【土地探しのコツ大全 】失敗後悔しない土地の探し方

U-hm住宅展示場 ハウスメーカーと住宅ローン徹底比較

 

今まで80億円以上の注文住宅をお手伝いしてきた ユーム 永野です。

土地探しからお手伝いさせていただいた方も半分ほどです。

 

ここでわかるのは、単なる土地を探す方法ではありません。

 

より良い土地を探して、失敗・後悔せずに土地を購入するためのコツの集大成とも言えます。

 

いままで土地探しからお手伝いをしてきたプロのノウハウをまとめた、この【土地探しのコツ大全】で、あなたも良い土地を手に入れましょう。

 

※土地・建物・諸費用の具体例を知りたいはのちほど コチラもどうぞ。

 

■「幸せつづく家づくり」の探求者|ながけん(ユーム 永野 健一)の 簡易プロフィール

 

・1分1秒を争う業務厨房の動線設計及びHACCP(危害要因分析必須管理点)に基づく環境改善提案を5年

・大手ハウスメーカー(HM)時代を含めて、土地探し・家づくり支援を20年以上

・独立後、相談者が提案されたプラン・見積診断は1,000回以上提供

 

※業界初の注文住宅の本格的なオンライン・セカンドオピニオンサービスを提供する会社 u-hm株式会社 CEO

 

 

 


1. 土地探しのコツは土地が見つからない理由を知ることから

失敗例を知ることが、成功の近道となりますよね。

土地探しのコツの第一歩は、失敗例をおさえておくことから始めることです。

ではさっそく失敗例を見ていきましょう。

 


(1)良い土地が見つからない理由は 初期計画と探し方にアリ

良い土地が見つからない理由は、最初の計画が弱いので、土地探しの担当者が本格的に探していないということがほとんどと言えます。

 

具体例を見てみましょう。


・資金計画が曖昧(あいまい)。又は無理がある。

・家族の意見がバラバラ。

・土地の希望エリアが広すぎる。

 

 

この失敗例のポイントは、

 

特に自己資金や住宅ローンによる予算や土地のご希望条件が曖昧であったりした場合、不動産業者や住宅メーカーの担当者も本気で土地を探してくれない

 

ということです。

 

今まで相談を受けた方で、ご自身ではきちんと計画やご要望を紙にまとめてらっしゃる方も含めて、この計画が弱いという方がとても多いです。

 

まずはここを改善するだけで、優秀な担当者の土地探しのネットワークをフル活用してもらうことができます。

 

 

・学区や実家のすぐ近くなど探す条件が狭すぎる。

エリアを小さく絞ること自体は悪いという訳ではありません。

 

親御さんの介護など、それぞれ事情があります。

 

ただこの場合は普通の探し方では、奇跡的に土地が出ない限り、難しいと言えます。

 

その場合にも、後ほどお伝えする土地探しのコツが有効になります。

 


・ネットばかりで土地を探している。

良い土地はネットに掲載される前に、決まってしまうことも少なくありません。

 

実際に私がお手伝いしてきた方々は、ネットに出る前のこれから売り出す土地情報を先に入手することができ、契約となっている方が多いです。

 

ネットでの土地探しは効率的で、ネットの情報から良い土地が見つかるケースも少なくありません。

ただ、それだけではどうしても限界があるということです。

 


・土地探しの依頼先である業者(担当者)が弱い。

不動産業社でも、あなたがネットで見ることができるような情報しか持っていない会社もあります。

 

また、不動産業者の営業マン同志は常に競争関係です。

 

優秀でネットワークの広い担当者には、最新の土地情報も集まってきます。

 

すぐ売れるような土地の最新情報を得た営業マンが、一定期間、その情報を自分で保有して、自分のお客さまに優先して紹介するというのは、実際にあることです。

 

ハウスメーカーや工務店の営業マンに土地探しを依頼する方も多いですが、土地探しに関しては本業ではありません。

 

土地を探せる時間(ヒマ)がある営業マンは、不動産業者との信頼関係や土地情報を持っている組織や地主さんとのパイプが弱いことが多い

と言わざるを負えません。

 

実は、ハウスメーカーや工務店に土地探しをお任せしていて、これが理由で土地探しを失敗している方多いです。

 

誰に土地探しを依頼するのかで、あなたの土地探しの成否が決まる

と言っても過言ではありません。

 


・土地探しをいろいろな会社に依頼している。

あなたがいろいろな会社に土地探しを依頼していることを、あなたが言わなくても、経験豊富でネットワークの広い担当者はわかるものです。

 

そうなると、自社で決まる(仲介できる)確率が減るので、やる気が損なわれる場合があります。

 


それらを改善して、後悔無く、良い土地を見つけることができるのが、土地探しのコツ大全です。

 

 

(2)良い土地が見つかっても手に入れられない理由

せっかく良い土地が見つかっても、購入できない。

これは実際によくあります。

 

その理由は何故だと思いますか?

 

理由は次の3つです。

 

・決断できない。

・申込を入れたが、他の人のほうが早かった。

・一番目に申込を入れたが、2番目に申し込みをした人の購入条件のほうが良かった。

 

一番目の「決断ができない」に関して、「あのお客さんは決断力が無い」と言う不動産業者や住宅メーカーの営業マンもいます。

 

ただ決断力が無いというよりも、要望を全て満たしていないなら、購入すべきかどうか悩んでいるというケースがほとんで、それは悩むのは当然のことです。

 

一方で要望を全て満たした土地はまずでてこないというのは、確かにそれが実態とも言えます。

 

そして土地探しをはじめるとみなさんそのことは気づいてきます。

 

気付いているのですけれど、いつまでも悩み過ぎて決められなくなっている方は確かにいます。

 

そうすると、良さそうな土地を購入して、実際に満足している方の特徴はどうかというと、

 

要望は全て入らない前提で、どこまでの要望が入った土地が見つかったら、申し込むのかの基準を最初に明確にしている

 

方が多いと言えます。

 

 

二番目の「申込を入れたが、他の人のほうが早かった」に関しては、その土地情報を入手した日時が他の人よりも遅ければしようがないです。

 

ただし、

 

土地探しを依頼している担当者が、本気でチェックをしていなく、情報提供が遅い場合は要注意

 

です。

 

今回も情報提供が遅い担当者は、次回も遅いということは十分にありますので、良く担当者とコミュニケーションを図ったり、場合によっては担当者を変更したりしないと、いつも後手となってしまいます。

 

逆に、せっかく良い土地が見つかったのに、悩むのに時間がかかってしまって、申し込んだ時に遅かったというのであれば、勿体ないです。

 

今ほぼ全国の土地探しからご相談をいただいていますが、実はこのケースは少なくないです。

 

あるハウスメーカーで建てたいと決めていた方の実例をご紹介します。

 

お申込みの際に、希望購入価格の欄に指し値(値引後の金額)を記入していたのですが、2番手の方は満額を入れたので、契約できなかったのです。

 

東京の勤務先まで電車で約30分の、とても人気のある新しく綺麗なエリアのこれから売り出す土地でした。

 

実際にそのエリアで土地を探している方は多く、滅多に出てこない良い土地でした。

 

ドクターのご家族でしたが、後で聞いたら満額購入も可能だったとのことで、タラレバ論ですが、本当に残念な結果となりました。

 

すぐに他の良い土地が見つかれば良いのですが、さらに家賃を1年分払ってもまだ良い土地が見つからなかったということも実際にあります。

 

とは言っても、一生にかかわるようなお買い物です。そう簡単には決められないですよね。

 

次の章の土地探しのコツ大全では、良い土地の探し方、よい土地が見つかった時に、失敗・後悔をしないで土地を購入できる方法がわかります。

 

2.土地探しのコツ大全|コツは最初の計画と段取りにアリ

土地探しのコツ大全とはどういうものでしょうか?

 

もちろん、良い土地を見つけ出し、それを確実に購入でき、失敗・後悔なく家づくりや賃貸を建築できるための方法です。

 

土地探しの最大のコツは、ほぼ初期段階で決まると言っても過言ではありません。

 

良い土地を見つけるには、自分だけでは限界があります。

 

先に最も重要な土地探しのコツをお伝えします。

 

それは、不動産業者や住宅のプロを本気にさせて、あなたの土地を本格的に探してもらうことです。

 

そのためには、

あなたの資金計画をしっかりとたてておくことです。

そして、土地と建物のご要望がしっかりとまとめておくことです。

 

 

 

土地探しの重要なコツ

不動産業者や住宅のプロを本気にさせて、あなたの土地を本格的に探してもらうこと

そのために、資金計画と要望をしっかりとまとめておくこと

 

 

 

そうでないなら、土地探しのプロに見切られてしまうと思ったほうが良いです。

そうなると、良い土地はいつまでたってもみつからないでしょう。

 

そして、失敗・後悔なく良い土地を購入するための最大のコツをお伝えします。

 

それは、不動産業者の見解だけで土地を購入するかどうかを決めるのではなく、建築会社の見解も聞いてから土地を購入するかどうか判断することです。

 

 

失敗・後悔しないための最大のコツ

不動産業者の見解だけでなく、建築のプロに建築上問題無さそうか確認してから土地を購入すること

 

 

 

とは言ってもよい土地はなかなか出てきません。

良い土地がでてきたら、すぐに売れてしまう可能性があります。

 

そして、良い土地が見つかったら他の人にとられずに、速やかに買うべきかどうかを判断した方が良いです。

 

そのためのコツは、

 

良い土地が出来た時にそれを逃さないために、ハウスメーカーや工務店などの家づくりのプロに建築上の観点からすぐに、その土地で建築上問題ないかどうかをチェックしてもらえるように段取りをしておくことです。

 

 

良い土地を逃さずに購入するための最大のコツ

あらかじめ建てたいと思える建築会社に建物の要望を伝えておき、良い土地が出てきたらその土地にどんな間取りができ、トータル金額がいくらになるのかをすぐに提示してもらえるように頼んでおくこと

 

 

 

それでは、これらの土地探しの最大コツを効果的に実行するための具体的な方法をわかりやすく解説していきます。

 

 

■土地探しのコツ大全|6つのステップ

(1)業者が真剣になれる計画を立てる

(2)土地探し、家づくりの良きパートナーを探す

(3)パートナーを本気にさせて良い土地を見つける

(4)お任せよりも連携プレイの方が良い土地が見つかる

(5)良い土地が出てきたら、すぐに判断できるように段取りをしておく

(6)それでも「土地探し難民」となってしまった場合の対処法

 

 

それではご案内します。

 

 

(1)業者が真剣になれる計画を立てる

 不動産業者や住宅メーカーの担当者に、この人は資金計画がしっかりしている。土地と建物それぞれの予算と要望も明確なので、どんな土地がよいか探しやすいと思ってもらえるような計画を立てましょう。

  

・まずはしっかりとした資金計画(予算)を立てる。

自己資金と住宅ローンの借入額を明確にしておきましょう。

 

土地と建物に出す自己資金(現金)を決定する為には、土地と建物以外にいくらぐらいかかるのか? つまり現金をいくら残しておくべきかを(下の参考記事などで)確認しておきましょう。

 

住宅ローンに関しては、ネットや銀行などでいくら借りられるのかという借入限度額をまずは知り、それからいくら借りるのが良いのかという借入適正額を決めます。

 

その時のポイントは、ほとんどの住宅ローンはローン金額が振り込まれる(実行)月の金利が適用されるので、今の最安金利にて試算をするのではなく、計画時期によりますが今の金利+0.2%以上にてシミュレーションをして、月々の返済額や借入額を確かめましょう

 

事前相談や仮審査などで希望の借入が可能かどうかの裏付けを取っておくとより良いです。

 

・土地と建物費用、それ以外にかかる費用などは コチラ

・自己資金の決め方は コチラ

・年収別の住宅ローンの借入可能額と月々の返済額は コチラ

 

 

・土地と建物それぞれの予算と要望を決める。

あなたの予算の内、いくらを土地に、いくらを建物に回すべきかを決めましょう。

 

家族にとって、土地を優先するべきか? 建物の構造力を優先するべきか? という決断も必要となりますが、曖昧にせずに、土地と建物の予算分配を決めましょう。

 

その為には、土地代とその他の諸費用、建築工事と諸費用をある程度は把握する必要があります。

 

もちろん、後で調整して変更となっても良いのですが、まずは予算の分配を明確にすることで、どんな土地を探すべきかどんな住宅メーカーをパートナーとすべきかがわかります

 

土地と建物坪単価別の諸費用を含めたトータル費用は コチラ

 

 

・どんな土地が見つかったら申し込むかを決めておく。

 よい土地を逃がさない為に、どんな土地であれば契約するのかを、エリア・土地の大きさ・形状・陽当たりなどの条件を明確にしておきましょう。

 

その為にも、自分達の希望の間取りはどんな土地なら入るのか? 金額を含めて把握しておきましょう。

 

  

(2)土地探し、家づくりの良きパートナーを探す

 しっかりした計画を立てたら、不動産業者の担当者も真剣に土地を探してくれるでしょう。

 

不動産業者に土地探しを依頼するのも良いのですが、同時に行いたいのは、建築のプロの観点で土地をチェックしてくれる土地探しの良きパートナーを探すことです。

 

どのような担当者があなたのパートナーとなるかどうかで、良い土地が見つかるのか、後悔の無い家づくりができるのかが決まると言っても過言ではありません。

 

 

・良きパートナーとは

良きパートナーとは、貴方の予算から土地と建物のバランスを考え、信頼で築き上げた人脈を使って、より多角的に土地探しをすることができ住宅メーカーの優秀な担当者です。

 

優秀な担当者は不動産業者からの信頼も厚く、地主などと繋がりの強い金融機関や税理士とのパイプを持っている事も多く、幅広く土地探しが可能です。

 

貴方の予算や良い土地が出てきた時に、豊富な経験から建築上何か問題無いかどうかのチェックをし、申込をすべきかどうかのアドバイスをくれます

 

その土地に希望の間取りが入るのかどうか、建物を含めたトータル費用がいくらになるのかを、良い土地を逃さず、あなたが安心して契約できる為に速やかに提示してくれます

 

土地のお申込みから、契約、住宅ローンの段取り、土地決済と非常に短期間で様々な意思決定手配をしないといけないことを、スムースにサポートしてくれます

 

特に住宅ローンを利用する場合は、スケジュール的に土地の契約と建物の契約はセットで考えないといけない場合が多いです。

 

建てたいと思え、予算的にも建てられる住宅メーカーを絞って、その会社の中でも実績と信頼のある担当者と一緒に土地すことです。

 

それが、良い土地を見つけ出し、後悔の無い家づくりをするには最重要事項と言えます。

 

 

ただし、大きな問題があります。

 

 

そういう人材は、強力な紹介が無いとなかなか出会えないということです。

 

 

・良きパートナーを探す際の注意点

 良きパートナーを探す際の注意点は、あなたが安易に資料請求をした時や、住宅展示場に行った際に、担当者が自動的にってしまうということです。

 

本当に優秀な担当者は契約後の打合せやフォローなどで忙しく、資料請求の対応をしたり住宅展示場で待機していたりする時間がなかなかありません。

 

つまり、なかなか会えないということです。

 

良きパートナーを見つけるためには、この人は人脈もあり、信用もできると思える担当者と出会えるまで、安易に個人情報を提供しないというやりかたもあります。

 

アンケートを求められても、相手が嫌な顔をされても毎回断るというかたもいらっしゃいますし、一度提供した個人情報の破棄を依頼することも可能です。

 

いずれにしても、土地購入から家を建てるために、あなたは、数千万円以上支払う必要があります。

 

そのような大金を託せる担当者を見つけることです。

 

あなたが建てたいと思え、予算的にも建てられる住宅メーカーで、実績も豊富で、信頼できる担当者と会えたら、積極的に、土地探しから依頼しましょう。

 

 

3パートナーを本気にさせて良い土地を見つける

注意点は、いろいろな住宅メーカーに土地探しを依頼していると、それらの優秀な担当者は本気の土地探しをしてくれないと思っておいた方が良いです。

 

それらの担当者は契約に困っていないので、自社で建てる可能性が低い方に、時間を割いたり、大切な人脈を使って土地探しをしたりしないからです。

 

土地探しのパートナーとして、住宅メーカーは多くても3社まで絞ることがポイントです。

 

最初から3社だけを比較検討するということではありません。

例えば住宅展示場で5社、6社のモデルハウスを見学してから、本格的に土地を探す段階で、3社ほどに絞れば良いわけです。

 

最初から一社だけに絞る方もいらっしゃいます。

 

私が住宅メーカー時代は有難いことにそういうケースも少なくありませんでしたが、土地の形状やご要望、予算によってその会社がベストかどうかは、詳細打合せと見積を見てみないとわからないというのも事実です。

 

実際に私が相談を受けた方も、(私にだけは教えて頂いていた)実はお気に入り度3番手(つまりビリ)だったメーカーが、最後に一番となり、契約となったというケースもあります。

 

その時の奥様は最初にその会社の外観デザインをダサいとまでおっしゃっていて、間取りと外観の相談を受けました。

結果最終的に、外観デザインも良くなり、間取りも気にいって契約となったのです。

 

本当に詳細打合せをしてみないとどのハウスメーカーがあなたにとってベストなのかがわからないということです。

 

あまり土地探しを依頼する住宅メーカーが多いと担当者を本気にさせられない

土地探しのパートナーとしての住宅メーカーを3社までに絞るのがおすすめ

 

  

4お任せよりも連携プレイの方が良い土地が見つかる

「土地情報はレインズに登録され、どこも同じだからウチだけにお任せください」という営業マンもいますが、その言葉は間違っています。

 

実際はレインズに登録されていない土地も少なくありません。

 

つまり、1つの不動産業者で全ての土地情報がわかる訳ではなく、他の不動産業者が良い土地情報を持っている可能性があるわけです。

ですので、なるべく広く土地情報を探した方が良い土地が見つかりやすいということです。

 

いくら優秀な担当者が土地探しのいろいろなパイプを持っていると言っても、限界があります。

 

完全にお任せよりも、ご自身でも土地を探すほうが良い土地が見つかる確率は当然高くなります。

 

ただ、やみくもに不動産業者に問合せをするのはやめましょう。

  

住宅メーカーの担当者から彼らが当たっている不動産会社や銀行を聞き、それ以外のルートは自分でも探しますと伝え、お互いに連携プレイで土地を探すことをおすすめします。

 

 特に地元の不動産業者は、そこだけの情報を持っている場合もあります。

 

ただし、ネットや電話問合せでは、生の情報を得られないことも多いです。

 

実際に足を運び、具体的にどういう土地が欲しいのか伝えましょう。

 

彼らは情で動く人も多いので、その不動産業者と関連する工務店などの建築条件付きの土地であっても、土地探しの熱意が伝わり、お気に入りのハウスメーカーでられように条件を外してくれたケースも何度もあります。

 

まずは、直接会ってみることです。

 

  

5良い土地が出てきたら、すぐに判断できるように段取りをしておく

これが重要な土地探しのコツです。 

しっかりとした計画を建て、不動産業者と家づくりのパートナーに土地探しを本気にさせることができれば、良い土地が見つかる確率は高まります。

 

それでも、「これは買い!」と思える土地は何度も出てくるものではありません。

 

あなたが気に入る土地は、他の人も気に入る可能性が高いです。

 

良い土地が出てきたら、すぐに判断して、逃さないようにしておかないと、「土地探し難民」となってしまいます。

 

そうならない為には、その土地を慌てず、速やかに判断できるように段取りをしておくことです。

 

 

良い土地が見つかったら、

建築上何か支障が無いか

建築時に金額が余計にかかることがないかを、

住宅メーカーの経験豊富な担当者にすぐにチェックしてもらえるように事前に依頼しておくこと

 

 

そして、

 

 

すぐにその土地にあなたとご家族の希望の間取りがどういう形で入るのかのプランとトータル費用を速やかに出してもらえるように頼んでおくこと

 

これがとても重要です。

  

その際の注意点があります。

 

 

土地探しを始める前に、住宅メーカーのほとんどの営業マンは簡単な建物のご要望確認しかしません

 

まだ土地も見つかっていないし、自分のところで契約してくれるかどうかもわからないからです。

 

そうなると、良い土地が出た時に、すぐにその土地にどんな家が建ち、トータル費用がいくらかかるのか、その提示物曖昧なものとなってしまいます。

 

土地の契約後に、満足できる間取りが入らなかったり、予算オーバーったりするのは、これが大きな原因です。

 

土地探しに集中する前に

 

自分達がどんな家に住みたいのかを真剣に考え、伝え忘れをして後悔しないように、

後で要望を追加して予算オーバーとならないように、

しっかりとした要望をまとめ、住宅メーカーの担当者に事前に伝えておくこと

 

 

これが、失敗・後悔しないで良い土地を購入するためのコツです。

  

 

6)それでも「土地探し難民」となってしまった場合の対処法

 数か月経ってもなかなか土地が決められない。良い土地が見つからない。土地探しの負のスパイラルに入ってしまった場合にも対処法があります。

 

負のスパイラルに入る要因は、土地探しを依頼している担当者のモチベーションが下がっている場合があります。

 

私共も様々な土地探しのお手伝いをしてきたり、不動産会社に多くの友人や知人がいたりしますが、

基本的にあなたのために集中して土地探しを一生懸命してくれるのは1ヶ月程と思っておいたほうが良いでしょう。

忙しい場合は2週間ほどかもしれません。

長くて2ヶ月程でしょうか。

 

その期間に、不動産業社や住宅メーカーの担当者は良いと思う土地が出てきたといろいろと土地情報を持ってきてくれます。

 

あなたが(もちろん決められない理由があってのことですが)なかなか決められなかったり、他の人にその土地を取られてしまったりすると、彼らのモチベーションが下がってしまいがちとなります。

 

そうなると、あなたの土地探しが後手となってしまします。

担当者が「あっそろそろ土地情報を報告しなきゃ」という感じになってしまい、最新の良い土地情報を逃す可能性があります

 

良い土地情報は他の人がいち早くキャッチして申込み、時間が経てば経つほどあなたはどんどん土地が見つからなくなる。

 

数か月土地を探しても、なかなか良い土地が見つからないという方は、この 負のスパイラル に入っている可能性が高いです。

 

 

この場合の対処法は、やはり自ら直接動くしかありません。

 

その際のコツは、不動産業者に行くにしても、住宅メーカーに行くにしても、相手の忙しい時を避けることです。

 

一番忙しいのは土日ですが、特に土曜の午後や日曜日ですので、土曜日の朝一に行くか、できれば奥様だけでも平日に行って、再度良い土地が無いかを確認しましょう。

 

平日では、不動産業者も住宅メーカーも平均的にゆとりがある時間帯は月曜日の13時~18時。木曜日、金曜日の13時~18時です。

 

土地探しを依頼して数か月経った状態では、1社につき顔を出すのは月1回程が良いと思います。

 

毎月、一回でも顔を出すか出さないかで、良い土地情報の提供が後回しになるかどうかが違ってきます。

 

わざわざ来てくれたあなたのために何とかしてあげたいと思うのが営業マンの心理です。

 

もちろん、「10分だけでも、今後の相談をしたい」と事前にアポを取って会うほうがより良いです。

 

電話より、メールより、短時間でいいので直接会って、最新の土地情報を聞いたり、更なる土地探しのお願いをしたりしましょう。

 

土・日にしか行けなければ、実際に行って忙しい相手の時間を割くのではなく、手書きで、自分達の土地探しへのねぎらいと継続のお願いを短い文章の手紙にして、手渡ししましょう。

 

とにかく、電話やメールではなく、足を運ぶことが大切です。

 

そして、今まで行っていない不動産業者にも直接行って、土地探しをしましょう。

 

その経過を、建てたい住宅メーカーの担当者にもメールなどで随時報告することで、土地探しのパートナーでもあるその担当者のモチベーションを維持することもポイントです。

 

住宅メーカーの担当者は、本当はこちらから連絡をしないといけないのに、他の不動産業者の状況もわざわざ連絡をしてくれる。と、あなたの熱心さを感じて、もう一度、自分のネットワークをフル活用してみようかとなるでしょう。

 

 

もう一つのコツは、視野を広げることです。

 

もちろん探すエリアを少し変えたり、予算を上げたりすることができるのであればそうしましょう。

 

それが出来ない場合は、2階建てで考えていたけれど、土地を小さくして3階を検討したり、大きな土地を分筆してもらえないか頼んでみたり、視野を広げてみることです。

 

今まで古屋付きの土地を見ていなければ、解体前提で中古物件を探してみましょう。

 

陽当たりがあまりよくない土地でも、建物で採光の工夫ができないか相談してみましょう。

 

パッと見た感じのイメージが悪くまだ売れていないだけで、設計力で素敵なお住まいになるかもしれません

 

私自身が購入した土地を妻が見た時は、雑草が凄く、隣がかなり古い空き家で印象が大変悪く、車から降りることすらしなかったのですが、私が妻にその土地での将来設計図をプレゼンして、やっと納得してくれました。

 

今は、この土地で良かったと、とてもマイホーム生活を楽しんでくれています。

 

一軒の綺麗な家が建つと不思議なもので、今は隣の古い空き家は売られ、新しい家が建ち、反対側の隣地の古い家は全面リフォームされて、その他の家も含めてその通りは綺麗に生まれ変わっています。

 

お手伝いした他のご家族でも同じようなことが起きていますが、不思議なもので、デザイン性のある新築が建つとまわりも建替えたり、綺麗にリフォームしたりという現象が起きるものです。

 

年齢層の高い古い感じの地域でも、ご近所さんに小さなお子さんが引越をして来ると、とても暖かく迎えてくれます。

 

もちろん、あくまでもご家庭の事情から、何年経っても最初の要望にこだわって探すという方もいらっしゃいます。

 

もし、狭いエリア限定などの絶対的な土地探しの縛りが無いようでしたら、土地探しのパートナーの忙しくない時間帯に土地探しの範囲を広げたり、中古物件も含めてさがしてもらうように相談してみましょう。

そうすることで、優秀な担当者の土地探しのモチベーションを維持し、土地+建物の提案力を引き出すことができます。

 

きっと良い出会いがありますので、諦めずに頑張ってください。

 

以上が、土地探しの最も重要なコツです。

 

次の章はいろいろな土地探しの方法別に、注意事項とコツをお伝えします。

 

今時間が無い方は、今までお伝えしたコツを実践すれば、十分に、良い土地を失敗や後悔なく入手できると思います。

 

 

なお、今まで述べてきたいろいろな注意点を解決して、この土地探しのコツ大全をさらに最適化したのがユームの【 U土地探し一括依頼 】です。

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3. 土地探し6つの方法の 注意事項とコツ

 

土地探しの方法として、いくつ頭に浮かびますでしょうか?

 

こちらでは、6つの方法について、その注意事項とコツをお伝えします。

 

良い土地が見つかる可能性が高まるので、複数の方法を同時並行されることをおすすめ致します。

 

■土地探しの6つの方法別の注意事項とコツ

(1)土地情報サイトで土地を探す

(2)不動産業者に直接行って探してもらう

(3)住宅展示場でハウスメーカーに土地探しを依頼する

(4)大規模な分譲地・宅地開発のセンターハウスに行って聞いてみる

(5)銀行・税理士に聞く

(6)売り出していない空き地・空き家などをチェックする

 

それでは、それぞれご説明致します。

 

 

(1)土地情報サイトで土地を探す

私が言うまでもなく、インターネットでの土地探しは初期段階にはとても向いていますよね。

 

ネットで土地探しをどこかに依頼しない限りは、不動産業者やハウスメーカーに次から次へと営業される煩わしさもありません。

 

まずは、エリアごとの相場をつかみましょう。

 

⇒実際の契約実例をエリアごとに調べたれるコチラも便利です。国土交通省「不動産取引不動産価格検索」

http://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

 

 

注意点は、良さそうに見え、土地代も相場が安い土地には、まず何かしらの理由があることです。

 

一番わかりやすい例としては、建築条件付きの土地です。

 

建築条件付きとは、その土地を購入したら指定のハウスメーカーか工務店で建てないといけない場合です。

 

土地を相場より少し安く売り出す理由は、構造的に安くできるハウスメーカーや工務店であれば、建物を契約する時に、そこで利益を調整できるからという可能性もあります。

 

もちろん、本当に建てたいと思える住宅メーカーの建築条件付きであれば、土地・建物のトータル費用に対して納得できるのであれば、それは良い土地ということになります。

 

その他に、相場より安い理由は、給排水設備工事や高低差があり外構工事などに通常以上にお金がかかる、陽当たりが悪い、目の前に大きな建物や木々がある、地中に障害物があるなど色々とありますが、ネット上ではなかなかわからないことが多いです。

 

ネットで土地探しをするコツは、不動産業者に問い合せする際に、常に「家を建てる時に、お金がかかるなどの何か注意点はありますか?」と必ず聞くクセを付けることです。

 

 

そして良さそうな土地があったら、すぐに建築のプロに相談してみることです。

 

 

良さそうと思える土地情報だけを業者に伝えるのではなく、

れは自分達的にNGと思えるネットの土地情報とその理由も、不動産業者や住宅メーカーの担当者に伝えるのはとても有効です。

 

そうすることで、業者があなたの嗜好をよりわかるので、ズレの無い土地探しをしてもらうことができます。

 

その際の注意事項としては、最初からあまり、希望条件を厳しくしないことです。

 

理由は、ネット上では良くなさそうな土地でも、建築のプロの豊富なノウハウにより、予算的にも、間取り的にもとても良い提案となる場合があるからです。

 

ネットを見て、これもダメ、あれもダメあまり駄目出しばかりを伝えると担当者の柔軟な発想力も失われてしまい、ひょっとしたら膨大な情報の中に埋もれている良い土地となる原石を見逃すことになりかねないので注意しましょう

 

 

 

2不動産業者に直接行って探してもらう

これは、一般的にみなさんがされている土地探しです。

 

不動産業者に土地探しを依頼する際の注意点は、

「どの土地情報もレインズに掲載されるので、どこ行っても情報は一緒です。(他に行かなくても)私にお任せ頂ければ、その土地情報をチェックして良さそうなものがあれば、必ずお伝えします」と言われた場合は、

前章でお伝えしたとおり、それは間違っているということです。

 

 

まずは基礎知識を知っておきましょう。

 

地主(売主)が不動産会社に土地の売買を依頼する場合は、媒介(ばいかい)契約を結びます。

媒介契約には「専属専任」「専任」「一般」の3種類があります(それぞれの違いは【コラム】にて)。

 

このうち、専属専任・専任媒介契約については、宅地建物取引業法により、指定流通機構(レインズ)への登録が義務付けられています。

 

このレインズとは、不動産会社間にてインターネット上で見る事ができる共有の土地情報サービスです。

 

そして、レインズに登録の義務の無い、一般媒介契約の物件も多いのです。

 

つまり、どの不動産業者も持っている情報は必ずしも一緒ということは無いという事になります。

 

 

その意味では、複数の不動産業者に行き、土地探しを依頼するほうが良い土地が見つかるその確率が増えると言えます。

 

ただ、あまり色々な業者に土地探しを依頼しているとなると、担当者としてはウチで決まる(仲介できる)可能性が少ないと感じてしまう可能性もあるので、注意しましょう。

そうなると、本気で土地情報をさがしてくれませんので。

 

 

とはいえ、あなたが既に土地を探していてもなかなか良い土地が見つからない場合や、ご希望のエリアでそもそも土地情報が少ない場合は、地元の小さな不動産業者も廻ってみるのがコツです。

 

大手不動産会社にも友人が何人もいますが、事実はお伝えさせて頂きたいと思います。

 

エリアによっては小さな地元の不動産業者のみが持っている情報や地主とのパイプがあったりします。

 

地元の不動産業者の方も人情に厚い方も多いです。

 

そして、業者さんに土地探しを依頼する場合のコツは、電話やメールでの依頼ではなく、直接頼みにいくことです。

 

これは、かなり重要です。違いがでます。

メールや電話で土地探しをお願いするよりもはるかに良い土地が見つかります。

 

やはり、電話やネットで情報が欲しいという方よりも、直接会ってお願いされた方を優先して、良い土地情報や地元のさまざま生の情報を教えてくれがちです。

 

建設業も兼ねている不動産業者さんが、一生懸命土地を探すお客さま建築条件を外してくれたという例も1度や2度ではありません

 

 

大手の不動産会社に行く場合は、家の近くや通勤途中のお店ではなく、希望エリアの管轄のお店に行くべきです。

 

同じ会社でも、確率的には地域のお店に地元の最新情報が入ってくることが多いからです。

 

会社によっては、支店間の競争上、他支店には情報を一定期間は出していないというケースもよくあります。

 

 

また、なかなか土地が出てこない方は、賃貸しか扱っていない不動産業者さんに行くのもありです。

 

賃貸専門の不動産業者も地主さんとの繋がりが有るためです。

 

私が依頼を受けて直接土地探しをしていた時は、地主さんから売りたいという土地がでてきたら教えてくださいと直接頼んでいました。

 

ただ、賃貸専門の不動者業者に行く場合は、そのお店の店長や社長と会わないと「ウチは賃貸しか扱っていませんので」と一蹴されます。

なんとかして、責任者と合うことです。

 

 

いずれにしても、不動産業者本気土地探しをしてもらうことが重要です。

 

その為には、あなたの資金計画がしっかりとしていて、土地と建物のそれぞれの予算が明確であることです。

 

そして、希望する土地の条件や、できれば建物の希望も不動産業者に伝えましょう。

 

家族の意見がバラバラであったり、探すエリアが漠然と広範囲であったりすると、探すほうも困ってしまいますので、良く話し合っておきましょう。

 

 

最後に補足をしておきます。

 

良い土地が見つかった時に、不動者業者が「他にも検討している方がいます」と言ってくる場合も多いです。

 

それは決断を促すための営業トークかもしれませんが、事実の場合もあります。

 

ここで迷っていて、他の人に取られたらそれは仕方がないのでと、決断を先送りする人がいます。

 

あなたが良さそうと思った土地は他の方も良さそうと思う確率は高いです。

 

仮に、その土地を申し込むかどうか迷っていて、他の人に取られて、その後に運よく良い土地がまた出てきても、基本は常に早いもの勝ち、早く申込を入れるという決断ができた人が優先権を持ちます。

 

今までの経験上、土地購入の予算が3憶円の方も、1,000万円以下の方も、まず自分達の要望100%を満たす土地は出てきていないです。

 

かなりの数を経験しているので、これが実態と言えます。

 

要望に優先順序をつけ、どのラインまで要望が入っていればすぐに申し込むのかということをあらかじめ、家族で決めておくことです。

 

やはり、速やかに土地と建物全体を相談できる、信頼できる担当者を見つけておくことが、安心して土地を契約でき、良い土地を逃さないためのコツと言えます。

 

【コラム】専属専任・専任・一般媒介契約の違い

 

<レインズへの登録が義務付けとなる場合>
・専属専任媒介契約
売却の依頼は不動産会社1社のみで、基本的にお客様ご自身で他の業者と売買取引をすることは出来ません。

・専任媒介契約
売却の依頼は不動産会社1社のみで、お客様ご自身で他の売買取引相手を探すことは出来ます。

 

<レインズの登録が義務付けとならない場合。登録は任意。>
・一般媒介契約
売却の依頼は複数の会社に対し可能で、お客様ご自身で売買取引相手を探すことも出来ます。

 

上記の事から、一般媒介契約ではレインズへの登録はされない事も多いのです。

 

さらに、専属専任媒介契約や専任媒介契約はレインズへの義務付けとなり、しっかりとした不動産業者は遵守していますが、必ずしもこれを履行していない担当者や業者がまだいるのも現実のようです。

 

つまり、どの不動産業者も持っている情報は必ずしも一緒という事は無いという事になります。

 

 

3住宅展示場でハウスメーカーに土地探しを依頼する

 

住宅展示場に行くと、あちらこちらのハウスメーカーから「独自のネットワークがあるので土地探しますよ」などと言われ、ついつい土地探しを頼むというケースもよくあるパターンです。

 

ハウスメーカーや工務店に土地探しを依頼する場合、次の様なメリットが期待できます。

 

 

<メリット>

・土地建物のトータル予算の中で、土地を探してくれる。

 

住宅ローンの相談にのってもらえたり、その申込の段取りをしてくれたりする。

 

・その土地に希望の間取りが入るかどうか等の相談ができる。

 

・建築上、土地に問題あるかチェックしてもらえる。

 

・その住宅メーカーのグループ会社や付き合いのある不動産業者などから土地情報を提供してもらえる。

 

・付き合いのある銀行等、不動産業者以外から良い土地情報が出来てくる場合もある。

 

・希望エリアにその会社の建築条件付きの社有地がある場合がある。

 

・街中のリアルサイズモデルハウスを土地・建物で売却する時がある。

 

などメリットが多いと言えます。

 

 

では、デメリットについてはどうでしょうか?

 

 

<デメリット(注意事項)>

・土地代を抑えて、建物に予算の比重が多くなるような土地探しになる可能性がある。

 

・土地を探すことは本業では無いため、その担当者の物理的に割ける時間により、結局は土地探しが中途半端となってしまうことも多い。

 

他のハウスメーカーや工務店にも土地探しを依頼していると分かると、自社で決まる可能性が低いと感じて、土地探しや対応面での優先順序を下げられる可能性がある。

 

住宅展示場に待機できる時間が多いあなたが出会う確率が多い = 土地探しを一生懸命やってくれる営業担当者 = 本業ではない部分にも時間をあてる事ができる営業マン = 契約実績が少ないか、契約後のお客様の家づくりに時間を使っていない営業マンである可能性もある。

 

複数のハウスメーカーや工務店に土地探しを依頼した場合、良い土地を見つけてきた会社で建物も契約をする流れとなりがちである。

気付いたら、当初建てたいと思っていた会社ではないが、土地を探してきた営業マンも(契約前は)一生懸命なので良く思えて、本来の建てるべき構造力や企業力をもったハウスメーカーや工務店ではない会社で建築する事になったりする。

 

等がデメリット(注意点)です。

 

 

以上のメリットとデメリットからハウスメーカーや工務店に土地探しを依頼する際のコツは以下のとおりです。

 

 

ハウスメーカー及び工務店に土地探しを依頼する際のコツ

 

本当に建てたいと思え、建てるべき構造や企業力のある会社だけに(多くても3社までに)絞って土地探しを依頼する。

 

住宅ローン家づくりの実績や経験もあり、契約後も頼れそうな営業マンかどうかを見極めその担当者に出会えたら個人情報を提供し、土地探しを依頼する。

 

□その住宅メーカーの社有地がある場合があるので、真っ先にそれを教えてもらう。

 

住宅メーカーの営業担当者が具体的にどこの不動産業者や銀行の誰に声をかけて土地探しをしてくれるのかを聞いて、担当者の前でメモを取る。

できれば、その不動産業者と直接やり取りできるようにお願いしたほうが最新情報を早く入手でき、且つ住宅担当者の本業以外の手間をかけないので良い。

その際はその住宅担当者に必ず報連相は行い関係を築く。

 

□優秀な営業マンは大変忙しいので、その営業マンのネットワーク外の不動産業者は自分で当たるなど、その担当者と分担作業を明確にし、共同作業にて土地探しを行う。

 

 

住宅展示場のモデルハウスで偶然に居合わせ、土地探しますよと言ってきた営業マンに、その時の流れで頼むのではなくしっかりと上記の事を踏まえて、実績と信頼がある担当者に土地探しを依頼することがおすすめです。

 

 

 

4大規模な分譲地・宅地開発のセンターハウスに行って聞いてみる

 

あなたの気に入ったエリアで綺麗な分譲地やこれから販売をするような宅地造成地があれば、その敷地内に販売センターなどがあります。

そこで話を聞き、土地を見るのも有効です。

 

大規模な分譲地や宅地開発のメリットは以下のとおりです。

 

 

<メリット>

・住む方やお子様の年齢が自分達と近いご家族が多い

 

・新しい分譲地だと、最初の段階で馴染みやすい

 

ゴミ捨て場やそのルールも明確な場合が多い。

 

給排水設備などがしっかりしている。

 

地盤面の強さなどある程度わかっている場合も多い。(強いとは限らない。)

 

 

では、デメリットはどうでしょうか?

 

 

<デメリット(注意事項)>

 

・何十年も熟成された街と違い、これからの街なので不確定要素も多い。

 

・場所により、将来廃れる街並みになる可能性もある。

 

・新しい団地内で、仲の良いグループが分かれることもある。

 

・世代交代が進まない場合、同じ世代のまま高齢化の街となる可能性もある。

 

・好きなハウスメーカーで建てられない建築条件付きの土地も多い

 

・人気があると競争も高く、比較的割高になる場合もある。

 

新しい土地にはすぐに問題が見つからなくても、きちんとした造成施工をしていないと、後々問題が発生する場合もある

 

・造成地の経営体である区画整理組合が事業計画どおりに区画が販売できずに破綻して揉めている例も少なくはない。

その場合、組合員(地権者)に大きな負担がかかったり、当初の予定通りの造成が整備されなかったり、土地の資産価値が落ちてしまうなどのリスクが生じる

 

 

以上の事を踏まえて、大分譲地などに行き、良い土地を求める場合のコツは以下のとおりです。

 

 

分譲地で良い土地を求める際のコツ

 

建てたいハウスメーカーで建築可能かどうかを確認する。

 

その造成地の昔の状況や盛り土や切土等を確認し、地盤調査の結果を確かめる

 

□造成工事が信頼できる業者で施工されているかどうかを見極める。

 

土地区画整理組合等で何か揉め事が無いか? 計画通り土地造成や販売が進んでいるかどうかなども確認する。

 

区画整理や造成など専門的なことを確認するべきなので、できれば建築面で頼れる担当者と一緒に詳しい話を聞く。

 

以上です。

 

 

5銀行・税理士に聞く。

これは特にツテがあったり、その金融機関と取引を多くしていたりという場合に有効です。

 

銀行(信託銀行)は地主や企業とのパイプがあります。

 

税金や資産運用の相談を通じて、土地を売ろうという情報も不定期的に入ってきます。

 

税理士も同様ですので、コネクションがある場合は、土地を探しているので、何か良い土地があったら教えて欲しいと頼んでおきましょう。

 

もし、ツテが無い場合、その金融機関で住宅ローンを組むなどの金融機関にもメリットを提示した上で、土地の紹介を頼んでみるのも良いでしょう。

ただし、住宅ローン担当者は地主とパイプを持っていないことも多いです。

支店長クラスか、地主を担当している渉外担当者に頼んでみると良いです。

ただ一元さんだとなかなか難しいので、

賃貸など土地の有効活用を多く提案して実績が多いハウスメーカーの営業マンは、そのような人物にパイプを持ってることが多いので、そのルートで銀行にあたってもらいましょう。

 

 

6売り出していない空き地・空き家などをチェックする。

 

実際に自分で希望のエリアを回って、良さそうな空き地があったので、地主に売ってもらいませんかと頼み、契約となった例は私の友人も含めてあります。

 

ただし、地主のところには既に様々な業者から「売って欲しい」やら、「賃貸を建てませんか」などの営業がしつこいぐらいにあります。

 

そのような営業攻勢にかかわらず、空き地となっているのには、今売っていない何かしらの理由があるということです。

 

将来の孫の為にとっておくという方もいらっしゃいます。

 

つまり、売ってくれる確率は低いということです。

 

それでも、私があるお客さまのために地主にアプローチした例では、最初は一切売る気持ちが無いと一蹴されましたが、その後、「あんたなら別の土地ならいいよ」と売って頂いたことがあります。

 

結局、その一見コワモテの、営業嫌いのその方からは合計4区画の好条件の土地を売って頂き、すぐに完売となりました。

 

もし小さなエリア限定で探していて、なかなか新しい土地が無いならば、空き地を通じて地主に売ってくれないかと駄目元で頼んでみる価値はあります。

 

注意点は、地主と直接個人売買をするのは、リスクがあるということです。

 

地主の土地は昔から所有しているものが多く、隣地との境界線が明確ではない場合も少なくはありません。

 

また、敷地内に国有地が入っていて、その払い下げが必要などの場合もあります。

 

建てたい住宅メーカーに必ず相談の上、話を進めることです。

 

 

裏ワザ的やり方は、ハウスメーカーに建てたい土地を地主から買ってもらうことです。

 

 

あなた買いたいけれど、大きすぎて金額が高い土地がある場合、その会社で建てるという条件で、地主からハウスメーカーが土地全体を買い、分筆した土地をあなたが買うというやり方です。

 

普通に希望の土地を探しても、出てこない時の裏ワザとして実際に成功例は一度や二度ではありません。

 

 

空き地や古屋をチェックして、地主にアプローチする手順をお伝えします。

 

 

■売り出していない空き地や古屋をチェックして、地主にアプローチする手順

 

・気に入った空き地があれば、まずは自分で管轄の法務局に行き、地図(ブルーマップ)を見て、その空き地の地番を調べる。(住居表示と地番は違います。地番とは登記上、建築上に用いる土地の番号です。必ず地番を調べましょう。調べ方は法務局窓口で教えてくれます。)

 

・ブルーマップの情報が古い場合があるので、念の為に、地番の記載している最新の公図を入手し、土地の区画が描かれている地図上の、該当する空き地の最新の地番を確認する。

 

・その地番の登記情報の要約書を入手する。そこに土地所有者のフルネームと住所が書かれています。(稀にそれが古い情報で登記変更していなく、移動している可能性もあります。)

 

・そこに手紙を出した上で、無礼の無い時間帯に行ってみる。または、不動産業者か建てたいメーカーの担当者に同行をお願いしてみる。

 

 

なかなか土地が出てこない時の手段として試みる価値はあります。

 

 

コラムの後は、土地探しのコツ大全のまとめです。

 

【コラム】建築条件付きの土地、仲介手数料のかからない土地

 

建築条件付きの土地とは、指定の住宅メーカーで建てないといけないという条件付きの土地です。

 

以前は販売力や信用力に劣るローコストの住宅メーカーが、土地の魅力を武器として建物を建ててもらい利益を得るというイメージが強い販売手法でした。

 

今は大手ハウスメーカーも社有地を取得し、建築条件付きで販売しているケースもあります。

 

その建築条件を外してもらい、建てたいメーカーで建てたケースも何度もありますので、どうしても他に良い土地が無い場合は、売主や住宅メーカーに相談してみましょう。

 

建築条件を外すのに、お金が土地代に上乗せされることも多いですが、そこまでして建てたいと思ってもらった住宅メーカー建物の金額面でとても頑張ってくれたというのが今までの実例です。

 

 

仲介手数料のかからない土地とは、売主と直接契約となる場合の土地です。

 

先程の住宅メーカーの社有地などはその例です。

 

一般的にはお得となりますが、その分指し値値引は難しい場合が多いです。

 

 

 

 

まとめ

 

しっかりとした計画がある方に、不動産会社も住宅メーカーも優先して土地情報を教えてくれます。

 

まずは、自己資金や住宅ローンによる資金計画を決め、土地と建物の要望を明確にしておきましょう。

 

建てたい、予算的に建てられる住宅メーカーの中でも、実績があり、信頼できる担当者を土地探しのパートナーにすることが、後悔しない土地を見つけ、良い家づくりを成功させる重要なポイントです。

 

そのような担当者は不動産会社だけではなく、銀行や税理士などとのパイプを持っていることも多いです。

 

計画が十分に成り立つことを提示し、土地探しを依頼する住宅メーカーを、多くても3社までに絞ることで、彼らに本気の土地探しをしてもらうことがコツです。

 

希望エリアの小さな不動産業者なども、自ら顔を出し、建てたい住宅メーカーと連携して土地探しをしましょう。

 

 

皆さんが失敗の無い土地を手に入れ、後悔の無い家づくりのためのご参考になれば幸いです。

 

 

ユーム 永野

 

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