ユーム 永野です。
さっそくですが、
みなさんは、モデルハウスを見学する際に、将来の家づくりの明暗が決まるということをご存じでしょうか?
家づくりの経験者ならわかってもらえると思うのですが、これ、大げさではないです。
大手ハウスメーカー時代を含めて、トータルで80億円以上の注文住宅のお手伝いをしてきたなかで、
失敗・後悔しないで家を建てるために、今日このポイントだけでも知っておいていただきたい!
今回はそういう内容です。
今日それを住宅展示場見学の5つの残念にまとめてお伝えします。
そしてモデルハウスを見学する上で、一番の問題点もわかります。
その問題をクリアする方法もわかります。
本来、住宅展示場を見学するのは楽しいものです。
ストレス無く、将来の家づくりで後悔・失敗しないための参考としていただければと思います。
1.住宅展示場モデルハウス見学の5つの残念とは? |
まずは住宅展示場を見学された多くの方が「残念」と思われていることを知っておきましょう。
モデルハウス見学の5つの残念 |
1.毎回、同じ様な個人情報(アンケート)を書かないといけない。 毎回、予算や計画のことなど同じ様なことを聞かれる。 (アンケートを拒否したら嫌な顔をされた。)
例えば6社見学したら、同じことの内容が1社30分として180分も同じことの繰り返しなので疲れてしまいます。せっかくの休日なのに・・
・・・・・ この最善な解決法はのちほどわかります。
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2.どのモデルハウスも現実より遥かに大きく豪華すぎる。1億数千万円の建物なんて参考にならない。
(もちろん。モデルハウスのこのまま建てたい。もっと大きな家を建てたいという方も実際にいらっしゃいます。)
・・・・・ この解決法はシンプルです。 気に入った会社に、「リアルサイズの家を見学したい」と伝えればきっと見せてくれます。
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3.どの会社もウチが一番地震に強いと言う。どの会社もウチは長持ちする、火災に強いという。 どこからも構造のPRを長時間されて、結局どこが良いかわからなくなった。
・・・・・ 下記の記事が参考となると思いますので、のちほどどうぞ。 ・モデルハウスでハウスメーカーを比べる時短方法は コチラ
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4.初めてのモデルハウス見学でA社のことが気に入ったけど、営業マンがあまり良い印象ではなかった。 もう少し詳しい話を聞こうと2つ目のモデルハウスに行った。 感じが良さそうな営業マンが挨拶してくれたが、既に他のモデルハウスに行ったと言ったら、いつの間にか女性のパートらしい方に代わって2度と現れず、詳しい話も聞けなかった。 結局、最初の営業マンが自分達の担当者となった。
・・・・・ 実際に見学している方からこの声は多いです。 これという対処法が無いかなというのが現況です。
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5.計画はまだ先なのに、見学後に各社の営業マンが家まで突然営業しにきた。その後の電話も何度も。ちょっと迷惑。
・・・・・ 受付やアンケートで、住所や名前を書いた時にまだ営業されるのが嫌であれば、口頭 + そのアンケートにもその旨を書いて伝えましょう。
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これは実際にある残念な一例です。
まだその会社を本格的に検討するかどうかわかないのに、個人情報を提供したくない方も多いのではないでしょうか。
一方的な営業ではなく、自分達のペースで楽しく見学したくありませんか。
将来建てるかもしれない気に入ったハウスメーカーなら、自分で好みの担当者を選びたくないですか。
次の住宅展示場見学の一番の問題点も合わせて、どうすればよりよいモデルハウス見学ができるのかがわかります。
2.住宅展示場見学の【一番の問題点と対策】 |
まずは、住宅展示場見学の意外と知られていない2つの注意点を知った上で、一番の問題点とその対策をおさえましょう。
■住宅展示場見学の注意点
1.あなたが 最初に モデルハウスに行った際に、たまたまそこにいた営業マンがあなたの担当者となる。
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2.人気がある優秀な営業担当者は紹介による契約も多く、打合せで忙しい! モデルハウスになかなか入れない。住宅展示場では出会う確率が低い。
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つまり、
■住宅展示場見学の一番の問題点
一番の問題点は、 今までの住宅展示場見学の方法では、将来の家づくりを任せるかもしれない優秀な担当者をあなたの担当にできる確率が少ない!
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ということです。
これは 昔から今も同じシステムのままの住宅展示場見学における実体と言えます。
今回はその解決法がわかります。
補足しておくと、資料請求をして個人情報を提供した段階で、あなたの担当者が決まってしまう会社も多いです。 日々とても多くの資料請求が各建築会社には届き、各社競争のなかで少しでも早く営業活動をしたいので、アポなし訪問や電話営業をしている会社も多いです。 それが、資料請求をした段階でスグにあなたの営業担当者が決まることが多い理由です。 そして、人気があって紹介受注も多い営業担当者はそれらの資料請求をフォローする時間が無いことは、みなさんは容易にご想像できるのではないでしょうか。 |
そして、もう一つとても大事なことは、
人気があり優秀な営業担当者は、忙しく優秀な設計士をおさえている! |
ということです。
正確に言うと、優秀な設計士は優秀な営業担当者の仕事を優先して受けます。
人気がある担当者は紹介受注などで次々に契約するので、その仕事で人気がある設計士のスケジュールはどんどん埋まっていくわけです。
因みに設計士を決めるのは営業担当であることが多いですが、社内でもまだ認められていない営業担当の場合、自分で選ぶことができずに何かしらの理由で人気がない設計士と一緒に仕事をしていくという循環となりがちというのも実体です。
付け加えると、
自分達が支払い可能な予算内で、より良い提案を得られるかどうかは営業担当者の能力次第です。
予算内でより良い提案を得られるかどうかは営業担当者の能力次第 |
設計士よりも、予算管理能力は優秀な営業担当者の方があることが多いからです。
ここで言う優秀な営業マンとは経験も豊富で提案力があるだけではなく、施主の立場でものごとを考えられる担当者です。
予算やスケジュールをしっかりと管理できて、設計士、インテリアコーディネーター、工事担当を含めて「あなたの家づくりプロジェクトチーム」のリーダーシップが取れる人材のことです。
より良い家づくりができるかどうかは、営業担当次第と言っても過言ではないです。
みなさんは将来、自分達が一生懸命稼いできた、またはこれから稼いで住宅ローンを払っていく数千万円以上のお金を託す営業マンや設計士は、提案力もあって、自分達との相性も良い人に担当になって欲しいと思いませんでしょうか?
それらのことも、ユームの【Uモデルハウス見学】無料サービスでは全て解決していますが、今回はユームのサービスを利用しなくても、大丈夫なコツがわかります。
自分達でできる、よりよいモデルハウスの見学法、良い営業マンをあなたの担当とできる方法をお伝えします。
■より良い住宅展示場の見学法
1.無防備で住宅展示場にいかない。
まずは、どういう担当者がノウハウがありそうなのかを見分けられるように、ネットなどで注文住宅の基礎知識程度は身に着けてから住宅展示場に行きましょう。
ユームのこのWEBメディア以外でも、基礎知識は無料で手に入りますので、いろいろと見て勉強してから住宅展示場に行った方が良いと思います。
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2.住宅展示場で安易に個人情報を書かない。
住宅展示場では、「まずは受付をしてください。」「アンケートをお願いします。」と言われます。 ほとんどの方は言われるままに個人情報を書きます。
でも安易に個人情報を書かない方が良いです。
アンケートを促されても、「個人情報はまだ書く段階ではないので、どの会社にもアンケートとか書いてないのですが見学させてもらっても大丈夫ですか?」と聞きましょう。
中には、嫌な顔をする担当者や女性スタッフもいますが、ほとんどの場合はまずこれで大丈夫です。普通に見学できます。
見学の後半に、再度、受付・アンケートを催促されても、「ひととおり回って良さそうな会社さんにはもう一回必ず来ます。その時には個人情報を書きますので」と伝えれば大丈夫です。
特に、この言葉は最初に言っても良いです。 「良さそうな会社にはもう一回来るので」と伝えれば、営業マンも自分を気に入ってもらおうと一生懸命接客して参考となる情報を教えてくれるからです。
実際に一通り回って他の担当者と比較して、その時の担当者が良さそうであれば、指名してあげてくださいませ。 きっと喜んで、より一生懸命提案してくれます。
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3.ひととおりの(会社の)モデルハウスを見学して、知識を身につけていく。
見学すれば、向こうからいろいろとPRをしてくれますので、自然と知識が身についていきます。
ただし、全て鵜呑みにするのはやめましょう。
意外と曖昧であったり、少し間違ったことを言う営業マンもいるからです。 メモを取り、聞いたことを他の会社で「○○と聞いたのですが本当でしょうか?」などと質問してみると違う見解を知ることもできます。
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4.この人なら任せられる!と惚れることができる担当者と出会えてから個人情報を提供する。
事前に勉強した基礎知識と、ひととおり展示場を回っていろいろ聞いてわかってきたことを基に、いろいろと担当者に質問してみてましょう。(「注文住宅に関係する補助金や税金面を教えてもらえますか?」など)
その回答が具体的で明確な担当者、受け答えに好感持てる担当者を見分けましょう。 (でも、みんな接客対応や質疑応答は訓練されていますので、どの担当者も良く見えます。ですのですぐには個人情報提供しない方が良いです。)
そして、「予算オーバーとなった時、みなさんどうされている方が多いですか?」など実績がわかるような質問をさりげなく聞いてみましょう。
その回答が坪数を減らしているとか予算をちょっと上げてもらっているだけではなく、具体的なアイディアなども含まれているような担当者を選びましょう。
あとはその営業の知識や話し方などで、直観的に「惚れられる」とか、「この担当スゴイ」と感じられるかどうかも重要です。 そう感じたら初めて個人情報を提供すれば、その営業マンがあたなの担当となります。
もちろん、数社の良さそうな担当者を見つけ、同時に土地探しやプラン依頼をして比較しても大丈夫です。 アスリートの世界もそうですが、競争があるかたこそ、プレーが向上していきますよね。
注文住宅のプラン提案や見積提示も同じです。 その方が、より良い提案を受けられる確率は高まります。
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5.プランを依頼する段階で、なるべく早く「私たちの要望に合う優秀な設計士さんをつけてください。」と頼む。
どんな営業マンも「優秀な設計士を選びます」などと言いますが、念をおして頼むことが重要です。
ただ、本当に優秀で人気ある設計士は先々の予定が詰まっています。
ですので、次の打合せや契約、引渡しまでの期間はゆとりをもっておいたが方が良いです。
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この5ステップが、住宅展示場見学で失敗・後悔しないための重要なコツです。
接客する担当者もみんな一生懸命なので、良さそうに見えたり、情も移りやすいです。
でも、安易に個人情報を提供しないことです。
そうすることで、アンケートに書いてもらえず、後日指名ももらえなかった営業マンは志さえあれば、より接客技術を磨き、やがて自分本位ではなく、お客さんの立場にたった接客をすることが大事なのだと気づき精進すると思います。
将来の家づくりで、契約したあとや住んだ後に「失敗した」「後悔している」とならないための自分達でできる最低限の対策です。
ぜひ、将来に自分達の数千万円以上のお金を託せるより良い担当者を見つけるためと思って、頑張ってください。
ユーム 永野による今回のテーマは以上です。
※ユームの無料サービスにはご興味無い方はここまでで大丈夫です。
ユームのサービスを利用しなくても、失敗・後悔しない家づくりのために参考となる他の記事は コチラからどうぞ。
ユームでは、今回お伝えしたことは最低限の対策だと思っています。
一流のアスリートを見てもわかるように、どんなに優秀な営業担当者も設計士も失敗するからです。
常にベストなパフォーマンスをするのは難しいからです。
特に、残念ではありますが、この注文住宅の業界はクレーム産業といまだに言われています。
今まで、それらを少しでも、解決できてきたと言えるのが、ユームのセカンドオピニオンサービスです。
「どうせなら、優秀な担当者から話を聞いて各社を比較したい」 「ハウスメーカーの意見だけではなく、第三者の見解もいろいろと参考にしたい」 「予算の中で、本当に地震に強い家を建てたい」 「提案された間取りが、客観的な専門家から見て問題無いか? もっと良いアイディアは無いか相談してみたい」 「この内容で契約しても大丈夫か相談したい」
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という方向けの無料サービスです。(相続税対策のご相談など一部は有料です。)
ユームの考え方になんとなく共感をいただける方のみ、何故人気があるのか? その理由をご覧いただければと思います。(何故無料でできるのかも明示しています。)
・将来、家づくりで失敗・後悔しないための最善のモデルハウス見学法【Uモデルハウス見学】無料サービスとは? コチラ |
ユームのサービスは興味無くても良いので、コチラがまだの方はとても参考になるのでチェックしておいた方が良いです。
※こちらも後半にユームの設計プラン依頼法の案内がありますが、そこは省いていただいて大丈夫です。
・なぜあなたは設計士からより良い提案がもらえないのか? 3つの理由と対策は コチラ |
将来土地探しから家を建てる方は、コチラだけはチェックしておいた方が良いです。
最後にユームのサービス案内はありますが、その前の部分だけで十分に土地探しで失敗・後悔しないための重要なポイントがわかります。
・土地地探しの3つの落とし穴と解決法 は コチラ |
みなさんが将来、失敗・後悔ない家づくりができますように。
それではまた。
ユーム 永野
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