何故住宅展示場ではわからない? 坪単価や耐震性と同じぐらい重要なハウスメーカーを選ぶポイント |
こんにちは。U-hm ユーム 永野です。
少し時間をかけて住宅展示場をまわる際に、耐震性の次に多く訴求をされる事があります。
「うちは30年(60年)の長期保証だから安心です。」
「60年点検システムでアフターフォロー体制も充実しています。」
比較的に安めの中堅ハウスメーカーやどの会社も訴求してきます。
でもその大前提でもっと重要な事は、その長期保証をする会社自体が潰れない事ですよね。
この2年間は、建設業界は着工数が好景気に転じています。
それでも1,581社が倒産しています。
過去にはもっと倒産しています。
そして、もう間もなくその時以上の苦境がやってくる事をご存知でしょうか?
その事を具体的にわかって頂いた上で、住宅展示場をまわって、ハウスメーカー選びをして頂きたいと思います。
以前は不要で今はとても必要なハウスメーカーを選ぶポイント |
ハウスメーカー選びで、今重要なのは潰れない会社を選ぶ事です。
何故今、それがとても重要なのでしょうか?
ご家族や友人にもお伝え頂きたい内容となっています。
■過去の主なハウスメーカーの倒産
●過去の大きなハウスメーカーの倒産・撤退
・2006年3月、野村ホーム株式会社
・2006年8月、三井物産ハウステクノ(三井ハウス)株式会社
・2009年1月、株式会社富士ハウス
2006年と言えば、好景気が持続し11月にはいざなぎ景気(4年10ヶ月)を超える戦後最長の好景気を記録した年です。
野村不動産の子会社である野村ホーム株式会社は外貼り断熱工法を牽引していた会社でした。
いわゆるストロングポイントを持ったハウスメーカーでした。
通称三井ハウスも三井物産の子会社であり、在来木造の名実共に高品質の家づくりをしていた会社です。
私の先輩も三井ハウスを建てており、恐らく現時点でもTOPとも言える程、内装のグレードが高いハウスメーカーでした。
共に、超大手親会社の住宅事業を担う会社でしたが、戦後最長の好景気時期でも思う様に利益を伸ばせず、親会社による早い見切りの撤退でした。
翌年2007年に、アメリカでサブプライムローン問題(低所得者向け住宅ローン証券焦げ付き問題)が発生。
さらにその翌年の2008年9月にリーマンショック(アメリカでは金融危機の中、名門証券会社リーマンブラザースが経営破綻)をきっかけに世界同時不況となった事は皆さまの記憶に残っていると思います。
私は当時ハウスメーカーに努めていました。
住宅展示場にある私が担当したモデルハウスの4軒隣が富士ハウスでした。
当日の朝まで倒産の事を知らされていなかったらしい社員がモデルハウスの前で呆然と立っていたという痛々しい事態となり、TVでも連日の様に工事中のお施主様やオーナー様の悲痛なインタビューや怒りが報道されました。
その富士ハウスだけでなく、建設業界では工務店や下請け関連業者も含めて倒産が相次ぎました。
<建設業界倒産企業数>
・2008年:4,467社
・2009年:4,087社
因みに、近年は景気回復していると言われおり、特にオリンピック需要等により、着工数も伸びた2016年の建設業界の倒産数は1,581社でした。
■2019年後半から高まる!?倒産リスク
リーマンショック後、かなり厳しい状況の中で、株価が急落したり、先行投資で住宅用地を大量に購入したり、建売を量産して在庫を多く抱えたりなど、倒産すると噂されるハウスメーカーも出てきました。(風評被害になるといけませんので、名前は控えさせて頂きます。)
そういった住宅メーカーもなんとか生き残ってこれたのは、2011年3月11日の東日本大震災後の復興需要や、2014年4月消費税8%への増税前の駆け込み需要であったとも言われております。
実際に下表のとおり、2011年の東日本大震災後の12年と13年の新設住宅着工戸数は非常に大きな伸びとなっています。
2014年4月に大きく落ち込みましたが、これは注文住宅の場合は2013年の9月までに請負建築工事契約を結ぶと消費税が増税前の5%で済む為、需要が前倒しになった為です。
つまり、消費税UP前の駆け込み需要は2012年の後半から2013年の9月頃までの間に起きたので、実際の消費税が上がった2014年には大きく落ち込んだ訳です。
その直後に、2015年1月1日以降の相続税と贈与税の改正により、住宅の着工数は回復する事になります。
ここでは簡単に申し上げますと、資産をお持ちの方の相続税が高くなり、贈与税の税率が安くなったり、その適用を受ける対象者が増えたのです。
それにより、親の援助で家を建てたり、特に賃貸住宅の需要が高まり、この業界を大きく支える事になりました。
実は近年はこういった好条件が重なり、何とか生き延びたハウスメーカーや工務店も多いと言えます。
■新設住宅着工数
年度 | 戸数 | 前年比 |
2010 | 819,020 | 5.6 |
2011 | 841,246 | 2.7 |
2012 | 893,002 | 6.2 |
2013 | 987,254 | 10.6 |
2014 | 880,470 | -10.8 |
2015 | 920,537 | 4.6 |
2016 | 974,137 | 5.8 |
2017 | 946,396 | -2.9 |
2018 | 952,936 | 0.6 |
※出典:国土交通省2018年建築着工統計調査
現状はどうかと言いますと、賃貸住宅の需要は既に下降線となり、着工数は前年対比で特にこの半年程は落ちています。
■新設住宅前年比
期間➀ | 戸数 | 前年比 |
2016.1 – 28.11 | 888,831 | 6.6 |
1017.1 – 29.11 | 887,890 | -0.1 |
期間➁ | 戸数 | |
2016.4 – 28.11 | 672,441 | 7.0 |
2017.4 – 29.11 | 664,600 | -1.2 |
これを見るとそれ程大きな落ち込みではないと思われるかもしれません。
ではマンションや分譲住宅を除き、持家と賃家に絞ってみるとどうでしょうか?
■持家と賃家(かしや)の着工数推移と前年比
月 | 持家 | 前年比 | 賃家 | 前年比 |
16.11 | 25,993 | 2.7 | 38,617 | 15.3 |
12 | 23,890 | 6.5 | 34,475 | 2.2 |
17.1 | 20,228 | -0.2 | 31,684 | 12.0 |
2 | 21,322 | 1.6 | 30,842 | 6.8 |
3 | 21,468 | -3.6 | 33,937 | 11.0 |
4 | 23,751 | 0.8 | 36,194 | 1.9 |
5 | 23,846 | 1.5 | 32,956 | 1.6 |
6 | 26,037 | -3.4 | 35,967 | -2.6 |
7 | 25,370 | -5.7 | 36,365 | -3.7 |
8 | 24,379 | -7.4 | 34,968 | -4.9 |
9 | 24,883 | -2.7 | 37,521 | -2.3 |
10 | 24,807 | -4.8 | 38,017 | -4.8 |
11 | 24,904 | -4.2 | 37,508 | -2.9 |
実感はともかく、世間の景気指標は良い状況です。
それにもかかわらず、持家と借家は上記の様に対前年比の着工数がマイナスとなっております。
ハウスメーカーの部所長の方から、次の消費税増税前の駆け込み需要に期待をしているという声も聞きます。
前回は17年ぶりの消費税増税であり、大きな需要となりました。
2019年10月(請負契約は4月から)の消費税10%への増税予定では、前回よりも5年半程しかたっていなく、前回の増税前に既に家を建てたり、建替えた方が多いので、前回程の需要にならないという見方もあります。
先日UPさせて頂いた記事の通り、今までのオリンピック開催国各国の事例によれば、開催年と翌年は経済的に厳しい状況が予測されます。
☞家を建てるべきは消費税UP前?オリンピック後?検証してみました。
2016年に約97万戸の新設住宅戸数でしたが、これも近い将来、大手研究機関の野村総合研究所では2014年当時の分析ですが、2025年には62万戸台に激減すると予測されています。
因みに同研究所の2014年の推測では、2016年度は約87.2万戸でした。実際は97万戸ですので、本来の人口の持つ住宅新設のポテンシャルが前倒しになっていると考えると、その後のリバウンド(激減)も心配されます。
■今ハウスメーカーを選ぶ際の重要ポイント
まさに今まで以上に合併や吸収も一部生じるのでしょうが、ハウスメーカー・工務店が淘汰される時代となる事が予測されます。
耐震性も、坪単価やトータル費用も大切です。
それと同様に、大手だから、有名だからは関係なく、危ない会社を選ばない。生き残る事ができるハウスメーカーを選ぶ事が肝要なのだという事をわかって頂けましたでしょうか?
中には、建物が建って住み始めれば、そのハウスメーカーは潰れても構わない。
長期保証も要らないし、メンテナンスも自分で他に頼むという方もいらっしゃるかもしれません。
私の父親が建てた会社も既にありませんが、建てた会社が倒産してしまうデメリットはそう単純なものでなく、色々な事に影響していきます。
次回はその事を知っておいて頂きたいと思います。
また、具体的に潰れないハウスメーカーの選び方もお伝えできればと考えております。
はじめまして。U-hⅿ ユーム 永 野 とはこんな人物です。
現一部上場情報システム関連企業で新人約100人中トップセールス
ニュービジネス協議会理事(当時)の方の新規起業をNO2として最初から手伝うも失敗
(トップ逃亡。20代前半で数百万円貸したお金も戻らず、給料も数か月無し。いい勉強料と思いこむしかなかったです。トホホ)
外資財閥系情報サービス企業で約300人中トップセールス
(と言っても、この頃はまだまだ仕事の本質が分かっていませんでした。
根性だけはあったと思いますが、めちゃくちゃ半人前の営業担当者でした。
広島に新設の営業所長となり、超ド級のブラック企業を新拠点から改革しようとしました。が、力不足で失敗。所長を降ろされ退職。人生で大きな挫折感を味わいました)
一分一秒を争うレストラン・病院の厨房に関して、HACCP(危害要因分析必須管理点)に基づき動線設計・環境改善提案を5年
(メニューごとに少しでも効率的で、使う人がより楽な動線・環境を考える経験は今の仕事にとても生きています。特にO157などのウイルスを削減する提案は重要な仕事だと思います。が、厨房から見る華やかなレストランの客室がなんとも輝いて見えたことか。一生の仕事として、空間やインテリアのトータル的な仕事がしたくなりました。)
住宅ローンから注文住宅のトータルサポートを20年以上しております。
◯大手ハウスメーカー時代
大手ハウスメーカー時代は、担当の設計士の提案と私の提案と両方提示することが多かったです。
事実上、約7割の方は私の間取り案を採用されています。
最初の10年ほどは良く設計士とぶつかってました。
後半は設計士案を尊重しつつ、より良い案が捻出できれば、さりげなくそれを採用してもらう術を身に着けました。
設計士との良いコラボの関係を築くのが得意となりました。
上長からは、図面描くよりもっと新規営業してくれと何度も言われました。
(どのお偉いさまも諦めていただきありがとうございました。)
契約後も、予算上の要望が実現ができないとなると、その解決が最高の快感でした。
上長からは、契約後は設計士に任せて、新規営業してくれと何度も言われました。
(どのお偉いさまも、あきれて自由にさせていただいてありがとうございました)
間取り設計は、中学生のときに将来の3階建マイホームを描いたのが最初です。
いわゆる営業的PRよりも、予算内で問題解決の間取り案の捻出は誰にも負けない自信があります。
お試しあれ。
とはいえ、注文住宅はプランだけ良くてもダメです。
形なき状態から主に会話をベースとして、数千万円、億単位の家をつくるわけです。
進め方や施主や社内・社外関係者との連携プレイ、最善の資金計画やプランニング、施工などなど、難易度はものすごく高いです。
私も失敗・後悔して、お施主さんを怒らせてしまったこともあります。
施主本位で動いていたつもりが、組織の理論の流れに組み込まれてしまったと後悔した時もあります。
後半のマネジメントの苦しみと嬉しさを含み、深い反省と改善の繰り返しの16年半でした。
ただし、商品である構造や会社のフォロー体制など、その良さを嘘つく必要がなく、施主との関係を築いてこれたのはとても幸せでした。
今もなお仕事を通じて、良好な関係を継続させてもらっています。
ときに厳しく物言いもしていますが、感謝です。
◯起業
熊本地震のボランティアに妻と行ったことが大きな転機となりました。
ネットでは、地震に強い家の表面的だったり、過った情報が氾濫しています。
本当に地震に強い家とはなにかをもっと広く伝えたい。
ひと家族でも多く、本当に安心できる暮らしをしてもらいたい。
と強く思い、妻も周囲もまさかの起業でした。
現在、u-hm株式会社を経営しております。
ミッションは
■ミッション 本当に地震に強い家とは何かを広く伝え、 一人でも多く、より災害に強い家で暮らしていただく
|
です。
そのために、WEBメディア「注文住宅アカデミー」WEB住宅展示場u-hmユームを運営しています。
特に耐震性関連の記事は年間35万回ほど読まれ、国内で注文住宅を建てる数の約半分ほどの読者数を達成(googleアナリティクスによる)しています。
少しは、ミッションを達成できているという実感があります。
(最初は まったく 読まれていませんでした。うれしい。読者にもスタッフにも感謝)
とはいえ、この注文住宅の業界はまだまだクレーム業界とも言われています。
実際大手やローコスト関係なく、お施主様とハウスメーカーのトラブルは跡を絶ちません。
優秀な営業担当も設計士もミスはします。
そこで、起業当初からユームのサブミッションは
■サブミッション 失敗・後悔せずに、普通以上の満足な家づくりを支援する
|
です。
今も土地購入のご相談やハウスメーカー選び、資金計画、ハウスメーカーのプランなどのご相談や、契約後にプランを最終決定する前のセカンドオピニオンの提供を日々行っております。
ほぼ全国対応です。
全国の方から、ただ単に参考となったという感想ではなく、
「ユームさんに相談できて助かった」
「こんなにセカンドオピニオンをもらえると思っていなかったので感動しました」
という本当に嬉しい多くのお言葉をいただいております。
それが生きがいとなり、スタッフと共有できているのが大きな幸せとなっております。
今後は、より多くの方のご相談を受けているので、AIによる注文住宅コンシェルジュ/質問・相談自動応答サービスを本気で導入計画中です、
◯その他
施主の立場経験を2回
(注文住宅はまだまだ勉強中。本当に奥深い。寝る前や疲れた時は3回目の家づくり案をニヤニヤと練っています)
妻に家事をしていると認めてもらって? 3年半
(サーフィンする時間が欲しく、家事の時短化研究中)
賃貸を満室運営13年以上
(コンセプト型の賃貸としてデザインすることで、借りている方も本当に良い方です。ありがたや)
マイホームを楽しんでいるハワイ島大好き大人サーファーです。
(当分いけないので、庭のヤシさん達みて癒やされている。70歳になってもサーフィン愉しむぞ)
※家づくりが大好きなハウスメーカー経験者の方、会社よりも顧客の満足重視でやってきたと自負ある方限定で、スタッフ(正社員からホームワークまで)募集中です。まずは募集内容をお問い合せください。
今は白髪を染める時間ももったいないので、もっと白髪あり。
(最近の研究)
・究極に家事が楽になる新しい仕組み
・予算内で新しい最高の間取りの研究
・家育(いえいく:永野の造語)の仕組み
・暮らしにおいて満足継続システムの開発
・家が稼いでくれる新しい仕組み
(今四苦八苦していること)
・注文住宅系youtuberへの挑戦(スタッフから「もっと笑って」「言葉かまないで」など、煽られ怒られつつ)
・赤ちゃん猫育て(心配し癒やされの繰り返しつつ)
U-hm株式会社
本社:東京都渋谷区広尾1丁目7番20
DOTビル2F
※リゾートオフィスあり
※国内ほぼ全域対応
はじめまして。U-hⅿ ユーム 永 野 とはこんな人物です。
現一部上場情報システム関連企業で新人約100人中トップセールス
ニュービジネス協議会理事(当時)の方の新規起業をNO2として最初から手伝うも失敗
(トップ逃亡。20代前半で数百万円貸したお金も戻らず、給料も数か月無し。いい勉強料と思いこむしかなかったです。トホホ)
外資財閥系情報サービス企業で約300人中トップセールス
(と言っても、この頃はまだまだ仕事の本質が分かっていませんでした。
根性だけはあったと思いますが、めちゃくちゃ半人前の営業担当者でした。
広島に新設の営業所長となり、超ド級のブラック企業を新拠点から改革しようとしました。が、力不足で失敗。所長を降ろされ退職。人生で大きな挫折感を味わいました)
一分一秒を争うレストラン・病院の厨房に関して、HACCP(危害要因分析必須管理点)に基づき動線設計・環境改善提案を5年
(メニューごとに少しでも効率的で、使う人がより楽な動線・環境を考える経験は今の仕事にとても生きています。特にO157などのウイルスを削減する提案は重要な仕事だと思います。が、厨房から見る華やかなレストランの客室がなんとも輝いて見えたことか。一生の仕事として、空間やインテリアのトータル的な仕事がしたくなりました。)
住宅ローンから注文住宅のトータルサポートを20年以上しております。
◯大手ハウスメーカー時代
大手ハウスメーカー時代は、担当の設計士の提案と私の提案と両方提示することが多かったです。
事実上、約7割の方は私の間取り案を採用されています。
最初の10年ほどは良く設計士とぶつかってました。
後半は設計士案を尊重しつつ、より良い案が捻出できれば、さりげなくそれを採用してもらう術を身に着けました。
設計士との良いコラボの関係を築くのが得意となりました。
上長からは、図面描くよりもっと新規営業してくれと何度も言われました。
(どのお偉いさまも諦めていただきありがとうございました。)
契約後も、予算上の要望が実現ができないとなると、その解決が最高の快感でした。
上長からは、契約後は設計士に任せて、新規営業してくれと何度も言われました。
(どのお偉いさまも、あきれて自由にさせていただいてありがとうございました)
間取り設計は、中学生のときに将来の3階建マイホームを描いたのが最初です。
いわゆる営業的PRよりも、予算内で問題解決の間取り案の捻出は誰にも負けない自信があります。
お試しあれ。
とはいえ、注文住宅はプランだけ良くてもダメです。
形なき状態から主に会話をベースとして、数千万円、億単位の家をつくるわけです。
進め方や施主や社内・社外関係者との連携プレイ、最善の資金計画やプランニング、施工などなど、難易度はものすごく高いです。
私も失敗・後悔して、お施主さんを怒らせてしまったこともあります。
施主本位で動いていたつもりが、組織の理論の流れに組み込まれてしまったと後悔した時もあります。
後半のマネジメントの苦しみと嬉しさを含み、深い反省と改善の繰り返しの16年半でした。
ただし、商品である構造や会社のフォロー体制など、その良さを嘘つく必要がなく、施主との関係を築いてこれたのはとても幸せでした。
今もなお仕事を通じて、良好な関係を継続させてもらっています。
ときに厳しく物言いもしていますが、感謝です。
◯起業
熊本地震のボランティアに妻と行ったことが大きな転機となりました。
ネットでは、地震に強い家の表面的だったり、過った情報が氾濫しています。
本当に地震に強い家とはなにかをもっと広く伝えたい。
ひと家族でも多く、本当に安心できる暮らしをしてもらいたい。
と強く思い、妻も周囲もまさかの起業でした。
現在、u-hm株式会社を経営しております。
ミッションは
■ミッション 本当に地震に強い家とは何かを広く伝え、 一人でも多く、より災害に強い家で暮らしていただく
|
です。
そのために、WEBメディア「注文住宅アカデミー」WEB住宅展示場u-hmユームを運営しています。
特に耐震性関連の記事は年間35万回ほど読まれ、国内で注文住宅を建てる数の約半分ほどの読者数を達成(googleアナリティクスによる)しています。
少しは、ミッションを達成できているという実感があります。
(最初は まったく 読まれていませんでした。うれしい。読者にもスタッフにも感謝)
とはいえ、この注文住宅の業界はまだまだクレーム業界とも言われています。
実際大手やローコスト関係なく、お施主様とハウスメーカーのトラブルは跡を絶ちません。
優秀な営業担当も設計士もミスはします。
そこで、起業当初からユームのサブミッションは
■サブミッション 失敗・後悔せずに、普通以上の満足な家づくりを支援する
|
です。
今も土地購入のご相談やハウスメーカー選び、資金計画、ハウスメーカーのプランなどのご相談や、契約後にプランを最終決定する前のセカンドオピニオンの提供を日々行っております。
ほぼ全国対応です。
全国の方から、ただ単に参考となったという感想ではなく、
「ユームさんに相談できて助かった」
「こんなにセカンドオピニオンをもらえると思っていなかったので感動しました」
という本当に嬉しい多くのお言葉をいただいております。
それが生きがいとなり、スタッフと共有できているのが大きな幸せとなっております。
今後は、より多くの方のご相談を受けているので、AIによる注文住宅コンシェルジュ/質問・相談自動応答サービスを本気で導入計画中です、
◯その他
施主の立場経験を2回
(注文住宅はまだまだ勉強中。本当に奥深い。寝る前や疲れた時は3回目の家づくり案をニヤニヤと練っています)
妻に家事をしていると認めてもらって? 3年半
(サーフィンする時間が欲しく、家事の時短化研究中)
賃貸を満室運営13年以上
(コンセプト型の賃貸としてデザインすることで、借りている方も本当に良い方です。ありがたや)
マイホームを楽しんでいるハワイ島大好き大人サーファーです。
(当分いけないので、庭のヤシさん達みて癒やされている。70歳になってもサーフィン愉しむぞ)
※家づくりが大好きなハウスメーカー経験者の方、会社よりも顧客の満足重視でやってきたと自負ある方限定で、スタッフ(正社員からホームワークまで)募集中です。まずは募集内容をお問い合せください。
今は白髪を染める時間ももったいないので、もっと白髪あり。
(最近の研究)
・究極に家事が楽になる新しい仕組み
・予算内で新しい最高の間取りの研究
・家育(いえいく:永野の造語)の仕組み
・暮らしにおいて満足継続システムの開発
・家が稼いでくれる新しい仕組み
(今四苦八苦していること)
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