どうも。ユーム 永野です。
今回は、ニックネーム よっぴ さんからの質問です。
「ハウスメーカー選びの失敗例を教えてください」
このことと失敗しない他の3つのコツについてです。(よっぴ さんには既にメールにて回答済みです。)
それではお伝えします。
※ご質問者の個人情報に係わる事は削除又は変更してお届けします。
よっぴ さんへ
ハウスメーカー選びの失敗例ですね。
実は、住宅展示場のモデルハウスには、他メーカーで契約された方がけっこう来られます。
これはハウスメーカーの現役の営業マンに聞いて見ていただければ、恐らくみんな同意するでしょう。
多くは契約した会社と打合せの前後に参考までに寄ったという方ですが、どういう訳か愚痴や悩みを話される方も少なくありません。
もう他社施工の家に住んでいる方も来られます。
私もハウスメーカー時代に、
「(ある大手と)クレームで揉めていてこれから(その会社の)支店長と話し合いがあるんです」
「(ある大手が)ウチは超高断熱だから2階も暑くないですよって言ってたのに、(夏に2階の)書斎が39度でしたよ」
「住んで2年しないのに建物に欠陥がでた! 展示需に来る人に〇〇〇(会社名)は辞めた方がいいって言ってください。」
など、笑いながら明るく言う人から、怒りをどこにぶつけていいのかわからないという感じの方までいらっしゃいました。
お施主様のお友達が築1年の欠陥住宅でその会社と揉めている際中に、連絡がしばらくとれなくなって、潰れていた! 修理してくれる会社を紹介して欲しい。なんてこともありました。
同じ業界にいるものとして、とても残念なことです。
それでは、ハウスメーカーの失敗例とみなさんが不満に感じた内容をまとめてみます。
どれも今まで聞いたり、相談を受けてきたこと、私の実家のことなので、具体的で参考になると思います。
まとめでは、失敗しない為の3つのコツもお伝えしますね。
【ハウスメーカー選び8つの失敗・不満例】
2年前後で、地震などが原因ではなく、家が傾いている・基礎や壁に亀裂(細いヘアクラックより大きなヒビ)が入っているという深刻な訴えもありました。
※一般的に土地自体が不同沈下した場合は、保証対象外となりますが、この方々の場合はそうではないということでした。
工事中の不具合としか思えなかったが、調査も無く一方的に保証内容と違うので有料と言われた!
メンテナンスの人がまた電話をすると言って、全然電話が来ない! など人的な対応面のことも多く聞きます。
これは、私の実家もそうでした。 今までも野村ホーム、三井ハウス、富士ハウスなどがつぶれた時やその後で建てた方からも残念なお気持ちを聞いています。
悲惨なのは契約後や建築中にその会社が潰れてしまってどうしたらいいかって方の相談。
建てた会社が無くなると、将来万が一、売却や貸す時などの資産価値も落ちてしまいます。
これは1件や2件ではないです。実際によくあることです。
値引やお得な経済的設計、企画品などでも充分にステキな家ができるので、あきらめなければ・・ということが本当にあります。
これもよくありますね。特にどうしても変なところに柱や壁がきちゃうとかです。
契約前はきれいな図面やパースを見て素敵と思えば、つぎはどうしても金額の詰めに気持ちがいきがちです。
契約後に細かく打合せをすると色々と気づいたり、変更したくなったりします。
契約後に、その会社の構造的に納得できる間取りが出来なかったと判明して、しぶしぶ妥協するというパターンです。
契約前に小さな写真を見せらて色々と選べると聞いていた部資材も、契約後に実物を見ると好きなものが選べなかったりということもありがちです。
これは、私自身もハウスメーカー時代にそうなってしまってお施主さんにがっかりされて反省したことがあります。
ハウスメーカーも保証や安全・保全上の問題、コストダウンなどで選べる部資材を各社それぞれ制限していて、採用したいものができないということは年々増えていると言えます。
最近はCGなどの加工で実物以上に間取りや外観が良く見えたりすることもありますが、現実は違ったという例です。
仮に同じ外壁材を使っていてもモデルハウスのように100坪前後の大きな家と実際の家だと見え方が違います。
窓の大きさや数もモデルハウスとは違ったりするので、残念に思われがちとなります。 その家の大きさに合ったデザインが重要となります。
これも営業担当者や設計士の能力や相性により、本当は建てたかったハウスメーカーを断念するというとても残念な例です。
実は提案力は設計士だけのものではありません。
本来、お客様のことを一番知っているのは営業担当です。
設計士の選出や、設計士からベストなプランを引き出すだめの、駄目だしを含めた事前打ち合わせなど営業マン次第でプランが変わります。
特に、予算内でいかによいプランを提案するのかは営業マンのほうが長けていると言えます。
ハウスメーカー選びで重要なのは、営業担当選びです。
実は私の実家もこれです。
実際に同時期に他のハウスメーカーさんで建てた家は頑強のままで、メンテナンス費用が安いということも私は知ってましたが、ウチの実家は2回ほど数百万の補修をしたあとに結局老朽化のため建替えをせざるを得ませんでした。
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まとめ
よっぴ さんへ
「ハウスメーカー選びの失敗例」について、実際の具体例をお伝えしましたが、これはほんの一例です。
ここから学べるのは次の3点では無いでしょうか?
【ハウスメーカー選びで失敗しない為の3つの方法】1.その会社の経済力やアフターメンテの実態も比較してハウスメーカーを絞る 2.絞ったハウスメーカーの中で、より提案力もあり、しっかりとフォローしてくれる営業担当者を選ぶ 3.契約前に十分に納得するまで打合せをしてから契約する
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1に関しては、ネットで調べたり、住宅展示場で聞いたりしてみましょう。一つだけの情報や口コミではなく、なるべく多くの情報から見分けましょう。
2に関しては、信頼できる方の紹介がないとなかなか難しいですが、一つの方法はとにかくこの人に担当になってもらいたいと思えてから初めて、アンケートなどで個人情報を渡すことです。
3に関しては、どうしてもキャンペーンと言われると、その期限内に契約をと慌ててしまいがちですが、2の有能且つ優善な営業担当者であれば社内でも信頼があるので、いつでもより良い値引を会社からとってきてくれると思います。
よっぴ さんが、より良いハウスメーカーや工務店を選び、より頼れ、契約後もしっかりとフォローしてくれる営業担当者を選べるように願っております。
ユーム
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