家相・風水のことを考えていなかった方へ

 

こんばんは。今日も間取りの相談で、何とかご満足いただける改善案を提供できたユーム 永野です。

 

住宅における家相・風水とは、間取りや生活(枕の向きなど)の方位に吉凶があるというものです。

 

家相は日本由来のもので、鬼門や裏鬼門の方位を特に吉方としています。

 

風水はドクターコパさんなどTVでも有名になりましたが、元々は中国由来のもので、鬼門や裏鬼門という概念は無いのですが、机の向きなど細かい吉凶を診断しています。

 

共に、間取りや主な生活シーンの方位を気にした家づくりという同じ目的ですので、ここでは、家相・風水とまとめてお話します。

 

 

様々な家づくりのお手伝いをしてきましたが、家相・風水に関する家づくりは次の5つに分かれます。

 

あなたやご家族はどれにあてはまりそうですか?

 

 

・夫婦とも(2世帯であれば家族全員。以下同じ)家相・風水は全く気にしない。

・夫婦とも気にしないが、親・祖父母から気にした方がよいと強く言われそう。

・夫婦のどちらかが、少し気になる。

・夫婦のどちらかが、かなり気になる。

・夫婦とも気になる。

 

 

この5つの内、最初以外のどれかに当てはまるほとんどの方は、家相・風水設計を実際に採用しています。

 

誰に言われても、絶対に気にしないという方は、これ以降読む必要はありません。

 

もし、少しでも気になる方がご家族や意見を尊重したい(尊重すべき)親や祖父母がいれば、注意が必要です。

 

 

ハウスメーカーとの契約後に、風水や家相が気になりだすと、間取り変更や構造にかかわり、大きく金額アップになることがよくあるからです。

 

 

ハウスメーカーが値引きできるのは、あくまでも最初の契約時のみということを肝に銘じてください。

 

 

一方でハウスメーカーの営業担当者や設計士は、お客さんから言われないと、風水や家相のことを聞かないことが多い!というのが実態です。聞いていますと営業マンも、さらりと聞く程度であったりします。

 

 

面倒なのでしょうね。

 

 

家相や風水に合わせて、間取りを考えるのって、時間がかかりますから。

 

 

まだ自分の会社で契約すると決まっていない人にはなおさら、風水や家相のことを聞かない営業と設計士が多い。

 

 

そういう様々な問題提起と解決が設計冥利につきるのに。 制約があるからプランニングって楽しいのに。

 

 

契約後に、風水や家相を反映させると、間取りが変更となって、面積を増やして通路をふやしたりしないと、凶の方位に水回り(キッチン・トイレ・洗面・お風呂)がどうしても来てしまうことがよくあります。当然、金額UPです。

 

 

もう一度言います。

 

ハウスメーカーが値引きできるのは、あくまでも最初の契約時のみです。

 

 

だから、玄関の位置とか、トイレの位置とかは今までは気にしていなかった! という人でも、早めに家族で話し合っておきましょう。

 

 

自分達は家相・風水を気にして設計するのか? どこまで気にするのか? 早い段階で確認することが重要です。

 

 

 

| 風水・家相の採用度合は4タイプ

 

家相・風水を何かしら採用される方は次のように分かれます。

 

住み心地や動線を優先。その次に家相・風水も気にする

使い勝手の良い間取りを重視して、玄関・水回り(キッチン・お風呂・トイレ・洗面)が、鬼門(後述で説明)や裏鬼門になってしまう場合は、対処療法(後述で説明)にて対応。

玄関・水回りだけは鬼門・裏鬼門を外す

家全体的に風水・家相を採用する(後述)

その他

今まで一回だけあったのは、ある有名企業の会長さんのご子息家族のケースです。会長ご指定の気学の先生による方位診断でしたが、一般的な家相・風水とは違う独自のご指摘があり、玄関からリビングに入る廊下を細くした亀の首のような部分など、こだわり設計となりました。

 

 

 

| 鬼門・裏鬼門とは? 真北と磁北のどちらを基準とするか

冒頭にお伝えしましたが、鬼門・裏鬼門は風水ではなく家相において特に吉凶とされています。

 

基本的には、下の図の北東の鬼門と南西の裏鬼門には玄関と水廻りを配置しないことを良しとすることが多いです。

 

 

■方位盤(45度方位)

 

 

 

注意:その他に30度60度方位盤などもあります。

 

北に関してですが、地図上の真北と磁石測定による磁北とあります。

 

一般的に風水では磁北を基準にしたり、家相では真北を基準にしたりと、診断をする人によっても違います。

 

確かに方位磁石は、時計や周りの環境によってズレることもあるので、正確な磁北を計測するのは難しいので、真北から7度前後西を磁北とするケースもあります。

 

 

 

|風水・家相の注意点と対処法など

 

もし、どうしてもその鬼門・裏鬼門に玄関やキッチンが来た場合は、そこの床下又は床上に

炭を置くと良いという対処法的な考えもあります。

 

例えば、お風呂であれば、その床下の4隅などに炭を何本かまとめて置けば良いとか、基礎工事の前に、地面に炭を混ぜておくなどです。

 

 

鬼門・裏鬼門以外ですと、次のようなことがあります。

(診断する方によって違う場合があります。)

 

玄関までのアプローチはまっすくではなく、少し曲がっている方が良い

玄関は東側向きが良い

寝室の北枕は悪くない

階段は中央ではない方が良い(特に上階の上り口が中央だとよい気が逃げやすい)

 

吹抜けは問題無いとする場合も、気が抜けるので良くないという場合もあります。

 

また建物に欠け、四角い外郭からひっこんでいる部分があると良くないが、その欠けている部分を天空から見て四角と見えるように架空の線を伸ばし引き、その角に光るもの(ビー玉など)を地中に埋めれば良いなどもあります。

 

専門家に診断をすると、家族それぞれの吉凶の方位(枕の向きなど)やそこにいる(台所や書斎にいる)注意すべき時間帯、吉凶の色なども教えてくれる場合が多いです。

 

 

 

|風水・家相の診断を受けるには? 金額など

 

今はネットでお住まいの「市町村名+家相・風水診断」などと検索すると、診断してくれる方が見つかります。

 

通常、間取に関する家相・風水の診断は2万円前後が相場です。

 

気に入っているハウスメーカーに頼む場合は、無料で専門家の診断を受けることができることも多いので、気になる方は診てもらいましょう。

 

土地を探す方は、吉方の方位も教えてくれます。もし、気に入った土地が吉方でない場合は、引越しの前に、吉方となる方位のホテルなどに泊まってから引越しすると良いなども教えてくれます。

 

 

 

まとめ

 

間取りや枕の向きなど方位を気にするかどうかは、後回しにせずに家族のコンセンサスを十分にとって、最初に決めましょう。

 

特に親・祖父母から援助が有る場合など、その方の意見を尊重したい(尊重しなければならない)時は、親・祖父母の意志も確認しましょう。

 

※実話:「今度家を建てようかと思っているけど、家相とか気にしないと駄目かな」と親に話をしたところ、当然だ!となり、1000万円の援助の話に繋がったという事もありますので、早めに聞いてみましょう。

 

もし、家相・風水設計を気にするのなら、建築の事をわかっている専門家に相談しましょう。

より中立的な立場の方に相談するなら自分で探しましょう(有料です)。ハウスメーカーから紹介された診断士であれば無料のことが多いです。

 

よい家づくりを祈願しております。

 

ユーム 永野

 

 

追伸

妻を駅まで迎えに行きましたが、妻は到着時刻を50分早くLINEで伝え、私は携帯を家に忘れ、すれ違い夫婦です。

家相・風水以前の問題ですなあ。

さて、今宵はそろそろ・・

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