積水ハウス【耐震性評価ランク】ハウスメーカー徹底比較!

能登半島地震の被災地支援に行っており、一旦新規ご相談をストップしておりましたが、2月8日~再開いたします。 
2024年2月6日 ながけん( 永野 健一 ) 

 

 

こんにちは U-hm  (ユーム)  永 野 です。

ユームは大きな地震でも家族を守れる家を建てたい方を 無料サポートしています。

 

どのハウスメーカーや工務店も「ウチは地震に強いです」と言います。

 

果たして積水ハウスは本当に地震に強いのでしょうか?

 

そして耐震性で重要なのは、一般的な家の強さだけではありません。

 

それをあなたにわかって頂きたく、今回は積水ハウスの耐震性を他社と比較するために、以下の点について説明致します。

 

・積水ハウスの耐震性

・震災時の対応能力

・長期保証を継続できるかどうかの企業力

 

早速どうぞ。

 

※2021.7.12 に更新しました。

 

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■「幸せつづく家づくり」の探求者|ながけん(ユーム 永野 健一)の 簡易プロフィール

 

・1分1秒を争う業務厨房の動線設計及びHACCP(危害要因分析必須管理点)に基づく環境改善提案を5年

・大手ハウスメーカー(HM)時代を含めて、土地探し・家づくり支援を20年以上

・独立後、相談者が提案されたプラン・見積診断は1,000回以上提供

 

※業界初の注文住宅の本格的なオンライン・セカンドオピニオンサービスを提供する会社 u-hm株式会社 CEO

 

 

まずは、下の表の評価ランクと太文字だけをざっと見て、次の【解説と所感】の太文字だけでもご覧頂ければ約2分で重要ポイントがわかります。

 

■積水ハウス耐震性評価ランクとその詳細

※各ハウスメーカーが公示している内容による比較評価となっています。

※U-hmでは構造の部位のみの実験よりも実大実験を最重視しています。実大実験の公示が無い場合は省いております。

 

■積水ハウス耐震性評価ランク

7項目比較

(2021.7更新,U-hm調べ)

1.過去の建物被害の大きかった地震波にて実大実験をしているか?

評価ランクB

<鉄骨系>

「鉄骨:制震シーカス

B:1995年神戸南部地震(阪神淡路大震災)神戸海洋気象台観測波※以下神戸波(実験年2007年)

<木造系>

「シャーウッド」

B:神戸波(2004年)

2.建物の余力を確認する実大実験ができているか?

評価ランクB

<鉄骨系>

「鉄骨:制震シーカス」

B+:160Kineカイン神戸波増幅:2007年)×1回 その他135Kine(神戸波増幅:2007年)×1回等の複数の地震波も実験

<木造系>

「シャーウッド」

(-):90kine、818galガル(神戸波:2004年)※増幅波の実験もしているようだが詳細の公表は無い。

3.実験体の参考度合は?

評価ランク

<鉄骨系>

「鉄骨:制震シーカス」

A:制震システム「シーカス」標準2階。総2階よりも高負荷な実験体(入隅やオーバーハング・ルーフバルコニー)。大林組実験棟(2007年)。

<木造系>

「シャーウッド」

A:耐震「シャーウッド」2階。鹿島建設実験場。(2004年)

4.実大実験による揺れの抑制はどうか?

評価ランクB+

<鉄骨系>

(A):実大実験による公表は無いが、1階骨組のみの実験体により神戸波?に基づいた約90kineを3回実施。時間は約50秒という長さの実験においては地震動エネルギー吸収システム「シーカス」は同社の当時の耐震構造と比べて変形量2分の1以下と明示。実験では1階床と2階床レベルの変形の差が、住宅の耐震構造では約65㎜に対して、制震構造のシーカスでは約24㎜に抑えられたことを公開。

 

<木造系>

C+:神戸波818gal、90kineによる実大実験.「シャーウッド」1階床893galの揺れの時の2階床1434gal。つまり1階床に対して、2階の床は1.6倍の加速度の揺れ

5.過去の地震に対する建物被害状況の明示と結果は?

*地震の揺れによる被害

評価ランク

A

2016年4月熊本地震において、県下の積水ハウス1万246棟について、人的被害や家屋の全半壊はゼロ(同社IR情報)。阪神・淡路大震災、東日本大震災でも積水ハウスの住宅は全壊・半壊ゼロ。重量鉄骨造の3階建てにおいては、全壊・半壊だけでなく、一部損壊も無し。

6.震災時に対応が期待できる組織力は?

評価ランクA+
積水ハウスはフランチャイズではなく直営支店が札幌から鹿児島まで組織されていて、震災時のリスク分散や被災地外からの支援も国内TOPレベルにて十分見込める。

7.生き残れる企業力は?

評価ランクA+

積水ハウスの2021年1月期の決算では、連結の対前年比売上高は+1.3%、経常利益▲13.7%。
新型コロナウイルスの影響があったものの、経常利益率は約7.54%なので健全。6期連続増収。
22年1月期は前期比8.3%増の2000億円に伸びる見通し。
直近3ヵ月の11-1月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比0.3%増の530億円となり、売上営業利益率は前年同期の7.4%→7.6%とほぼ横ばいだった。

 

この表を見て、あまり内容が分からなかった方は、先にこちらを見て頂ければ明確にご理解いただけると思います。

☞「2分でわかる!【本当に地震に強いハウスメーカー・工務店を選ぶ秘訣】ここだけ知っておけば惑わされない!」

 

積水ハウスのより参考となる耐震性の詳細解説はご案内の下ですぐにわかります。

 

 

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他のハウスメーカーの評価ランクは  コチラ

・住宅展示場見学の5つの残念と最善の見学法は コチラ

・土地探し3つの落とし穴と予算内で良い土地を見つける方法 コチラ

・ユームが厳選した5社とその理由は? コチラ

 

 

 

■ハウスメーカー比較の為の解説と所感

太字だけで約1分でポイントがわかります。

 

1.過去の建物被害の大きかった地震波にて実大実験をしているか?

 

<鉄骨系>

積水ハウスが2007年に鉄骨造にて実大実験を行った神戸波(1995年)は最大速度(水平2成分ベクトルにて)105カイン、観測地の半径約200m以内の建物全壊・大破率は約2.5%の地震波です。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

<木造系>

積水ハウスシャーウッドにおいても、2004年に神戸波にて実大実験を行っています。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

神戸波は周期1秒以内の短周期による強震でしたが、建物自体の固有周期は短周期(1秒以内)であっても、共振が激しくみられる揺れの周期は約1~2秒以内という事が分かってきています。

 

へーベルハウスが2015年に全壊率が約34.9%であった同じ1995年の神戸南部地震におけるJR鷹取駅の地震波を始め、2004年の新潟中越地震の川口町などの周期約1秒過ぎに大きな強振が襲った地震波で実験しています。 (ただしへーベルハウスは軽量鉄骨の実験ではなく、重量鉄骨3階の実験です。)

 

上記理由から現時点では評価ランクをBとしています。

 

 

また、今後の地震波を予測した波形による実験も大切ですが、実際の地震波は東西、南北、上下と複雑な揺れとなります。

 

実際に建物被害の高かった過去の地震波を再現させた実大実験はやはり重要です。

 

是非、業界のリーディングカンパニーである積水ハウスには、2016年の熊本地震の益城町宮園の観測波による実大実験をしていただきたいと願います。

 

 

2.建物の余力を確認する実験ができているか?

 

<鉄骨系>

まず、皆さまにお伝えしたいことがあります。 U-hmの調べでは、積水ハウスは大手ハウスメーカーで初めて最大速度約160カインの実験を2007年に実証しています。

 

ちなみに、パナソニック ホームズは2011年(約161カイン)、ダイワハウスは2013年(約175カイン)、へーベルハウスは2015年(約157カイン)、三井ホームは2016年(約183カインと約231カイン)です。 (それぞれ実験内容が違うので、詳細はこのページの下部にある各ハウスメーカーの耐震性評価ランクの詳細からご覧ください。)

 

つまり、積水ハウスは大手ハウスメーカーに先駆け、地震波の加速度(ガル)よりも、建物被害に関連性があるとされている高い速度度(160kineカイン)による実験を実施し、明示しているのです。

 

まさにリーディングカンパニーと言えます。

 

評価ランクをAではなくBとしているのは、その実験は1995年の神戸波を増幅させた短周期帯に強震をさせた実験だからです。

 

神戸波の建物倒壊・大破率は約2.5%です。

 

一方で同年JR鷹取駅の地震波や2004年の新潟中越地震の川口町の地震波の様な周期約1~2秒以内の強震でした。

 

鷹取波の建物倒壊・大破率は約34.9%川口波の建物倒壊・大破率は約18.0%です。

 

今後は、項目1で記述した様な熊本地震の益城町宮園の地震波等の実際に建物被害率の高かった地震波やそれを増幅した200kine以上での実大実験を実施し、詳細を明示されることを心待ちにしています。

 

 

<木造系>

意外と知られてないのですが、木造の「シャーウッド」は年間4000棟を超え、これだけでも一つの大手住宅メーカーとなる施工実績があります。

 

近年木造系の住友林業や三井ホームも相次ぐ実大実験を行ってきています。

 

「シャーウッド」は、神戸波の増幅のみの公表のため、上記の様な最新の実大実験とその詳細明示を期待したいです。

 

 

3.実験体の参考度合は?

 

<鉄骨系>

他社がシンプルな総2階か、1階をどっしり大きくした試験体による実験をしている所が多い中で、入隅(壁面の引っ込みとでっぱりが生じる形)やオーバーハング(建物構造を階下よりも空中に出っ張らせた形)など、揺れが複雑化し不利となりそうな実験を行った事に、鉄骨造+制震システム「シーカス」に対して、積水ハウスの強い自信を感じます。

 

当然評価ランクはAとしました。

 

今後は3階建も項目2に記述の実大実験をしていただきたいです。

 

<木造系>

「シャーウッド」の実験も2階建で十分に参考になる試験体ですので評価Aとしています。

 

注意点は、鉄骨も木造シャーウッドもへーベルハウス以外のほとんどのハウスメーカーと同様に基礎無しの実験だということです。

 

基礎の強度、基礎と柱など建物主要構造との接合部分の建物実大耐震実験はされていません。

 

とはいえ、積水ハウスの基礎及び柱とのジョイント部分は強固だと言えます。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

よく布基礎よりもベタ基礎の方が強いと思われがちですが、積水ハウスの連続布基礎は強固です。

 

特徴は基礎底板にあたるフーチングになるべく角を無くした半円形状となっています。

 

半円形の効果としては、力を受ける基礎の底板角のカケがなくなること、力が分散しやすいことです。

 

 

ただし都心部など隣地との距離がとれないエリアは偏芯基礎を採用することも多いようです。



偏心基礎とは、基礎立ち上がりとフーチング(底盤部分)の中心が違う基礎です。

 

下図を見ていただくとわかりやすいです。

 

一般的な基礎と比較して、片側(外側)の出っ張りがないのがわかります。


※上の画像出典建築学生が学ぶ構造力学HP ※画像外はユームの参考情報



これは敷地が狭い土地で、隣地ギリギリまで建築する場合に、基礎のフーチング(底盤部分)が隣地境界を超えないようにするためです。

 

特に狭小地が多い都心部ではこの基礎構造が多いです。

 

 

積水ハウスの特筆すべき点は、これら全ての基礎のフーチングと立ち上がり部分を一体打ちで施工していることです。



一般的な基礎の施工は、フーチング(底盤部分)と立ち上がりのコンクリートを2回に分けることが多いです。



ただこの場合、打ち継ぎ部分ができ、ここから鉄筋の腐食やシロアリのアタックリスクがあります。



積水ハウスの場合は、一体打ちのため、打ち継ぎ部分がなくこれらのリスクが少ないです。

 

さらに打ち継ぎ部分がないため、耐力も強いです。

 

 

また鉄筋の組み方にも工夫をしています。

 

それは、予め鉄筋同士を固定する箇所を工場で溶接して現場に搬入することです。

 

これにより現場での針金固定が少なく、針金部にありがちな土間コンの隙間(空洞)を大幅に減少可能することができます。



基礎仕様についてもみておきましょう。

 

基礎の主筋が19㎜、基礎と柱を接合するアンカーボルトはM24という太さで、垂直方向の揺れによる引き抜きに強い形状となっています。

 

基礎の方式

連続布基礎

基礎寸法・主筋

主筋:19mm

その他配筋:10mm

フーチング:半円形状(角が無く負担を分散)

アンカーボルト:M24

一体型基礎(フーチングと、立ち上がり部が一体。継ぎ目目が無い

 

この基礎は鉄骨だけでなく、木造シャーウッドも同様です。

 

且つ、通常は木造の場合、主要な柱に1本のアンカーボルト接続ですが、シャーウッドの場合は、柱をアンカーボルト2本で強固に接合しています。

 

 

今後は、2020年8月に発売された「ファミリースイートおうちプレミアム」のように、従来の梁の約5倍曲がりにくい強度のダイナミックビームRと従来の約10倍曲がりにくい強度のダイナミックビームKを用いることで実現可能とした、1階の開口スパンを最大で7m、2階は10mの大開口による実体耐震実験を実施していただきたいです。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

また、3階建ても軽量鉄骨のハウスメーカーもありますが、積水ハウスの3階、4階建ては、高さ60mの高層ビルと同じ耐震基準で設計されている、重量鉄骨にこだわっています。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

そして単なる鉄骨の厚みがある重量鉄骨ではなく、日本で初めて梁勝ちラーメン構造を実現した重量鉄骨「フレキシブルβベータシステム」というものです。

 

その「フレキシブルβシステム」とは、決まった場所で、通し柱を不要にした独自の梁勝ちラーメン構造です。

 

従来のラーメン柱に比べ、1本当たりの強度が2.5倍の高強度柱 「WHコラム」を採用しています。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP 画像外はユームの参考情報

 

最大スパン9mが実現可能な高強度梁「WHビーム」を導入することで、柱の無い大空間が可能となります。

 

またその高強度梁「WHビーム」により、ビルトインガレージ並列3台も可能となっています。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP 画像外はユームの参考情報

 

このような設計度が高く、大空間による3階建ての実大実験も待ち望ましいです。

 

 

4.実大実験による揺れの抑制はどうか?

 

<鉄骨系>

現在、地震の揺れで倒れない家という事は当たり前となってきております。

 

皆さまに再認識して頂きたいのは、家が倒れなくても、非常に多くの方が揺れによる人的且つ物的被害に遭われてきた事実があるという事です。

 

ハウスメーカーを選ぶ際にいかに住宅の揺れを抑えられる構造なのかも是非ご検討下さい。

 

積水ハウスでは、阪神淡路大震災での神戸波に匹敵する90カインという速度の地震波3回を含む連続振動実験を行っており、従来の2分の1の揺れとなったとは明示あり、当WEBメディアで3年以上変位量の明示をお願いしておりましたが、最近その内容が積水ハウスのyoutube公式チャンネル内で公表されました。

 

※上の画像出典:積水ハウスYouTube公式チャンネル ※画像外はユームの参考情報

 

その結果、1階床と2階床レベルの変形の差が、住宅の耐震構造では約65㎜に対して、制震構造のシーカスでは約24㎜に抑えられたことが明示されています。

 

※上の画像出典:積水ハウスYouTube公式チャンネル ※画像外はユームの参考情報

 

つまり、2007年の段階で、既に「シーカス」の制震機能の効果が実大実験にて証明されているということです。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

加振後は変位がゼロに戻っている。

 

つまり建物が歪んでいないことが確認されています。

 

これは重要です。例えば、1回の揺れの変位量だけ伝えて、実際には振動後にはかなり変位している場合、2回目の揺れが終わった後にさらに建物が歪む量が増えることになるからです。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

もちろん、何回も大きな揺れが続いた場合、その揺れが収まった時の変位量がずっとゼロというのは実際に難しいのですが、極力揺れの後の変位が少ないことにこしたことはありません。

 

制震システム単体の実験ではなく、実大の建物に装着した実験を245回実施しています。

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

兵庫県南部地震波の約2倍に相当する最大速度160カインでも、外壁の割れ・脱落もないことが確認されています。

 

そして、その「シーカス」の要である地震動のエネルギーを吸収する特殊高減衰ゴムは、気温に左右されない安定性が特徴です。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

構造材の中に密閉され、劣化防止策を施しており、積水ハウスの試験では耐用年数100年相当としています。

 

これらを基に、この制震・地震動エネルギー吸収システムは、国土交通省大臣認定構造となっている点も、制震システムの有効性が伺われます。

 

このことから、評価ランクをB+としております。

 

評価がAではない理由は、神戸波を元にした実験のようであり、建物全壊率が高い地震波とは言えないからです。

 

熊本地震も想定外の地震波が連続して襲ってきたように、今後、過去の観測史上を超える建物全壊率が高い地震動が襲ってくる可能性は否定できません。

 

今後は、より建物全壊率が高い地震波での実験を心待ちにしています。

 

補足ですが、大きな震災時の避難所は非常に過酷な生活が強いられ、家が倒壊しないだけでなく、住み続けられることが重要です。

 

そして、震災時には隣家からのもらい火対策も重要です。

 

震災後に、台風や豪雨が重なってくる可能性も否定はできません。

 

どの大手メーカーも外壁の耐火性をPRしていますが、家が倒壊していなくても、その外壁部分が落ちくずれたり、大きなヒビが入ってしまうと、そこから周囲からの延焼を受ける可能性があります。

 

また、外壁に穴がある生じてしまうと、大きな震災時ではすぐに補修をしてもらえるとは限りませんので、特に真夏や真冬、台風や豪雨時の生活は大変なことになり、二次被害の危険度が増してしまいます。

 

その対策として、積水ハウスでは大地震の揺れから外壁材を守る「外壁パネルロッキング工法」を採用しています。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

これは、外壁を直接駆体に緊結させない工法です。

 

地震が発生し、摩擦力を上回る力がかかると、外壁パネルが駆体とは異なった動きのロッキング(回転)を開始。これにより、外壁に力が加わることを抑制し、地震によるひび割れや脱落を防ぎます。

 

その効果を 幅4m、高さ2.8mの試験体の上部に水平方向から力を加え、外壁がきちんとロッキングしているかを確かめた結果、層間変形角1/15でも外壁パネルが別々に回転運動していることを確認しています。

 

 

因みに、積水ハウスの木造シャーウッドでも、ロッキング工法と同じような機能の「スライドアブソーバー工法」を採用し、地震時の建物の変形を取付金具が回転して吸収。阪神・淡路大震災の地震波の繰り返し実大実験でも割れや脱落がないことが確認されています。

 

※画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

このロッキング工法はディティール部分にもこだわっています。

ダインコンクリートは、構造躯体と固定する金物専用のレールが埋め込まれています。

 

正確には、ダインコンクリートを固める(養生する)前にレールを埋め込み、一体構造となった状態で製造されます。

 

 

一般的なロッキング工法では、外壁材に金物を固定するビス穴を空けることが多いです。

 

この場合、ビス穴の隙間から湿気が侵入するリスクや、大きな揺れによってビス穴が拡大するリスクがあります。

 

つまり外壁の劣化や脱落のリスクが高いということです。

 

それに対してダインコンクリートは、レールが一体構造となっています。

 

そして構造躯体と外壁を固定する金物は、レール上で固定されます。

 

そのため外壁に外側からビス穴を空ける必要がなく、そこからの雨水の侵入もないので、より安心です。

 

 

積水ハウスはこのロッキング工法の実績も多く、これを気に入り契約したという方も少なくないです。

 

 

因みに、3階・4階建て用のオリジナル外壁「SC25セラミックウォール」は、防火構造外壁として国土交通省大臣認定を受けており、その外壁の取り付けにも「ロッキング工法」が採用されていることも特筆すべきことなのでご紹介しておきます。

 

今後は新たな実大実験時に、揺れ幅や地盤面と2階床面における加速度の対比数字なども他社同様に公表していただく事を願っております。

 

 

皆さまには、建物の揺れを少なくできる家は、自身や家族を守るだけでなく、補修費やメンテナンスコストも抑える事になるという事を分かっていただき、ハウスメーカーを選ばれる事をお薦め致します。

 

また、つい戸建販売戸数トップの積水ハウスにはより高望みをしてしまうのですが、今後オプションである免振システムを継続するのであれば、もっと低価格で皆様が導入できるような開発を期待したいです。

 

業界ではあまり取り上げられてませんが、2007年の新潟中越沖地震におけるK-NET柏崎の観測地では、周期2~3秒付近で300カインをも上回る最大速度が記録されています。

 

免振システムは長周期との共振が心配視されています。

 

もし、この地震波が高層建物だけでなく免振システムを襲った事を想定した実大実験による検証も、他の周期帯の強震と併せて、積水ハウスはじめ、どこかの住宅メーカーに願いたく、ここに記させていただきます。

 

次回その実験に立ち会わせていただきたい。できれば実験の室内で振動を体験させていただきと本気で思っています。

 

<木造系>

木造「シャーウッド」に関しては、ある程度具体的な数値が出ています。

 

ただし、神戸波に基づく揺れにて、1階床に対して2階の床が1.6倍の加速度ですが、他社と比較する為に地盤面加速度からすると2階の床面は1.75倍となります。

 

一般的工法よりは揺れを抑えてはいますが、U-hmにて掲載の他ハウスメーカーの方が優れていると言わざる負えません。

 

この項目における実験年度が不明ですが、積水ハウスは「シャーウッド」の実大実験を公示しているのは2004年です。

 

かなり前ですのでその時より、進化していると思いますが、上記内容において具体的な実大実験による実証評価はC+とせざるを得ません。

 

ただし、シャーウッドには、震災後の二次被害対策も備わっているという特徴があります。

 

高耐久外壁のベルバーンの取り付けには、独自開発の「スライドアブソーバー工法」を採用ています。

 

これは、地震時の建物の変形を取付金具が回転して吸収するものです。

 

兵庫県南部地震の地震波の繰り返し実大実験でも外壁の割れや脱落がないことが確認されています。

 

さらに、目地部には伸縮性に富んだ高性能樹脂シーリング材を採用。地震や台風などで建物が動くときは外壁ベルバーンの動きに追従し、伸縮性で変形を吸収して、破損が起きないようにする役割を果たしています。

 

このシーリング材は、通常の目地シーリングの約2倍の30年耐用となっており、目地交換のメンテナンスコストも抑えられます。

 

これらにより、建物が倒壊しないだけではなく、大きな震災後に周囲からのもらい火や、暴風豪雨などの2次被害対策を講じています。

 

ただ、「シャーウッド」木造事業だけでも大手木造ハウスメーカーと言える実績があるので、近々に実大実験による揺れの抑制も実証し、詳細を公表していただくことを心待ちにしています。

 

 

5.過去の地震に対する被害状況の明示と結果は?

*地震の揺れによる被害

 

まず皆さまにわかっていただきたいのは、この評価項目は各ハウスメーカーによって震災地の施工数が大きく違うという事、特に全壊率の高かった特定のエリアにどれだけの自社物件があったのかという事で、全・半壊実績が違ってくるので、単純比較ができないということです。

 

また、過去において、自由設計の基準が現在よりも緩かったという事もあると思いますので、仮に過去に全半壊が生じた住宅メーカーが今も地震に弱いという訳ではありません。

 

その為に、各ハウスメーカーの上記項目1~4の内容をよくチェックし比較していただきたいと思います。

 

それでも皆さまがやはり気になる項目だと思いますので、あくまでも参考としてこの評価項目を設けました。

 

 

積水ハウスに関しては、建物被害の大きかった2016年4月の熊本地震において、県下に1万棟以上も建っていた中で、全半壊ゼロを調査の上発表しています。

 

また、阪神・淡路大震災、東日本大震災でも積水ハウスの住宅は全壊・半壊ゼロとも2020年11月3日現在、公式HPでも明示しています。

 

重量鉄骨造に関してはこれらの地震で一部損傷認定も無しとしており、これは驚異的な耐震性の高さを実証していると言えます。

 

 

積水ハウスの場合、被災エリアに対象となる自社建て住宅数が他社と比べてとても多いこともあり、その中で大きな被害状況が報告されていなく、評価ランクはAとしています。

 

※重要な補足

最近、ハウスメーカーや工務店の営業トークで、「ウチ熊本地震の地震でも倒壊はありませんでした!というものが横行しているようですが、熊本、益城町でもどの場所にその会社の自社物件が何件建っていたかを確認された方が良いです。

熊本の益城町でも、その町内のなかでも被害の度合がエリアによって分かれているからです。

 

また、「熊本の益城町の地震波で実大実験しているからウチなら大丈夫です。」と断言している営業も散見されますが、注意が必要です。

その実大実験には、基礎がついていない場合が多いからです。

基礎と基礎と土台や柱との緊結がどれだけ強固なのかがとても重要なので、その部分も良く比較されることをおすすめします。

 

また、実験の建物は通常よりも窓が少なかったり、階上や屋根の荷重を一番理想的に階下に伝わるような設計も多いです。

一方で、みなさんが希望する間取りは、実験体よりも窓が多かったり、空間も開放的に広かったりもします。

また、2階や屋根の荷重を受ける1階部分の柱や壁の位置が、実験体とは違うことが多いです。

ですので、実験して大丈夫だから絶対に安心ということではありません。

開口部が大きい時や、開放的な空間の設計時にどのように耐震性の余力をあげる工夫をしているのか? それが信頼できるものなのかを確認することもおすすめします。

 

 

6.震災時に対応が期待できる組織力は?

 

皆さまには、ハウスメーカーを検討する上でこの項目も重要だということを認識していただきたいです。

 

実際の被災地の方のお話でわかった事ですが、震災後はとても普通の精神状況ではいられないということです。

 

今までに経験した事の無い様な恐ろしく巨大な力による揺れに突然襲われ、建物が倒れていなくても周囲は惨状と化している中で、大きな余震は夜中も関係なく何度も襲ってくるのです。

 

不意にくる余震の度に、瞬時に不安に襲われ、最悪の事態が頭をよぎり、とても普通の精神状態ではいられないという事は、きっと体験者にしかわからない状況なのだと思います。

 

私が赴いた熊本県東区(益城町の隣)のボランティア先のお宅では、そのご主人は本震から1か月程経っていたのに眠れなく、お嬢様は余震がある度に泣き出してしょうがないとのことでした。

 

ご主人は精神的に本当におかしくなるとおっしゃいました。(詳しくは、「何故u-hmサービスを始めたのか?」にて

 

一方で、建てたハウスメーカーが点検に来て、「大丈夫です。異常ありません。」という言葉でどんなに心から安心できるものなのかという事も別のご家族の言葉からわかりました。

 

ハウスメーカーの耐震性を語る際に、単に建物が地震に強いだけでは駄目なのだと感じました。

 

被災地では、ハウスメーカーの社員やご家族も被災者となります。

 

その様な時に、被災エリア外から迅速にフォローできるのかどうかも、真に地震に強いハウスメーカーと言えるのではないでしょうか?

 

その意味において、積水ハウスはフランチャイズの様な別会社による販売店化では無く、直営部隊の拠点が国内TOPレベルにて広がっており、自社自体が震災被害を受ける際のリスク分散もされています。

 

 

少し深掘りしておきます。

 

積水ハウスは永年保証です。

 

まずは、特に重要な構造躯体と雨水の侵入を防止する部分について、「初期30年保証」となっています。

 

その初期保証終了後でも必要な有料点検・有償工事を10年ごとに行うことで、建物がある限りいつまでも保証が延長できるというもの(ユートラスシステム)です。

 

これは安心というだけではなく、将来的に施設に入ったり、老後にどこかに移住する際に、マイホームを売却や賃貸したいとなった時の資産価値に繋がりますよね。

 

 

積水ハウスの保証で特筆すべき点は、初期保証30年間の構造躯体・防水に関わるメンテナンス工事は全て無償であることです。

 

一般的には初期保証30年でも、10,20年目に点検をし、有償と判断されたメンテナンス工事を実施することを条件とするハウスメーカーがほとんどです。

 

それに対して積水ハウスは、仮に20年目の点検でバルコニーの防水再施工が必要だと診断されても、それを無償で行うとしています。

 

屋根防水に関してはフラット屋根、瓦屋根問わず、点検時に必要と診断されれば無償で補修工事を行ってくれます。




メンテナンス費用を気にされる方にとっては非常に安心であると言えます。

 

※上の画像出典:積水ハウスHP ※画像外はユームの参考情報

 

※1この制度は、2018年4月1日以降契約分が対象です。

※2ユートラスシステムは有料点検・有償補修工事を行うことで、その後10年を保証するものです。

 

そして、積水ハウスのアフターサポート体制は業界トップレベルの安心体制です。

 

全国各地約100箇所に「カスタマーズセンター」を設置して、 さまざまな相談・メンテナンスにも迅速に対応できる万全のアフターサポート体制が積水ハウスの強みです。

 

カスタマーズセンターでは、全従業員の約1割にあたる約1450人の選任スタッフが対応します。

 

何か相談したい時、台風や震災時など、被災エリアの住宅メーカーも被災者となりますが、全国に100箇所ほど、1450人もの専任のアフタースタッフが揃っているというのは本当に心強いと思います。

 

実際に過去の震災時ではこのアフター専任担当の他に、全国の工事担当などの社員も被災地のオーナーさんへの訪問や支援に動いている実績もあり、業界トップの災害時フォロー体制と言えるかと思います。

 

当然ですが、評価はA+としています。

 

 

U-hmが今後、積水ハウスに期待したいのは、業界に先駆け、まず本社及び主要拠点の建物自体の高度な耐震性を確保し、その明示をされてはどうかということです。

 

そして、仕事場の保全と同時に、通勤時の無防備な震災リスクを減らす為に、社員の通勤時間帯を計画的にずらすことです。

 

またこれはかなり長期的計画となりますが、社員の自宅自体も耐震性の確保ができる為の支援や補助です。

 

具体的には、景気の停滞や後退時に工場や施工現場の空白化を補う為に、社員に自社建てをキャンペーン価格にて推進したり、補助したりということからでも良いと思いますが、それでも社員の自宅の耐震性強化には間に合わないと思われるので、耐震性の強いマンションの所得などの支援も無いと実現は程遠いのかと思います。

 

現在、U-hmが各社の決算説明文や中長期計画等を見る限り、自社の会社機能及び人的資産に関しての具体的な震災リスク対策を計上している会社は無いと思います。

 

内閣府は2015年に制作した「事業継続計画(BCP=Business Continuity Plan)」のガイドラインに基づき、震災時も含めて事業が継続できる為に各企業が独自にBCPを策定することとしておりますが、そのガイドラインには上記の様な本社や事業自体、社員宅自体の耐震性向上までは言及されていません。

 

耐震性と長期保証やメンテナンス性を訴求している会社として、真剣に上記の事に取り組むことにより、既存のオーナー様は勿論、新規見込み客への訴求、社員満足の向上となり、これから就職を考える者や株主、取引先や金融機関などへの安心材料となのではないでしょうか?

 

 

そして、上記のことを提案したい理由は、もう一つあります。

 

今までもどの住宅メーカーや工務店も震災時にその被災地の社員が献身的に出社し、被災地に出向いてきたと思います。

 

時にはそれは美談として扱われたりします。

 

しかし、それは組織集団上の精神的強制(義務感)などであってはなりません。

 

やはり、まずは社員自身とその家族の安全確保が第一であります。

 

だた今までもそうであったように、制度的義務は無くても、人間は集団心理上も含めて、ついつい無理をして震災時に出社したりしてしまいがちです。

 

是非、会社機能及び社員やその家族の震災対策にも、より一層真剣に取り組んでいただき、大きな震災時も生き残り、すぐに機能できるような保全を率先して明示していただきたいものです。

 

真に震災に強いハウスメーカーとして、次のステップに進んでいただきたいという勝手ながらこの業界をより良くしたいというU-hmからの切なる願いでもあります。

 

 

7.生き残れる企業力は?

 

2022年1月期の決算では、過去最高の売上高・営業利益を達成しています。

売上総利益は 11.7%増。

利益率は都市再開発事業を除く全てのセグメントで改善となり、非常にバランスが良いです。

 

リスク分散として、特筆すべきは海外市場です。

オーストラリアでのコロナの影響による工事進捗の遅延などでの減収、中国での減収を、アメリカ市場で大きくカバーできているというのは、単なる一過性の結果ではありません。

 

今回のウクライナ問題に見るように、ロシアに大きく投資をしている住宅会社が大きなダメージを受けていますが、グローバル企業と言えない規模で、海外の一部の国に、集中した資産投下をすることは大きなリスクを伴います。

 

その点で、積水ハウスは、他のハウスメーカーよりも、いち早く、海外での基盤を広げており、すでに成功と言える実績を積み重ねています。

 

アメリカでのさらなる有力企業の買収にも成功しており、今後もその動きを強めていくと明言しています。

 

2026年には、海外で一戸建て住宅を年1万戸の供給目標にしているのも説得力があります。

 

なお、アメリカでは今まで積水ハウスは木造枠組壁工法(2×4工法)を主に展開していました。

今後はシャーウッド工法も展開していくとのことで、同工法へのこだわりを感じられます。

 

 

国内においては、一言で言うと、中高級商品の単価UPに成功して、好調です。

大空間を含む柔軟な設計を可能にした構造が支えとなり、「ファミリースイート おうちプレミアム」が好調です。

実際に、自由設計と言いつつ、自由度が高いとは言えないハウスメーカーもある中で、ユームのユーザーさんもこの提案を気に入ることが多いです。

 

ネット・ゼロ・ エネルギーハウス(ZEH)「グリーンファースト ゼロ」の達成率が非常に高い採用率が91%(2020年度)となっています。

 

ここで、積水ハウスにおいて特筆すべきことがあります。

このZEH基準よりも高い断熱・気密性を求める方が増えている傾向にあり、積水ハウスは(やっと最近ですが)その要望にも柔軟に対応してきています。

 

例えば、ユームのユーザーさんで温暖地ではありましたが、やはりZEH以上の省エネ性を希望の方にも、積水ハウスは他の大手ハウスメーカーよりも、柔軟に迅速に対応し、実際にそれが大きな要因となって契約となっています。

 

そして、4月1日の契約分から戸建住宅と賃貸住宅の断熱・省エネ性能を引き上げると発表済みです。

住宅性能表示制度の省エネルギー対策等級の最上位として新設される「断熱等性能等級5」と「一次エネルギー消費量等級6」の仕様を標準化するものです。

 

次世代室内環境システム「ス マート イクス」も好調です。

採用率は80%を超える商品です。

実際に積水ハウスのユーザーさんで成約となった方も、これを気に入っている方が多いです。

 

正直、ユーザーさんから相談された提案では、まだまだ吹き出し口の位置などが弱いと何度も指摘させていただいてますが、すぐに検証の上、柔軟に修正してくれています。

これだけ採用率が高いので、築年数が経ってから、古い設備の対応ができないということのリスクも少ないでしょう。

 

当然のごとくA+の評価としています。

 

 

今後、国内の新設住宅着工戸数は減少していくと言われています。

2020年で81万5340戸(前年比▲9.9%)ですが、2025年には62万戸前後まで減少すると日本を代表する複数の研究機関が分析しています。

 

2022年3月11日の積水ハウスの中村社長の見解では、他の研究機関の見込みよりも数年ほどその落ち込みは先となるとしていますが、

いずれにしても、海外での成功の是非が今後の鍵となります。

 

積水ハウスは、海外市場でも、すでに勝ち組の筆頭と言えます。

 

 

あとは、SDGs需要とも言える、中高層や大規模住宅の木造化にどのように対応していくのかが注目されます。

 

また、さらなる環境に優しい、鉄骨の製造手法の開発と公表を願っております。

 

U-hm株式会社

代 表 永 野

 

 

 

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ご参考までにこちらもどうぞ。

☞「U-hmが厳選したハウスメーカーとその理由とは?

各ハウスメーカーの耐震性の評価・比較に関しては、下記の文献も参考にさせて頂いております。ここに敬意を表し、厚く御礼を申し上げます。

 

○ 参考文献:

堺有紀(2009).地震動の性質と建物被害の関係.日本建築工学会誌.No.9,2009
伯野元彦 (2003). 世界最高2,005ガルでも無被害, 地震ジャーナル,36号,50-51.
川瀬博 (1998). 断層近傍強震動の地下構造による増幅プロセスと構造物破壊能, 第10回日本地震工学シンポジウム, パネルディスカッション資料集, 29-34.
武村雅之(1998). 過去の地震被害から見た震源近傍での強震動, 第10回日本地震工学シンポジウム, パネルディスカッション資料集, 45-50.
青井・他(2006). 新潟県中越地震の地震動, 月刊 地球/号外 No.53, 2006

 

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代 表 永     野

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