こんばんは。住宅ローンアドバイザーでもある ユーム 永野です。
住宅ローンを借り入れした時に、「住宅ローン減税」(住宅借入金等特別控除)という優遇を10年間に渡り受けられます。
また、現時点で年収510万以下(目安)の方は「すまい給付金」を得られます。
その時の年収と借入額別の減税効果(住まい給付金を含む)を一覧表にまとめましたので、お伝えします。
今回は、年収1000万円以上の方は割愛しておりますことご承知ください。
より詳しい「住宅ローン減税」に関してはコチラをどうぞ。
■住宅ローン減税年収別早見表(概算)
※消費税8%適用、平成31年6月までの入居にて試算
※住宅ローン 金利1.2%にて試算 借入期間35年
※家族想定 3人家族 扶養家族2人
借入額別の住宅ローン控除額 | |||
年収 | 3000万 | 4000万 | 5000万 |
400万 | 控除額127万 すまい給付金30万 計157万 | 基本的に借入不可 | 基本的に借入不可 |
500万 | 控除額207万 すまい給付金20万 計227万 | 控除額207万 すまい給付金20万 計227万 | 基本的に借入不可 |
600万 | 控除額254.8万 すまい給付金0 計254.8万 | 控除額269万 すまい給付金0 計269万 | 控除額269万 すまい給付金0 計269万 |
700万 | 控除額260万 すまい給付金0 計260万 | 控除額330.8万 すまい給付金0 計330.8万 | 控除額340万 すまい給付金0 計340万 |
800万 | 控除額260万 すまい給付金0 計260万 | 控除額346.6万 すまい給付金0 計346.6万 | 控除額396.7万 すまい給付金0 計396.7万 |
900万 | 控除額260万 すまい給付金0 計260万 | 控除額346.6万 すまい給付金0 計346.6万 | 控除額396.7万 すまい給付金0 計396.7万 |
※この表は住宅ローン控除(減税)及びすまい給付金併用時の負担軽減額を試算したものです。あくまでも参考目安であり、実際の控除・給付の有無や金額はご家族の状況などにより増減します。
年収及び扶養家族が10年間、同一条件となっています。
所得税・住民税の算出には、独自の一定の計算式を用いて計算しています。(所得控除は、基礎控除・扶養控除(配偶者控除含む)・社会保険料控除のみを考慮。基礎控除、扶養控除は、一人当たり、所得税は一律38万円、住民税は一律33万円。社会保険料控除額は、一定の試算式に基づいて概算額として計算。)
一見、年収が高い人ほど、優遇されているように見えますが、この制度は年収の多さに対してではなく、支払う税金に対しての減税です。つまり、減税が多い人はそれだけ多く税金を納めているということになります。
以上、海外では元々こういった住宅ローン減税はあった国が無くなって、住まい給付金のような一定以下の年収の方への優遇だけになっているケースもありますが、日本ではこの様に住宅ローンを組む方にはありがたい制度がまだあります。
この減税分を繰り越し返済に回して、支払い期間を短くしている方もいます。
一つのご参考にして頂ければと思います。
⇒より詳しい「住宅ローン減税」に関しては コチラ
⇒いくら借りられる? 年収別の住宅ローンの借入可能額は コチラ
ユーム 永野
追伸
この住宅ローン減税は毎年忘れた頃に還付されますのでとても有難いと我が家でも感じています。
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