を実施した大手ハウスメーカーは次の通りです。

 

積水ハウス2007年(約160カイン)、パナソニック ホームズ(パナホーム)は2011年(約161カイン)、ダイワハウスは2013年(約175カイン)、へーベルハウスは2015年(約157カイン)、三井ホームは2016年(約183カインと約231カイン)です。
(それぞれ実験体が違うので、詳細はこのページの下部にある各ハウスメーカーの耐震性評価ランクからご覧ください。)

 

現在は、加速度ガル(gal)よりも速度カイン(kine)の方が建物被害に関連性が高いと言われています。

 

その中で大和ハウスのXEVOΣでは以下のような実験を行っています。

 

※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報 

 

その上で、この項目の評価ランクをAではなくBとしているのは、その実験地震波は1995年の神戸波を増幅させた短周期帯に強震をさせた実験であり、同年のJR鷹取駅や2004年の川口町のような建物被害の高かった周期1~2秒以内の強震実験ではないからです。

 

今後は、是非項目1で記述した様な熊本地震の益城町宮園の地震波やそれを増幅した200kine以上での実大実験を実施し、詳細を明示されることを期待したいです。

 

 

3.実験体の参考度合は?

 

まずは2006年の段階で、他の大手ハウスメーカーに先駆け、主力商品の鉄骨造「xevo」の「標準仕様である耐震構造」「オプションである制震システム」の比較実験を行っている事は特筆されるべきことです。

 

そして、地震動エネルギー吸収型耐力壁「xevoΣ」による2013年の実験も十分に現実的で参考となるので、当然評価ランクはAとしました。

 

 

注意点としては、へーベルハウスとは違い、ダイワハウスの実大実験は基礎無しということです。

 

基礎及び、基礎と建物本体とのジョイント部分の実大実験はまだ実証されていません。

 

 

そこで、ダイワハウスの基礎構造を補足しておきます。

 

平屋・2階建てのxevoΣの基礎は、布基礎ですが業界屈指の立ち上がり幅180mmです。

 

※上の画像出典大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

これはコンクリートの中性化による鉄筋の腐食を抑え、基礎部分をより健全に保つ効果が期待できます。

 

主筋の太さの明示はありませんが、鉄骨の柱と直結するアンカーボルトの直径は22㎜です。(XEVO E 2階建ては16㎜。XEVO  03は外周部20㎜)

 

また、大きな震災時にアンカーボルトが基礎からの抜けを抑制するために、耐力壁直下の柱とパネル端部は強度の高い異形鉄筋のアンカーボルトを使用しています。

 

※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

これは一般的な鋼材であるSS400と比べて1.7倍の耐力を有してるのが特徴です。

 

また、他社では1本の柱に2本以上のアンカーボルトの緊結をしているのに比べると見劣りするように思われるかもしれませんが、主要な柱を耐力パネル(鉄骨フレーム&ブレース)のフレームで両側から挟み込んで一体化しており、強固に基礎と主要な柱、耐力パネルを緊結していると言えます。

 

※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

それが、ダイワハウス独自の「トリプルコンバインドシステム」です。

 

3階建てに特化したSKYPE 3、5階建てまでのskyeでは、主筋やアンカーボルトの太さの明示はありませんが、柱と基礎を4本のアンカーボルトで強固に緊結しています。

 

※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

今後は大和ハウスが提唱する大開口での2階建てと、重量鉄骨3階建てのskye3の実物大実験を実施・公表をしていただきたいです。

 

 

また木造に関しては、パナソニックの子会社となったパナソニック ホームズ(パナホーム)も、今後業界3位の戸建販売戸数を目指す為には木造を手掛ける事が必要であると一部要人の発言もあるように、今後各社木造のシェア争いもますます激化が予想されます。

 

その中で、ダイワハウスの木造商品「GranWood」における実大振動実験も是非、今の実験よりも大きく、より現実的な建物にて、建物全壊率が高い地震波にて実施し、それを明示していただきいです。

 

 

少なくとも現時点では、U-hmとしては耐震性の実証において「GranWood」はお薦めできると言える材料を確認できておりません。

 

 

4.実大実験による揺れの抑制はどうか?

 

<鉄骨系>

A~B:「xevo」に関しては、2006年というとても早い段階で標準仕様の耐震構造とオプションの制震仕様の具体的な実大実験を実施、明示しており流石の一言です。

 

当時の標準仕様である耐震「DEAQT(ディークト)S」の神戸波における2階床面の12.6㎜の変位は現時点では必ずしも優位性があるとは言えませんが、2006年の段階の数字です。

 

今はより進化していると期待したいです。

 

※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

当時はオプションであった制震システム「DEACTD(ディークト)D」の2階床の変位は6.9mm(ただし、75回目の以降の振動実験では変位量はUP)と言う2006年の実験実証は現時点でもTOPレベルと言えます。

 

但し、他メーカーでは変位量の表示は振動中の数値を表しているところもあり、振動後はゼロまたはそれに近く戻っているグラフを明示していますが、上記のグラフは振動後の変位量ではと推察されます。

 

詳細な明示がありませんでしたので評価はA~Bとしています。

 

 

B:2013年の「xevoΣ」の地震動エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」搭載実験に関しては、まさに標準仕様の地震動エネルギー吸収型耐力壁がxevoΣの商品性の要であると思いますが、その効果の公表が少なく、Bランクとしました。

 

※上の画像出典大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

 

現在、地震の揺れで倒れない事が前提となってきております。

 

家が倒れてなくても、非常に多くの方が揺れによる人的且つ物的被害に遭われてきたきた史実がある中で、いかに住宅の揺れを抑えられるのかが焦点となってきています。

 

構造の単体やパーツの実験も大切ですが、実際の地震動による力はより複雑に住宅を襲います。

 

やはり実大実験による実証がイメージコマーシャル以上に大事なことなのでは無いでしょうか?

 

また、ダイワハウスでは175kineという速度の地震波を4回を含めて、連続加振による実験において、大きな揺れが続いておきても、その耐震性及び制震の効果があることを実証しています。

 

※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報 

 

また、先の「DEACTD(ディークト)D」の実験結果を含めて、現時点での他社比較においてはAランクにしたいところです。

 

しかし、まだ1秒以内の短周期にピークのある地震波での実験であるので、この項目全体の評価をB+としております。

 

 

補足すると、ダイワハウスは最上位の商品である「XEVO Σ PREMIUM」にエネルギー吸収型耐力壁「KyureK(キュレック)」を1階に割り増した「xevoΣs+」仕様を用意しています。

 

2018/09/28の報道向け資料では、「持続型耐震xevoΣs(ジーヴォシグマエス)」仕様を標準装備することで、 巨大地震時の建物の2階床の変形量を「xevoΣ」と比較して最大で45%低減するとしています。

 

ただし、KyureK(キュレック)搭載の実大実験の公表はまだありません。

 

 

次回は最新の地震動エネルギー吸収型耐力壁を搭載し、且つダイワハウスが良く提案している大開口の2階建ての実大モデルでの実験をしていただきたいです。

 

また、重量鉄骨3階建てに特化したskeye 3の実大実験の公表もまだなので、是非、Σ制震パネルを搭載して、2階建て共に、より建物被害率の高い地震波での実大実験による揺れ幅(変位)も具体的な開示をしていただくことを心待ちにしております。

 

 

皆さまには、建物の揺れを少なくできる家は、自身や家族を守るだけでなく、補修費やメンテナンスコストも抑える事になるという事を分かっていただき、ハウスメーカーを選ばれる事をお薦め致します。

 

 

5.過去の地震に対する被害状況の明示と結果は?

*地震の揺れによる被害

 

日経ホームビルダー2016年7月号の記事では、熊本地震で同社の新耐震基準をクリアした軽量鉄骨の建物2棟が倒壊したことを、同年の5月17日に開催した2016年3月期連結決算の説明会で明らかにしたこと。その後の取材であらためて1階の柱頂部が折れたことなどを認められた内容が(掲載の写真では梁との接合のボルトが抜け折れたように見える)記載されました。

 

因みに、2棟ともお住まいの方は無事であったとのことで何よりでした。

 

ダイワ(大和)ハウスに関しては、熊本地震などでの全壊・半壊ゼロを明示しているハウスメーカーと比べ、評価ランクはBとしております。

 

 

ただ、ちょうど私が熊本地震のボランティアで現地入りし、まだ被害状況が大きく残り、家屋の被害状況の診断もまだ遅れている段階で、とても早く公表をしたことに好感は持てました。

 

また、その時の建物は耐震等級3ではなく、今の構造はより進化しているかと思います。

 

この評価項目は、各ハウスメーカーによって震災地の施工数が大きく違うということ、特に全壊率の高かった特定のエリアにどれだけの自社物件があったのかということで、全・半壊実績が違ってくるので、単純比較ができないということは皆さまにわかっていただきたいです。

 

過去において、自由設計の自社基準が現在よりも緩かった会社もあると思いますので、仮に過去に全半壊が生じた会社が今も地震に弱いという訳ではありません。

 

 

6.震災時に対応が期待できる組織力は?

 

皆さまには、ハウスメーカーを検討する上でこの項目も重要だということを認識していただきたいです。

 

先述の補足ですが、熊本地震で倒壊してしまった2棟も、地震直後すぐにダイワハウスは点検に赴いています。

 

これは、驚異的な対応の速さだと思います。

 

(ハウスメーカーとの契約内容やアフターフォローに、大きな震災時の緊急のフォローの義務は明示されていません。震災時はハウスメーカー社員も非常に危険な状況となり、その社員にも家族がいます。ですので、震災時にすぐに点検に来てもらえることを当然のこととして期待はしてはいただきたくないです。)

 

ただし、実際の被災地の方から直接お話を伺ったのですが、震災後1ヶ月経っても、とても普通の精神状況ではいられないということです。

 

今までに経験したことの無い様な恐ろしく巨大な力による揺れに突然襲われ、建物が倒れていなくても周囲は惨状と化している中で、大きな余震は夜中も関係なく何度も襲ってくるのです。

 

不意にくる余震の度に、瞬時に不安に襲われ、最悪の事態が頭をよぎり、とても普通の精神状態ではいられないということは、きっと体験者にしかわからない状況なのだと思います。

 

私が赴いた熊本県東区(益城町の隣)のボランティア先のお宅では、そのご主人は本震から1か月程経っていたのに眠れなく、お嬢様は余震がある度に泣き出してしょうがないとの事でした。ご主人は精神的に本当におかしくなるとおっしゃいました。(詳しくは、「何故u-hmサービスを始めたのか?」にて

 

一方で、建てたハウスメーカーが点検に来て、「大丈夫です。異常ありません。」という言葉でどんなに心から安心できるものなのかということも別のご家族の言葉からわかりました。

 

ハウスメーカーの耐震性を語る際に、単に建物が地震に強いだけでは駄目なのだと感じました。

 

被災地では、ハウスメーカーの社員やご家族も被災者となります。

 

その様な時に、被災エリア外から迅速にフォローできるのかどうかも、真に地震に強いハウスメーカーと言えるのではないでしょうか?

 

その意味において、大和ハウス工業はフランチャイズの様な別会社による販売店化をメインにしてはいなく、直営部隊の拠点が業界TOPレベルに広がっており、自社自体が震災被害を受ける際のリスク分散もされています。

 

 

保証制度を含めて深掘りしておきます。

 

ダイワハウスは数種類の保証制度がありますので、誤解が無いようにする必要があります。

 

まず、営業マンが良くPRしているのは、初期保証30年、有料補修工事をすると60年までの保証というものですが、こちらは主にXEVOΣと重量鉄骨の3階建てにて、30年保証対応の外壁を選んだ場合となります。 

 

なお、詳細の条件があるようですが、60年以降も診断・保証があるとしています。

 


※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

xevoADVANCEやネット商品であるLifegenicは、防水初期保証が15年となっているので注意してください。

 

ADVANCEではオプション仕様で初期防水30年も選べるようです。

 

防水はとても大切なので30年にしておいた方が良いかと思います。

 


※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

コスト的な理由などで軽量鉄骨の3階建てを選ぶ方は保証期間が短くなるので注意してください。

 

軽量鉄骨3階建ての xevo03、xevoB、xevoE+R、xevo Wood Plusは初期保証20年、防水初期保証が15年となります。 

 


※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

重量鉄骨の4階・5階のSKYEは初期保証20年、防水初期保証が10年と短くなっています。

 


※上の画像出典:大和ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

自分の該当する商品で積水ハウスなど他社と比較することをおすすめします。

 

 

つづいてダイワハウスのアフターサポート体制です。

 

ダイワハウスは全国にお客さまセンターを設置しています。

 

その数の明示はありませんが、地域ごとに数えたところ約86箇所ほどあるようですので、積水ハウスよりは少ないですが、それでも充分に北海道から全国を網羅していると言えます。

 

なお、積水ハウスは沖縄に拠点はありませんが、大和ハウスは沖縄にもあります。

 

受付に関しては365日24時間体制なので積水ハウスと同様です。

 

ちなみにこちらは、個人住宅以外に分譲マンションなどのオーナー対応もこちらになります。

 

今後の震災時に被災地エリア外から等の支援により、オーナー様のアフターフォロー機能が継続できる可能性が他社比較において高いと言えます。

 

当然ですが、評価はA+となります。

 

 

U-hmが今後、大和ハウスに期待したいのは、業界に先駆け、まず本社及び主要拠点の建物自体の高度な耐震性を確保し、その明示をされてはどうかということです。

 

そして、仕事場の保全と同時に、通勤時の無防備な震災リスクを減らす為に、社員の通勤時間帯を計画的にズラすことです。

 

またこれはかなり長期的計画となりますが、社員の自宅自体も耐震性の確保ができる為の支援や補助です。

 

具体的には、景気の停滞や後退時に工場や施工現場の空白化を補う為に、社員に自社建てをキャンペーン価格にて推進したり、補助したりということからでも良いと思いますが、それでも社員の自宅の耐震性強化には間に合わないと思われるので、耐震性の強いマンションの所得などの支援も無いと実現は程遠いのかと思います。

 

 

現在、U-hmが各社の決算説明文や中長期計画等を見る限り、自社の会社機能及び人的資産に関しての具体的な震災リスク対策を計上している会社は無いと思います。

 

内閣府は2015年に制作した「事業継続計画(BCP=Business Continuity Plan)」のガイドラインに基づき、震災時も含めて事業が継続できる為に各企業が独自にBCPを策定することとしておりますが、そのガイドラインには上記の様な震災時の本社や主教拠点(建物)自体、社員宅自体の耐震性向上、人的資産の保全までは言及されていません。

 

耐震性と長期保証やメンテナンス性を訴求している会社として、真剣に上記のことに取り組むことにより、既存のオーナー様は勿論、新規見込み客への訴求、社員満足の向上となり、これから就職を考える者や株主、取引先や金融機関などへの安心材料となのではないでしょうか?

 

そして、上記のことを提案したい理由は、もう一つあります。

 

今までもどの住宅メーカーや工務店も震災時にその被災地の社員が献身的に出社し、被災地に出向いてきたと思います。

 

時にはそれは美談として扱われたりします。

 

しかし、それは組織集団上の精神的強制(義務感)などであってはなりません。やはり、まずは社員自身とその家族の安全確保が第一であります。

 

これは今後どちらかの住宅メーカーのオーナー様となる皆さまにもわかって頂きたい事です。

 

だた今までもそうであったように、制度的義務は無くても、人間は集団心理上も含めて、ついつい無理をして震災時に出社したりしてしまいがちです。

 

是非、会社機能及び社員やその家族の震災対策にも、より一層真剣に取り組んでいただきたいです。

 

大きな震災時も会社も社員も生き残り、被災地以外の拠点との連携を深めてすぐに会社機能が継続できるような保全対策を率先して明示していただきたいものです。

 

真に震災に強いハウスメーカーとして、次のステップに進んでいただきたいという勝手ながらこの業界をより良くしたいというU-hmからの切なる願いでもあります。

 

 

7.生き残れる企業力は?

 

2021年3月期の決算では、戸建て住宅事業において売上高5,161億9百万円・営業利益218億1千8百万円でした。

 

対前年比では売上高△3.7%、営業利益△20.7%となります。

 

2020年度は新型コロナの影響により国内戸建て事業の苦戦が強いられる中、海外戸建て事業で大きな業績UPとなりました。

 

連結での経常利益率も約8.2%と高い水準をキープしています。

 

しかし2019年に発覚した国の認定を取得していない基礎を使った賃貸や戸建て住宅約4,000棟あったということや「施工管理技士の技術検定試験における実務経験の不備について」「中華人民共和国の関連会社における不正行為」の影響が残っているように感じます。

 

そのため上記影響も踏まえてA評価としています。

 

とはいえ生き残れる住宅メーカーの筆頭です。

 

特筆すべきは今後生き残る上で重要な海外事業が好調という点です。

 

 

今後、国内の新設住宅着工戸数は減少していくと言われています。

 

直近の2020年で81万5340戸(前年比▲9.9%)ですが、2025年には62万戸前後まで減少すると日本を代表する複数の研究機関が分析しています。

 

数字の大小は多少あるとはいえ、年間約20万戸もの住宅工事が無くなるということは避けられない状況となっております。

 

そのため新たに海外事業も拡大することが、企業が生き残る重要なポイントのひとつとなります。

 

 

2020年度のダイワハウスの海外戸建て事業は、戸建て住宅事業全体の売上高5,161億9百万円の内1,908億円と約37%を占めています。

 

営業利益は218億1千8百万円の内135億円と約62%を占めており好調と言えます。

 

豪州シドニーの分譲地の売れ行きやアメリカ東海岸エリアの住宅需要の高まりが大幅な業績UPの要因となりました。

 

2021年度の戸建て住宅事業の事業計画は、海外事業の営業利益が、国内を超える約59%の見込みを想定しており今後さらなる事業拡大が注目されます。

 

 

一方で国内市場も、今後の復調・事業拡大に期待したいです。

 

以前は(今も)有名をタレントを採用したユーモアあるTVCMなどにより圧倒的な認知度で住宅展示場への来場数を増やし、スピード感ある強力な営業力が必勝パターンでありました。

 

最近はTVCMの低価格化や安価且つスピーディーに宣伝可能なネット上で、さまざまな住宅メーカーの露出が増えていることから、年々差異化が難しくなっています。

 

また、全国の家づくりの方からご相談をいただいている中で、これは個人的に感じていることですが、優秀な人材が他事業に流れているのではという懸念を感じざるを得ないことが散見されます。 

 

 

他の会社よりも独自の魅力が持てるか、木造がどこまでシェアを伸ばせるかが、注文住宅部門単体でTOPグループとして生き残れるかどうかかと思います。

 

 もともと他社も認めているほど営業力はありますが、働き方改革の名で、その営業力が代替わりとなっている若い方にどういう形で継承されていくのか、 そしてさらなる独自の魅力UPを期待したいです。

 

それは、他の大手もできるようなAI営業やAI設計士によるコストダウンだけではなく、やはりますます甚大化する災害対策(ハリケーンや浸水、津波対策も含めて)や、多様化する生活シーンへの提案力や圧倒的なメンテナンスコストの抑制などであって欲しいものです。

 

特に30年目以降の点検は有料で良いと思っても、やはり実際のメンテナンス費用を抑えたいというお施主様が多いです。

 

U-hmに相談がある勤務医年収1,500万円~開業医3,000万円ほどの層でも、新型コロナによる世界経済への影響もあり、より一層イニシャル及びランニングコストを抑えたいという方が増えています。

 

ぜひ、60年間で実質的メンテナンスコストを抑えられる商品開発を期待しています。

 

さらに木造住宅シェアの拡大にも注目しています。

 

業界再編という観点では、大手木造メーカーとの共闘による業界TOPを目指す、といった事業拡大にも期待したいです。

 

積水ハウス、セキスイハイム等の鉄骨メーカーも木造住宅を手掛けて、住宅戸数と売上確保をしています。

 

また、2017年10月にパナソニックの子会社となったパナホーム(現パナソニックホームズ)に関しても重要人物の発言において、木造を手掛けることにより戸建てシェアを3位を目指すと言った発言もあります。

 

トヨタホームでも2018年から木造住宅の販売を開始し、数年以内に同社供給棟数の1割を目標としています。

 

その中で、ダイワハウスは今後も鉄骨住宅主流とするのか、業界の再編の中で合併吸収も含めて木造住宅を拡大していくのか、今後も注目していきたいところです。

 

 

U-hm株式会社

代 表 永     野

 

 

大和ハウスと積水ハウスの7つの違いを徹底比較した記事はコチラからどうぞ。

 

 

他のハウスメーカーの評価ランクは  コチラ

・住宅展示場見学の5つの残念と最善の見学法は コチラ

・土地探し3つの落とし穴と予算内で良い土地を見つける方法 コチラ

・ユームが厳選した5社とその理由は? コチラ

 

 

U-hm住宅展示場 ハウスメーカーと住宅ローン徹底比較

 

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各ハウスメーカーの耐震性の評価・比較に関しては、下記の文献も参考にさせて頂いております。ここに敬意を表し、厚く御礼を申し上げます。

 

○ 参考文献:

堺有紀(2009).地震動の性質と建物被害の関係.日本建築工学会誌.No.9,2009
伯野元彦 (2003). 世界最高2,005ガルでも無被害, 地震ジャーナル,36号,50-51.
川瀬博 (1998). 断層近傍強震動の地下構造による増幅プロセスと構造物破壊能, 第10回日本地震工学シンポジウム, パネルディスカッション資料集, 29-34.
武村雅之(1998). 過去の地震被害から見た震源近傍での強震動, 第10回日本地震工学シンポジウム, パネルディスカッション資料集, 45-50.
青井・他(2006). 新潟県中越地震の地震動, 月刊 地球/号外 No.53, 2006

 

u-hm株式会社

代 表 永     野

ユーム代表 永野とは?

 

ユーム代表 永野の簡易プロフィール

 

・1分1秒を争う業務厨房の動線設計
及び
HACCP(危害要因分析必須管理点)
に基づく環境改善提案を5年

 

・大手ハウスメーカー時代を含めて、
土地探し・家づくり支援を20年以上

 

※注文住宅のセカンドオピニオン提供(全国対応) u-hm株式会社 CEO

 

 

ユームとは?

創業時の想い・永野の紹介

コチラ

 

U-hm特典付きサービスは
何故無料なのか?

コチラ

 

 

ご不明点などお気軽にお問合せ下さい。

☞お問合せはこちらからどうぞ。

 

はじめまして。U-hⅿ ユーム 永 野 とはこんな人物です。

 

現一部上場情報システム関連企業で新人約100人中トップセールス

 

ニュービジネス協議会理事(当時)の方の新規起業をNO2として最初から手伝うも失敗

(トップ逃亡。20代前半で数百万円貸したお金も戻らず、給料も数か月無し。いい勉強料と思いこむしかなかったです。トホホ)

 

外資財閥系情報サービス企業で約300人中トップセールス

(と言っても、この頃はまだまだ仕事の本質が分かっていませんでした。

根性だけはあったと思いますが、めちゃくちゃ半人前の営業担当者でした。

広島に新設の営業所長となり、超ド級のブラック企業を新拠点から改革しようとしました。が、力不足で失敗。所長を降ろされ退職。人生で大きな挫折感を味わいました)

 

一分一秒を争うレストラン・病院の厨房に関して、HACCP(危害要因分析必須管理点)に基づき動線設計・環境改善提案を5年

(メニューごとに少しでも効率的で、使う人がより楽な動線・環境を考える経験は今の仕事にとても生きています。特にO157などのウイルスを削減する提案は重要な仕事だと思います。が、厨房から見る華やかなレストランの客室がなんとも輝いて見えたことか。一生の仕事として、空間やインテリアのトータル的な仕事がしたくなりました。)

 

住宅ローンから注文住宅のトータルサポートを20年以上しております。

 

◯大手ハウスメーカー時代

大手ハウスメーカー時代は、担当の設計士の提案と私の提案と両方提示することが多かったです。

 

事実上、約7割の方は私の間取り案を採用されています。

 

最初の10年ほどは良く設計士とぶつかってました。

後半は設計士案を尊重しつつ、より良い案が捻出できれば、さりげなくそれを採用してもらう術を身に着けました。

設計士との良いコラボの関係を築くのが得意となりました。

 

 

上長からは、図面描くよりもっと新規営業してくれと何度も言われました。

(どのお偉いさまも諦めていただきありがとうございました。

 

契約後も、予算上の要望が実現ができないとなると、その解決が最高の快感でした。

上長からは、契約後は設計士に任せて、新規営業してくれと何度も言われました。

(どのお偉いさまも、あきれて自由にさせていただいてありがとうございました)

 

 

間取り設計は、中学生のときに将来の3階建マイホームを描いたのが最初です。

いわゆる営業的PRよりも、予算内で問題解決の間取り案の捻出は誰にも負けない自信があります。

お試しあれ。

 

とはいえ、注文住宅はプランだけ良くてもダメです。

形なき状態から主に会話をベースとして、数千万円、億単位の家をつくるわけです。

進め方や施主や社内・社外関係者との連携プレイ、最善の資金計画やプランニング、施工などなど、難易度はものすごく高いです。

 

私も失敗・後悔して、お施主さんを怒らせてしまったこともあります。

施主本位で動いていたつもりが、組織の理論の流れに組み込まれてしまったと後悔した時もあります。

 

後半のマネジメントの苦しみと嬉しさを含み、深い反省と改善の繰り返しの16年半でした。

 

ただし、商品である構造や会社のフォロー体制など、その良さを嘘つく必要がなく、施主との関係を築いてこれたのはとても幸せでした。

 

今もなお仕事を通じて、良好な関係を継続させてもらっています。

ときに厳しく物言いもしていますが、感謝です。

 

 

◯起業

熊本地震のボランティアに妻と行ったことが大きな転機となりました。

 

ネットでは、地震に強い家の表面的だったり、過った情報が氾濫しています。

 

本当に地震に強い家とはなにかをもっと広く伝えたい。

ひと家族でも多く、本当に安心できる暮らしをしてもらいたい。

 

と強く思い、妻も周囲もまさかの起業でした。

 

現在、u-hm株式会社を経営しております。

 

ミッションは

 

 

■ミッション

本当に地震に強い家とは何かを広く伝え、

一人でも多く、より災害に強い家で暮らしていただく

 

 

です。

 

 

そのために、WEBメディア「注文住宅アカデミー」WEB住宅展示場u-hmユームを運営しています。

 

特に耐震性関連の記事は年間35万回ほど読まれ、国内で注文住宅を建てる数の約半分ほどの読者数を達成(googleアナリティクスによる)しています。

 

少しは、ミッションを達成できているという実感があります。

(最初は まったく 読まれていませんでした。うれしい。読者にもスタッフにも感謝)

 

とはいえ、この注文住宅の業界はまだまだクレーム業界とも言われています。

 

実際大手やローコスト関係なく、お施主様とハウスメーカーのトラブルは跡を絶ちません。

 

優秀な営業担当も設計士もミスはします。

 

そこで、起業当初からユームのサブミッションは

 

 

■サブミッション

失敗・後悔せずに、普通以上の満足な家づくりを支援する

 

 

です。

 

今も土地購入のご相談やハウスメーカー選び、資金計画、ハウスメーカーのプランなどのご相談や、契約後にプランを最終決定する前のセカンドオピニオンの提供を日々行っております。

ほぼ全国対応です。

 

全国の方から、ただ単に参考となったという感想ではなく、

 

「ユームさんに相談できて助かった」

「こんなにセカンドオピニオンをもらえると思っていなかったので感動しました」

 

という本当に嬉しい多くのお言葉をいただいております。

 

それが生きがいとなり、スタッフと共有できているのが大きな幸せとなっております。

 

今後は、より多くの方のご相談を受けているので、AIによる注文住宅コンシェルジュ/質問・相談自動応答サービスを本気で導入計画中です、

 

◯その他

施主の立場経験を2回

(注文住宅はまだまだ勉強中。本当に奥深い。寝る前や疲れた時は3回目の家づくり案をニヤニヤと練っています)

 

妻に家事をしていると認めてもらって? 3年半

(サーフィンする時間が欲しく、家事の時短化研究中)

 

賃貸を満室運営13年以上

(コンセプト型の賃貸としてデザインすることで、借りている方も本当に良い方です。ありがたや)

 

マイホームを楽しんでいるハワイ島大好き大人サーファーです。

(当分いけないので、庭のヤシさん達みて癒やされている。70歳になってもサーフィン愉しむぞ)

 

 

※家づくりが大好きなハウスメーカー経験者の方、会社よりも顧客の満足重視でやってきたと自負ある方限定で、スタッフ(正社員からホームワークまで)募集中です。まずは募集内容をお問い合せください。

 

 

今は白髪を染める時間ももったいないので、もっと白髪あり。

 

(最近の研究)

・究極に家事が楽になる新しい仕組み

・予算内で新しい最高の間取りの研究

・家育(いえいく:永野の造語)の仕組み

・暮らしにおいて満足継続システムの開発

・家が稼いでくれる新しい仕組み

 

(今四苦八苦していること)

・注文住宅系youtuberへの挑戦(スタッフから「もっと笑って」「言葉かまないで」など、煽られ怒られつつ)

・赤ちゃん猫育て(心配し癒やされの繰り返しつつ)

 

 

U-hm株式会社

会社概要

サービス

Youtube

本社:東京都渋谷区広尾1丁目7番20

DOTビル2F

※リゾートオフィスあり

※国内ほぼ全域対応

 

U-hmロゴ

 

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