どうも。ユーム 永野です。
今回もユームの無料サービスご利用者さんからのかなり煮詰まった状況でのご質問です。
「 先日、ハウスメーカー(セキスイ〇〇〇)と契約したのですが、充分な検討時間もなく後悔しています。今から他の会社のプランや見積を見て、そちらが良かったら、キャンセルはできるのでしょうか? 解約の時の注意事項があれば教えてください。」
このことについてです。( ニックネーム こうかい さんにはメールにて回答済みです。)
さっそく結論をどうぞ。
ユーム代表永野の簡単な自己紹介です。
はじめまして。U-hⅿ ユーム 永 野 とはこんな人物です。
現一部上場情報システム関連企業で新人約100人中トップセールス
ニュービジネス協議会理事(当時)の方の新規起業をNO2として最初から手伝うも失敗
(トップ逃亡。20代前半で数百万円貸したお金も戻らず、給料も数か月無し。いい勉強料と思いこむしかなかったです。トホホ)
外資財閥系情報サービス企業で約300人中トップセールス
(と言っても、この頃はまだまだ仕事の本質が分かっていませんでした。
根性だけはあったと思いますが、めちゃくちゃ半人前の営業担当者でした。
広島に新設の営業所長となり、超ド級のブラック企業を新拠点から改革しようとしました。が、力不足で失敗。所長を降ろされ退職。人生で大きな挫折感を味わいました)
一分一秒を争うレストラン・病院の厨房に関して、HACCP(危害要因分析必須管理点)に基づき動線設計・環境改善提案を5年
(メニューごとに少しでも効率的で、使う人がより楽な動線・環境を考える経験は今の仕事にとても生きています。特にO157などのウイルスを削減する提案は重要な仕事だと思います。が、厨房から見る華やかなレストランの客室がなんとも輝いて見えたことか。一生の仕事として、空間やインテリアのトータル的な仕事がしたくなりました。)
住宅ローンから注文住宅のトータルサポートを20年以上しております。
◯大手ハウスメーカー時代
大手ハウスメーカー時代は、担当の設計士の提案と私の提案と両方提示することが多かったです。
事実上、約7割の方は私の間取り案を採用されています。
最初の10年ほどは良く設計士とぶつかってました。
後半は設計士案を尊重しつつ、より良い案が捻出できれば、さりげなくそれを採用してもらう術を身に着けました。
設計士との良いコラボの関係を築くのが得意となりました。
上長からは、図面描くよりもっと新規営業してくれと何度も言われました。
(どのお偉いさまも諦めていただきありがとうございました。)
契約後も、予算上の要望が実現ができないとなると、その解決が最高の快感でした。
上長からは、契約後は設計士に任せて、新規営業してくれと何度も言われました。
(どのお偉いさまも、あきれて自由にさせていただいてありがとうございました)
間取り設計は、中学生のときに将来の3階建マイホームを描いたのが最初です。
いわゆる営業的PRよりも、予算内で問題解決の間取り案の捻出は誰にも負けない自信があります。
お試しあれ。
とはいえ、注文住宅はプランだけ良くてもダメです。
形なき状態から主に会話をベースとして、数千万円、億単位の家をつくるわけです。
進め方や施主や社内・社外関係者との連携プレイ、最善の資金計画やプランニング、施工などなど、難易度はものすごく高いです。
私も失敗・後悔して、お施主さんを怒らせてしまったこともあります。
施主本位で動いていたつもりが、組織の理論の流れに組み込まれてしまったと後悔した時もあります。
後半のマネジメントの苦しみと嬉しさを含み、深い反省と改善の繰り返しの16年半でした。
ただし、商品である構造や会社のフォロー体制など、その良さを嘘つく必要がなく、施主との関係を築いてこれたのはとても幸せでした。
今もなお仕事を通じて、良好な関係を継続させてもらっています。
ときに厳しく物言いもしていますが、感謝です。
◯起業
熊本地震のボランティアに妻と行ったことが大きな転機となりました。
ネットでは、地震に強い家の表面的だったり、過った情報が氾濫しています。
本当に地震に強い家とはなにかをもっと広く伝えたい。
ひと家族でも多く、本当に安心できる暮らしをしてもらいたい。
と強く思い、妻も周囲もまさかの起業でした。
現在、u-hm株式会社を経営しております。
ミッションは
■ミッション 本当に地震に強い家とは何かを広く伝え、 一人でも多く、より災害に強い家で暮らしていただく
|
です。
そのために、WEBメディア「注文住宅アカデミー」WEB住宅展示場u-hmユームを運営しています。
特に耐震性関連の記事は年間35万回ほど読まれ、国内で注文住宅を建てる数の約半分ほどの読者数を達成(googleアナリティクスによる)しています。
少しは、ミッションを達成できているという実感があります。
(最初は まったく 読まれていませんでした。うれしい。読者にもスタッフにも感謝)
とはいえ、この注文住宅の業界はまだまだクレーム業界とも言われています。
実際大手やローコスト関係なく、お施主様とハウスメーカーのトラブルは跡を絶ちません。
優秀な営業担当も設計士もミスはします。
そこで、起業当初からユームのサブミッションは
■サブミッション 失敗・後悔せずに、普通以上の満足な家づくりを支援する
|
です。
今も土地購入のご相談やハウスメーカー選び、資金計画、ハウスメーカーのプランなどのご相談や、契約後にプランを最終決定する前のセカンドオピニオンの提供を日々行っております。
ほぼ全国対応です。
全国の方から、ただ単に参考となったという感想ではなく、
「ユームさんに相談できて助かった」
「こんなにセカンドオピニオンをもらえると思っていなかったので感動しました」
という本当に嬉しい多くのお言葉をいただいております。
それが生きがいとなり、スタッフと共有できているのが大きな幸せとなっております。
今後は、より多くの方のご相談を受けているので、AIによる注文住宅コンシェルジュ/質問・相談自動応答サービスを本気で導入計画中です、
◯その他
施主の立場経験を2回
(注文住宅はまだまだ勉強中。本当に奥深い。寝る前や疲れた時は3回目の家づくり案をニヤニヤと練っています)
妻に家事をしていると認めてもらって? 3年半
(サーフィンする時間が欲しく、家事の時短化研究中)
賃貸を満室運営13年以上
(コンセプト型の賃貸としてデザインすることで、借りている方も本当に良い方です。ありがたや)
マイホームを楽しんでいるハワイ島大好き大人サーファーです。
(当分いけないので、庭のヤシさん達みて癒やされている。70歳になってもサーフィン愉しむぞ)
※家づくりが大好きなハウスメーカー経験者の方、会社よりも顧客の満足重視でやってきたと自負ある方限定で、スタッフ(正社員からホームワークまで)募集中です。まずは募集内容をお問い合せください。
今は白髪を染める時間ももったいないので、もっと白髪あり。
(最近の研究)
・究極に家事が楽になる新しい仕組み
・予算内で新しい最高の間取りの研究
・家育(いえいく:永野の造語)の仕組み
・暮らしにおいて満足継続システムの開発
・家が稼いでくれる新しい仕組み
(今四苦八苦していること)
・注文住宅系youtuberへの挑戦(スタッフから「もっと笑って」「言葉かまないで」など、煽られ怒られつつ)
・赤ちゃん猫育て(心配し癒やされの繰り返しつつ)
U-hm株式会社
本社:東京都渋谷区広尾1丁目7番20
DOTビル2F
※リゾートオフィスあり
※国内ほぼ全域対応
※ご質問者の個人情報に係わる事は削除又は変更してお届けします。
回 答 |
結論は、家づくりは数千万円単位のお買い物ですので、契約したハウスメーカーさんで納得できないようであれば、契約をキャンセル(解約)することができます。
つまり、まだ間に合います。
解約金に関しては、ケースバイケースです。
注意事項もありますので、実例を含めてお伝えさせて頂きます。
通常はその会社や担当者の対応が素晴らしく、プランや金額面も十分に納得の上で契約されていれば、今回の原田さんのようなお気持ちにはならないかと思います。
ただ、残念ながら今回はそうではないようですね。
業界人としては残念なことですが、原田さんのようなケースは、相手が大手やローコストメーカー関係なく、まだ散見されるというのが実態です。
気にされているのは、セキスイハイムさんとの関係や他のハウスメーカーとの関係、契約金などはどうなるのか?に関してかと思いますので、その点に関して2つの実例をお伝えさせて頂きます。
・実例1:契約後にキャンセルし、契約金が印紙代以外全て戻った例
このケースは、契約前に十分な説明が無く、契約後の打合せを2回ほどしたが、不信感が強くなった例です。
そこで、そのハウスメーカーとの次の打合せを延期し、その間に他のメーカーに相談、その会社でプランや金額、対応面も納得できたので、最初の契約のキャンセル(解約)を依頼。
ハウスメーカー側も落ち度を感じたのか、印紙代以外の契約金100万円全額返済となったケースです。
・実例2:契約後にキャンセルし、契約金の一部が戻った例
このケースは、契約後の何回かの打ち合わせで、ハウスメーカー側の提案内容と自分達の要望が見合わないことが明確化。
やむなく、他のハウスメーカーに相談したら、自分達の予算内で要望が具現化できるとわかった。
ハウスメーカーに契約キャンセル(解約)を依頼し、敷地調査と契約前後の打合せや設計料に費やした費用として、約30万円を引いた契約金が戻ってきた例。
新しく契約となったハウスメーカーでその分、追加値引きとなったケースです。
通常、ハウスメーカーや工務店側に明確な落ち度が無い場合、解約金はそれまでハウスメーカー側が要した実費精算となります。
■契約をキャンセル(解約)して、別のハウスメーカーと契約する際の注意点
・契約後の打合せをすればするほど、キャンセル時の実費精算額は増える。(住宅メーカー側に落ち度がある場合は別)
・別のハウスメーカーと契約をする前に、最初の契約をキャンセルする。
・別のハウスメーカーと契約する前に、プランや見積内容、工期、契約後のプラン変更や設備・部資材の変更に関して、充分に確認の上、契約する。
以上、ご参考となりましたでしょうか?
その他、何かご質問がございましたら、お気軽にこちらのメールまでどうぞ。
ユーム
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