注文住宅30坪・40坪の総費用 ハウスメーカー坪単価別 建物以外にいくら掛かる?

今まで80億円以上の注文住宅のお手伝いをしてきたユーム 永野です。

 

今回は

 

 

良い土地が見つからない人

5つの特徴と解決法

 

今回は、多くの人が苦労する「土地探し」についてです。

 

 

土地探しに悩み、なかなか土地購入に踏み切れないという人が意外に多いです。

 

早く良い土地を購入して、家の建築をスタートさせたいのに、「なかなか希望に合う土地が見つからない」、「気に入った土地は予算オーバーで手が出ない」など、

当初の計画通りに進まずに、焦っている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 


良い土地が見つからない人の5つの特徴と解決法

 

 

今回は、「良い土地がなかなか見つからない人の5つの特徴」と、ではどうすれば良いのか、「解決法」がわかります。

 

 

 

具体的な成功例を含めた土地探しのコツ」も

 

わかります。

 

後半では、ハウスメーカーや工務店に土地探しを依頼する場合の注意点とコツ、

そして、予算内で良い土地を購入した方の具体的な方法もわかります。

 

 

土地が見つからない人の5つ特徴

 

 

土地が見つからない人の特徴とは

 

たとえば、以下のような心当たりはありませんか?

 

 

インターネットだけで探している

大手の不動産屋しか回らない

現地足を運ばない

条件固執し過ぎている

予算に見合った土地探ししていない

 

 

これらが、一般的な「土地がなかなか見つからない」という人の特徴です。

 

一つずつ順番に説明しながら、解決法もドンドンお伝えしていきます。

 

後半では、ハウスメーカーや工務店に土地探しを依頼する場合の注意点とコツ、

そして、予算内で良い土地を購入した方の具体的な方法もわかります。

 

 

 

土地が見つからない人の5つの特徴と解決法

 

 

 

 

インターネットだけで探している

 

 

本当に良い土地というのは、インターネットに載る前に早々に売れてしまうことも珍しくありません。

つまり、「インターネットに載らない物件がある」ということです。

 

ですから、ネットのみで土地探しをするのはあまり賢い探し方とは言えません。

 

他の手段もフルに活用し土地探しをしていくのがおすすめです。

 

 

解決法➀: ネットだけでなく、幅広く情報収集する

 

ただし、希望エリアのチラシや情報誌は既に売れてしまったということも多いです。

 

補足しておくと、一見魅力的な土地情報を載せて、まずは土地探しの方を取り込もうとしているケースもありますので、ご注意ください。

 

 

 

大手の不動産屋しか回らない

 

確かに、利用者の立場からすると、実績のある大手の方がさまざまな面で安心できますね。

土地の購入は大金の取引ですから、より信頼できる業者と契約したいというのは、当然の心理だと思います。

 

でも、街の小さな不動産屋で、思いもよらないような掘り出し物件に出会えることも、実は少なくありません。

 

とくに、規模は小さくても地元で長年営業しているような老舗の不動産屋は、そのエリアの地主さん達と古い付き合いがありたくさんの物件を握っている傾向にあります。

未公開の物件もあったりします。

 

また生活面など地域の情報にも詳しく、よりこちらの希望に沿った土地を紹介してくれる可能性が高いです。

その地域に詳しいということは、過去の浸水状況や昔の土地の状況なども知っている場合が多いということです。

こうした重要な情報を教えてくれるのも、地元ならではの利点といえます。

ぜひ積極的に利用してみてほしいと思います。

 

 

解決法➁: 地元の不動産業者もあたる!

 

 

補足ですが、

不動産業者系列の工務店さんでしか建てられないという建築条件の土地を気に入った方がいて、その地元の不動産業者に熱心に土地探しをお願いしたところ、建築条件を外してくれたというケースも良くあります。

結果、好きなハウスメーカーで建てることができたという実例も、一つや二つではありません。

 

 

 

現地足を運ばない

 

 

インターネットや土地情報誌を利用すれば、現地にわざわざ行かなくても土地を探すことは可能です。

でも、土地探しは生きた情報を得ることがとても重要なので、現地に行かないというのは土地探しにおいてとても不利になってしまいます。

 

実際に現地に足を運ぶことで、ネットや紙媒体では得られない街の雰囲気を肌で感じることができますし、「売地」となっている土地を見つけられる可能性もあります。

 

具体例をお伝えします。

最近土地を契約した方は、住宅展示場にあるハウスメーカーから、ご希望のエリアの一つはあまり治安が良くないと言われたそうです。

そのご家族が実際に現地に行ってみたら、雰囲気は良く、その地域の交番で治安などについて聞いてみると、昔はある中学校が荒れていたけれど、世代も変わり今は落ち着いていると言う話だったそうです。

その他現地でヒアリングされた結果、問題無さそうとなり、そのエリアの土地を契約されました。

 

やはり、現地に行ってみないと分からないものです。

 

 

解決法➂現地に行って、雰囲気を直接感じる!

直接住んでいる方にヒアリングする!

 

補足として、現地を見る時のコツをお伝えします。

 

・事前にハザードマップを確認しておく

これはわかりますよね。地震の揺れ易さや浸水・洪水のリスクなどを確認しておくということです。

 

・道路や塀、建物の基礎などにひび割れが多くないかを確認する

 

あまりにもひび割れや道路の隆起跡がある場合は、不同沈下などのリスクの可能性があるからです。

 

 

・気に入った土地を見学しながら、通りすがりの方に挨拶し、ゴミ出しのことや注意点を聞いてみる

 

これは、私が大手ハウスメーカー時代に何度も実践してきましたが、

「実は土地を真剣に探していて、できればこの辺りの良さや注意点があれば教えて頂けますか?」などと聞いてみると、案外親切に教えて下さったりします。

 

最初はゴミ出しの場所やルールなど、答えやすいことから聞くと良いと思います。

 

それから、大雨時の浸水状況なども聞くと良いです。

 

先ほどほどの方のように交番で聞くのも有りかと思いますが、先方が忙しくなさそうな時にしましょう。

 

もう一つ、

自分の足で歩いて地域を回ると、意外とあちこちに「売地」を見かけると思います。

それらにはネットなどに掲載されていない土地もあります。

その看板に掲載の不動産屋へ連絡を取り、購入したという方も少なくないです。

 

私の友人にもいますが、自分で良さそうな空き地を見つけ、売り出して無かったのを、謄本を調べ地主さんに、相場で土地を売ってもらえないか直談判し、好条件で土地を購入できたという人もいます。

 

ただし、売主さんや見知らない不動産業者と直接やり取りするには、注意が必要です。

できるだけ信頼できるハウスメーカーや工務店の担当者と一緒にやり取りをした方が安心だと思います。


インターネットや情報誌だけでは伝わってこない情報は思いの他たくさんありますので、現地に出向き自分の足で土地探しする、ということをぜひ実践してみてください。

 

 

 

条件固執し過ぎている

「条件を全部叶える土地を見つけるのは、至難の業」というのが現実です。

実際土地がなかなか見つからないという人は、条件にこだわり過ぎている傾向にあります。

 

確かに、家を建てる本人にとっては、家や土地に求める条件はどれも捨てがたいものですよね。

 

でも、100%を求めていると、それらを全て叶える夢のような土地に巡り合える可能性は、とても低くなってしまいます。

 

きっと、皆さんもこれをわかってはいるでしょう。でもやはり土地は大事。こだわりたいですよね。

 

ではどうすれば良いのか?

 

 

解決法➃土地決定条件の優先順序を書き出し、建物など他で解決できることはないか検討する!

 

これはちょっとわかりにくいですね。

 

具体的にお話ししますと、

 

「条件を100%満たす土地はそうそう見つからない」という現実をまずは受け止める必要があります。

 

予算の大小にかかわらず、100%の条件を満たした土地を買った人は非常に少なく、ほぼゼロに近いという事実を、まず念頭に入れておいて下さい。

 

そこで、土地に求める条件の中から、一番優先することその次に優先することそれほど重要ではないこと、というように、ご家族とよく話し合い、それぞれの条件に優先順位を付けましょう。

 

たとえば、通勤通学で電車を使う家族がいれば、土地の広さや周辺環境より、駅近であることが最優先かもしれません。

 

子育て世代のご家庭なら、学校病院公園が近くにある環境が暮らしやすい、と考える人も多いでしょう。

家庭菜園DIYなどの趣味が生きがいという人なら、多少駅から遠くても、日当たりの良さ庭を十分にとれる広さの敷地がよいと思うかもしれません。

 

どの条件を重視するかは、家族構成ライフスタイルによってそれぞれ異なります。

 

土地探しをする前に、絶対に譲れない条件は何か、妥協しても構わない条件は何かを、家族全員でじっくり話し合いましょう。

 

その上で、例えばエリアは希望に合っているけれど、少し陽当たりが悪そう。故に相場よりも安めの土地があったとします。

 

であれば、その明るさは建物の間取りの工夫でカバーできるか?を検討するということです。

 

吹抜けであったり、明るい庭が欲しければ屋上バルコニーでも良いのでは、と土地以外の方法で解決できないかを検討することです。

 

 

または、将来の社会変化も加味する方法もあります。

 

トヨタとNTTなどが推進しているように、将来的には自動運転タクシーが回遊し、ネットで制御され交通渋滞も緩和するようになる。

 

電車以外に交通も便利になり、在宅での介護支援ロボや在宅医療もどんどん進化する。

 

であれば、何も病院や駅まで10分以内とかにこだわらなくても良いかもしれない。などです。

 

 

実際に土地を購入された方の柔軟な判断例をお伝えします。

 

気に入ったエリアで、当初のご希望より小さい土地を買った方のケースです。

 

その方がその土地を購入したのは、こういう考え方からでした。

 

この土地の広さでは一階に将来の寝室となるような和室は無理かもしれないが、既に段差をクリアする車椅子もあると調べられました。

ホームエレベーターも、昔は300万円ぐらいだったのが、今は半額近いとも調べられました。

 

そこで、

在宅介護などの需要は大きく、将来は段差や階段という障害がクリアできるような技術がより安くなるだろう、

 

当初の希望よりも土地が狭いので、1階にLDKと水廻りや寝室やクローゼットは入らない。しかしエリアは希望どおりだし、土地の広さ的に予算内なので、決断されたとのことです。

 

 

土地にこだわるのは当然ですし、土地は大切ですが、

もう土地探しに何カ月も費やしている、というような方は、土地にあれこれ条件を求め過ぎていないか無くてもそれほど困らない条件はないか、いったん立ち止まってよく考えてみましょう。

 

そして、土地に関する減点要素を建物など他でカバーできないかを考慮してみると、今まで見逃していた土地がとても良い土地になるかもしれません。

 

具体的には、信頼でき、提案力の高い建築のプロと一緒に土地探しをすると良いかと思います。

 

 

 

予算に見合った土地探しをしていない

 

 

これはわかりますよね。

 

土地に条件を求めるほど、土地の値段は高くなります

 

条件に見合う土地だけに固執していると、予算が合わず納得できる土地が見つからない、となりがちです。

 

今のお住まいの耐震性や耐火性、耐久性や台風対策などが問題なければ、特に新しく良い土地や建物を得られなくても基本的には大丈夫ですよね。

 

 

しかしもし、今のお住まいの安全性や耐久性に不安があるようであれば、条件よりも予算ありきで土地探しをしていかないと、いつまで経っても納得できる土地を見つけることができず、より安心できるお住まいを確保できないことになります。

 

 

解決法⑤まずは条件よりも予算に目を向けて、土地をふるいにかけていく

 

ことが大切です。

 

 

 

補足すると、

エリアを重視したとします。

でもそのエリアが予算的に難しい場合、土地を小さくしてみるのも一つです。

例えば土地を狭くし、二階+固定階段ロフトや、3階建てにしてみてはどうか?等です。

 

実際それで希望予算内で満足できる土地、建物を取得されている方は多いです。

 

もちろん、土地を最重視し、建物の予算を削ることも有効です。

 

ここで失敗・後悔しないために、安易に建物の予算を削らないことです。

 

ただ単に安かろうという建築会社を選ばない方が良いです。

 

本当に地震や火災に強い建物か?耐久性があるか?将来のメンテナンスコストを抑えられるか?なども充分に比較検証しないと、後で失敗・後悔に繋がりかねませんので、充分な注意が必要です。

 

またそれらをクリアする建築の場合、特別に価格を下げることは不可能なのが現状です。

 

土地を最優先し、建築コストを削減する場合は、

安い建築会社を安易に選び建物コストを削減するのではなく、

安心できて将来のメンテナンスコストも抑えられる建築会社を選び、建物の大きさ、設備などを割愛して予算調整することです。

 

 

 

 

それではまとめとプラスαです。

 

良い土地が見つからない時の解決法は、5つです。

 

解決法➀: ネットだけでなく、幅広く情報収集する

 

 

 

解決法➁: 地元の不動産業者もあたる!

 

 

解決➂:現地に行き、雰囲気を直接感じる!

住んでいる方にヒアリングしてみる!

 

解決法➃:土地決定条件の優先順序を書き出し、建物など他で解決できることはないか検討する!

 

解決法⑤:まず条件よりも予算に目を向け、土地をふるいにかけていく

 

 

 

これらの解決法で、きっと良い土地は見つかるでしょう。

 

補足として、工務店やハウスメーカーに土地探しを依頼する場合は注意が必要です。

あまり沢山の会社に頼むと、時間がある営業マン以外は本気でフォローしてくれなくなることが多いからです。

 

そのため、建築会社の本業ではない土地探しを一生懸命できる、時間のある営業マンが良くやってくれている、と言う印象になり、その会社で建築もお願いするという流れになりがちです。

 

本当にその業者で家づくりをしてもよいのか・・・というところまでしっかり考えてから、土地探しの依頼先を絞ることをおすすめします。

 

そして、1社から3社に絞っているということ、その理由をきちんとハウスメーカーや工務店に伝えましょう。

 

担当者は、ウチで建物を建てる可能性が強いと感じるほど、コネや会社のネットワークを利用し、土地探しを本格的にしてくれると思います。

 

 

もう一点予算がらみで、具体的な土地購入の成功例をお伝えします。

 

 先日引渡しとなった方は、土地が300万円の予算オーバーでしたので、建物の収納扉や棚、照明の一部やカーテン購入と取り付け、空調工事や外構工事を自分でされました。

そのお蔭で予算内で希望の土地を購入でき、地震などにも安心で、将来のメンテナンスコストを抑えられるハウスメーカーでマイホームを建てることができました。

 

人それぞれですが、工夫次第で失敗・後悔無い土地とマイホームを取得できます。

がんばっていきましょう。

 

それでは又

 

 

それではまた。 

 

 

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