次のデータから30代の方は60年先までの人生設計が必要と言えます。
厚生労働省の調査によると、2017年の日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性が81.09歳です。
これは、今の死亡率のままですと、2017年に生まれた方が何歳まで生きるのかという指標です。
寿命が延びているのは、医療の発展が大きな要因とされており、TVなどで人生100年時代へ突入と言われてもいるのもあながち大げさではなくなりつつあります。
少なくとも90歳までは生きることを想定した人生設計が必要となってきています。
30代の方は、少なくとも60年以上はマイホームに住む可能性を想定されることが、失敗しない家づくりの第一歩と言えます。
将来、小さな空間のもっと便利が良いところに住替えたり、リゾート地に行くにしても、売却したり、賃貸にする際に、資産価値がある家づくりにすることが重要です。
一方で日本の家が建替えとなった平均寿命は30年に満たないという実情もあります。
ウチの実家も当時の有名ハウスメーカーで長持ちしますと言われましたが、実際には築28年で建替えせざるを得ませんでした。
今の家は長持ちするでしょ?
果たして本当にそうでしょうか?
仕事がら多くの工事現場が目に留まりますが、「これじゃ、大きな地震がきたらほんとに怖いな。」「これじゃ長持ちしないな」という施工が今もなお多いことがとても残念です。
僕の周りには、そのことに共感している人が多い!
あなたのマイホームが負の遺産とならない為に、本当に長持ちする工夫をしている住宅を建てることを優先順序の1位か2位にされてはいかがでしょうか?
ただ、家は長持ちしても、結局修理代がかなりかかって払えないというのでは困りものですよね。
今はどのハウスメーカーも、工務店も「ウチの家は長持ちしますよ」「30年でメンテナンス費用ゼロです」などとPRしています。
昔からそれは変わっていませんが、契約書や保証書にその事を断言していないのも変わっていません。(仮に明記されていても、その会社自体が生き残っていないかもしれません。)
いつ大きな地震が来ても建物が頑強な状態のままで、家族を守れる。
長期保証も継続してくれ、安心できる。
修理代も安く抑えることができる。
そんな家に住みたくはないですか?
ただし、その様な家は様々な研究の基にどうしても構造面の強化が必要となります。
つまり、工場で主要構造を合理化生産してコストダウンを図っても、どうしても一定以上は費用がかかってしまうのが現実です。
希望通りの間取りだとどうしても、その様な構造のハウスメーカーで建てられないよという方も、何を優先順序とするかを明確にすれば、解決策はきっと見つかります。
当初安い住宅メーカーだけを考えていたけれども、家族や将来のことを考え、経済的設計やお得な企画品などにて、定年後も安心できる、本当の意味のローコストとなる注文住宅を建てた人はいっぱいいます。
あなたの判断で、将来も左右されると言っても大げさではありません。
人生で一番高いお買い物と言えるお住まい選び。
後悔無い様にしたいものですね。
ナガケン
追記
もし、そういう頑強でメンテナンス費用を抑えられる家を建てたいという方は、同じハウスメーカーで建てても、設計や使用する部資材によりメンテナンス費用が大きくかかったりしますので、【ユームの家づくり初期相談】(無料)などでご相談くださいませ。
それもユームの得意分野です。お試しあれ。