どうも。ユーム 永野です。
今回は、ニックネーム 迷い沼 さんからの質問です。
「建売(たてうり)と売建(うりたて)って何が違うの?」
このことについてです。(迷い沼さんには既にメールにて回答済みです。)
それではその違いとそれぞれのメリットと注意事項もお伝えします。
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迷い沼 さんへ
どうもお悩み具合が伝わるネーミングですね。
まずは結論ですが、文字通りとなります。
・先に家を建ててから売るのが建売(たてうり)住宅 ・土地を売ってから、建てるのは売建(うりたて)住宅
一番大きい違いはこの順番です。
もう少し説明します。
・建売住宅は、不動産会社や住宅メーカーが先に家を建てたものを土地と建物を同時に買う・売建住宅は先に土地を買う際に、決められた住宅メーカーと建築請負契約を結ぶことが条件となる(建築条件付き土地という) 土地購入後にあなたが施主となり家を建てる
という違いです。
それぞれのメリットと注意事項も違うのでここで整理しておきますね。
■建売住宅のメリット・駐車場もできているのですぐ住める ・安い ・家の中を実際に見学して選べるのでわかりやすい ・同時に数区画から数百区画売ることもあり、同じような家・価格帯を購入した人達が近隣に住むので親しみやすい
■売建住宅のメリット・指定された住宅メーカーによっては、建売よりも好みの家に近づけることができる ・工事中の現場を見ることができる ・同時に数区画から数百区画の土地を売ることがあり、いわゆる古株の方が少なく、同年代の家族も多くなりがちなので親しみやすい ■建売住宅の注意事項・工事中の様子を見ることができない ・コストダウンのために、耐震性や耐久性などの構造や部資材、保証などが注文住宅仕様と違って建売仕様となっている場合も少なくはない ・家具家電の置き場や収納、スイッチコンセントの位置などでストレスを感じる場合も少なくない ・コストダウンのために窓などが少なかったり、小さい場合がある
■売建住宅の注意事項・指定された住宅メーカーが納得できる会社か事前によく確認が必要 ・通常の注文住宅と違う、売建仕様で家を建てることが条件となっている場合もある ・建築の完成時が比較的短く指定されている場合もある ・良く打合せしていない内容で、土地と同時に建築請負契約を求められる場合もあり、あとあと充分に満足できる間取りや設備が選べなかったり、金額がかなりあがってしまう場合もある
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迷い沼 さんへ
安くても数千万円する場合が多いので、悩んでも当然です。
秒で決断をする方も確かにいますが、
ほとんどの方はとても迷うので、気持ち的に焦る必要はありません。
最低基準は
・土地の立地は危険じゃないか?
・建物の構造は将来も家族を守れるか?
極論言ってしまうとあとはどうにでもなります。
仕事や家族を大事にすれば幸せになりますので、そっちにフォーカスする方が良いですよね。
きっと、そんなことはわかってますよね。
それがわかっていてもみんな悩みます。
決め時は、悩んでいても、心があがる時です。
きっときますので。
ユーム
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